甘酒が嫌いな人!飲めるようになりたい

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このページでは、甘酒嫌いな人が飲めるようになるためのポイントについて紹介しています。

 

寒い季節の期間限定の飲み物だった甘酒ですが、隠されていた栄養がメディアに紹介され、美容や健康に意識が高い女性たちを中心にブームになっています。

栄養たっぷりで、体にも美容にもいいことずくめと聞けば、誰だって飲んでみたくなりますよね。

 

しかし、甘酒は発酵食品の一種。

味が独特なので好みが別れますから、嫌いな人が出てきます。

 

味が嫌いだからって、体に良いことが分かってるのに飲まないのはもったいない、なんとか飲めるようになりたいと考える人も多いでしょう。

 

一口に甘酒と言っても、物によって味は全然違いますし、様々なアレンジレシピも開発されています。

好きになれないのは、自分に合う甘酒に巡り会えていないだけかも。

 

甘酒のどこが苦手なのか、詳しく分析しながら少しでも飲めるように目指します。

 

甘酒が嫌いな人に多い理由は?

甘酒の味や匂いは好みが別れますから、苦手な人の中には子供の頃飲んでから何年も口にしていないことも珍しくありません。

多くの人が苦手と感じる代表的なポイントを見ていきましょう。

臭いが嫌い

甘酒は発酵食品ですから、一般的な食品に比べると独特な匂いがあります。

納豆、味噌、醤油なんかもそうですよね。

 

好きな人にとっては食欲そそりますが、嫌いな人にとっては何とも言えない不快な臭いです。

甘酒の種類ごとの匂いの特徴はどんなものなのでしょうか。

米麹甘酒の場合

米麹甘酒は、米麹に含まれるコウジカビがお米を発酵することで作られます。

ですから、米麹そのものの臭いによって甘酒の風味が大きく変わります。

  • 靴下
  • カビ臭い
  • 栗の匂い

なんて表現されているようです。

 

栗はともかく、靴下やカビ臭いなんて、お世辞にも良い香りとは言えません。

 

米麹の管理は蔵元によって全然違います。

伝統を重んじる歴史ある蔵元の中には、長年培った風味や菌を付着させるため、麹を育てる室蓋と呼ばれる入れ物を洗わず、何度も使い回しするところも。

 

もちろん、自分と相性が良いところの麹であれば、良い匂いに感じますが、そうでなければどうしようもありません。

嫌気臭と呼ばれて、香辛料でごまかしたり、他の飲み物で薄めても気づいてしまうんだとか。

もったいないですが、相性の悪い米麹や甘酒を引いてしまったら、運が悪かったと思って、捨てましょう。

 

必ずしも創業云十年のこだわりの米麹や甘酒が間違いない、と言えないところも甘酒の奥深さと言えそうです。

酒粕甘酒の場合

酒粕甘酒は、酒粕とお米を煮溶かして、砂糖で味を調えるだけのシンプルな飲み物。

シンプル故に、酒粕の味がダイレクトに表面に現れます。

 

酒粕とは、そもそも日本酒を仕込むプロセスの中で出る廃棄物。

お米など、日本酒の材料となる固形物を絞り固めた出涸らしのような物なので、「お酒のかす」と呼ばれています。

製造の過程で取り除かれたものと言えども、酒粕には日本酒が染み込んでいます。

 

アルコールの強さは製品によって異なりますが、物によって8%近くになるんだとか。

 

ですから、甘酒にすると一気に日本酒ならではのお米と、アルコールの風味が全面に出てきます。

お酒が苦手な人は、ほとんど全員アルコールと日本酒の臭いどちらも苦手。

 

酒粕甘酒は温かいまま飲むことが多いですから、日本酒の風味が強まります。

子供の頃に酒粕甘酒を飲んで苦手意識を持った人は、このタイプが多いのではないでしょうか?

 

もしも、子供の頃に飲んで酒粕甘酒が苦手だと思っていても、今日本酒が飲める方は試してみてください。

嘘のように美味しく飲めるかもしれません。

>>甘酒の臭いが苦手!対策を詳しく

粒々が嫌い

 

甘酒は米麹、酒粕どちらから作られる場合でも、お米が欠かせません。

米麹や酒粕そのものにもお米が含まれていますから、どうしても粒々があります。

 

飲み物は喉ごしも美味しさのうち。

タピオカなど、食感を楽しむ飲み物も流行していますが、お米の粒々感が喉にひっかかって飲みにくいと感じる人も多いです。

 

粒々が気になるなら、少し大変ですがミキサーやブレンダーにかけると簡単に滑らかになります。

粒がない市販品も多いので、その中から選んでも良いでしょう。

>>市販甘酒で飲みやすいのはどれ?定番5選

甘酒の甘さ

甘酒の美味しさと言えば、独特な甘さ。

米麹の甘酒では、発酵でお米から甘味が引き出されているので、砂糖には出せない柔らかな甘味が特徴です。

 

しかし、慣れ親しんだ砂糖の甘さではないからこそ、好みが別れるポイントにもなります。

甘過ぎる

甘酒の甘味が嫌われる理由として多いのが、甘過ぎると言うもの。

 

米麹甘酒の甘さは何度も言って入る通り、コウジカビがお米からどれくらい甘味を引き出したかによって決まります。

 

もう少し詳しく説明すると、糖化と呼ばれ、コウジカビがお米のデンプンを人が甘味として感じやすいブドウ糖へ変化させる働きです。

この糖化は発酵時間で行われますが、どの米麹がどれくらい働いたかによって進み具合が変わってきます。

 

温度、麹の種類、発酵時間、お米の硬さでも糖化の進行具合は変化しますから、米麹を同一の温度と時間で発酵させたからと言って、画一的に同じ甘味になるわけではありません。

 

それほど、甘味の調整は難しいのです。特に、手作り甘酒の場合、発酵不足で腐敗したりお米がカチカチでは困りますから発酵時間が長くなりがち。

そのためお米の糖化が進み、丁度良い甘味を通り過ぎてしまうことがあります。

甘味が薄い

逆に甘味が薄すぎるパターン。

 

手作りだろうが、市販だろうが、米麹甘酒からしっかり甘味を引き出すためには十分に糖化させる必要があります。

 

しかし、小さなコウジカビに材料全体からしっかり甘味を引き出すには、適切な発酵をしていても時間がかかります。

手作りの場合、長いと10時間前後にものぼることも。

 

ヨーグルトメーカーなど、発酵専用の機器で作っている場合はともかく、炊飯器のような一般的な調理家電をそんなに長時間甘酒で占領できません。

 

また、甘酒の仕込みに慣れないうちは、仕上がりが気になってつい早めに発酵からあげてしまうこともありますね。

大量生産の市販品もできるだけ短時間でたくさん作りたいので、物によっては発酵が不十分なことも。

 

そのままでも甘いはずの米麹甘酒に甘味料が含まれていることがあるのは、このためです。

甘酒が飲めるようになるかも?対策とは

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風味が独特で飲みにくいイメージが強いですが、少しの工夫で、印象がガラリと変わります。

どこが気になるかによって、適切な対策をすることで、一気に飲みやすくなるかもしれません。

火入れする

火入れするとは、要するに加熱処理のこと。

手作り甘酒の、特に米麹甘酒は栄養面を優先させるため、火入れせずにそのまま飲む生タイプがメジャーです。

 

加熱処理することで、酵素など、熱に弱い栄養は破壊されてしまいいますが、その変わり甘酒独特の風味がマイルドになります。

コウジカビのカビ臭さが和らぎ、飲みやすくなるだけでなく、甘酒の素材そのものも旨味が引き立ちます。

 

また、アルコールを飛ばす効果もあるので、酒粕甘酒にも有効です。

こんなタイプに向いています

  • 酒粕甘酒、米麹甘酒が臭い

>>甘酒を火入れのやり方は?栄養や効果はどうなる?

違う米麹甘酒を飲んでみる

米麹甘酒の味や風味は、米麹によって変わってきます。

材料に加えた米麹によって、甘酒が美味しくも不味くもなります。

 

もしも、一種類だけ飲んだだけで「合わない」と感じたのであれば、単純に米麹との相性が悪かっただけかもしれません。

同じ米麹甘酒でも香りや味がガラリと変わりますので、いくつか試してみてはいかがでしょうか。

こんなタイプに向いています

  • 米麹甘酒が臭い
  • 粒々が嫌い

 

手作り甘酒にしてみる

発酵でお米から甘味を引き出すには、長い時間がかかります。

ですから、市販の甘酒は効率的に製品を生産するため、発酵で足りない甘味を甘味料で補っていることがあります。

米麹甘酒にも関わらず、人工的な水飴のような甘さ感じることがあるのはこのため。

 

発酵だけでしっかり甘い甘酒は、生産効率が悪いためどうしても高価。

甘味料を加えずに、お米だけで十分甘い甘酒を楽しむのは、手作りならではの贅沢と言えます。

 

米麹甘酒の甘味の基になるブドウ糖は、砂糖よりも甘さが弱いのが特徴。

しっかり甘いとは言われながらも、砂糖よりもすっきりした味が楽しめます。

 

また、酒粕甘酒は砂糖で味が調整されますが、これも手作りなら好みに合わせて甘味の強さが変えられます。

砂糖以外に、蜂蜜やメープルシロップなど、自然の甘味料を使えば栄養面でもGood。

どちらにせよ、自分の舌に合わせて甘味を変えられるのが、手作りの醍醐味です。

こんなタイプに向いています

  • 甘酒が甘い
  • 甘酒が薄い

>>甘酒が薄くてまずい!手作りなら変わる?

他の液体で薄める、割る

ミックスジュースは、ベースの飲み物の美味しさプラス違った味わいが楽しめる飲み方ですよね。

 

それと同様、甘酒も他の飲み物と組み合わせることで、一味違う美味しさが出てきます。

甘酒の濃度が薄まるため、独特の風味が弱まり、苦手な人にとって飲みやすくする効果もあります。

 

王道な割り方としては

  • 牛乳
  • 豆乳
  • コーヒー
  • ジュース
  • カルピス
  • お湯割り

などが有名ですが、レシピを検索すると他にも色々な割り方が紹介されています。

 

お好みで新しい割り方にチャレンジしてみるのも楽しいでしょう。

こんなタイプに向いています

  • 酒粕甘酒が臭い
  • 酒粕甘酒が臭い
  • 甘過ぎる

まとめ

いかがでしたか?

 

甘酒は発酵食品ならではの味や香りがあります。

それがいきなり好みに合えば良いのですが、そうでないことも少なくありません。

 

特に、米麹甘酒は最近のブームで広く知られるようになりました。

ごく最近初めて飲む場合も多いので、慣れるまで飲みにくさを感じる人も多いです。

飲みやすくなるような工夫をしながら、楽しんで健康や美容のサポートに役立てましょう。

 

以上、「甘酒が嫌いな人!飲めるようになりたい」でした。

>>甘酒が甘すぎて飲めない!飲みやすくするには

 

甘酒の砂糖の量!できるだけ少なくするためには?

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ここでは、甘酒に加える砂糖の量についてまとめています。

最近のブームで一般的に手に入る甘酒の種類が増えましたから、ノンシュガーでも美味しいものも手に入るようになりましたが、どうしても甘みが物足りない場合は、砂糖での調味が必要になります。

 

しかし、砂糖はカロリーも高いですし、美容や健康のためにもできるだけ摂らないようにしたい調味料。

 

せっかく美容や健康のために甘酒を始めても、それで砂糖の摂取量が増えたら意味ありません。

甘酒に加える砂糖の量はできるだけ減らす、もしくは無しにできたら理想的です。

 

甘酒のパワーを最大限にするためには、砂糖の量を極力減らすのがポイント。

甘酒の美味しさと効果を両立させるため、砂糖の加え方を考えてみましょう。

 

甘酒の甘さの種類

甘酒の美味しさと言えば、体に染み渡るような甘さです。

それは酒粕と米麹、どちらの甘酒でも同様です。

 

しかし、酒粕と米麹の甘酒は、材料から作り方まで大きく異なるので、甘さの種類が違います。

米麹甘酒の甘さとは

米麹甘酒は、コウジカビと呼ばれるカビの一種の働きを利用した発酵食品。

甘味も甘味料ではなく、発酵の中で作られます。

糖化と呼ばれる作用で、コウジカビに材料のお米に含まれる炭水化物が、ブドウ糖に分解されます。

 

もともと炭水化物は、ブドウ糖が何個も繋がった多糖類。

糖の塊ではあるものの、構造が複雑なので、舌で甘味を感じにくい状態です。

 

一方、ブドウ糖は単糖類と呼ばれ、読んで字のごとく糖の分子が一粒だけのシンプルな構造。

分子量が小さく、構造がシンプルなので、もともと甘味が少なかったお米のデンプンでも、口に入れば甘みが感じられるようになっています。

 

砂糖ではなく、お米のデンプンを分解して引き出しているので、米麹甘酒の甘みはお米を連想させる独特な味わいなのです。

酒粕甘酒の甘さとは

 

酒粕甘酒は酒粕を煮溶かして作られます。

酒粕そのものは発酵食品ですが、甘酒作りでは発酵の工程はありません。

 

米麹甘酒よりも短時間でできるため、お正月やひな祭りの振る舞い酒の定番。

昔ながらの甘酒はだいたい酒粕なので、子供の頃に飲んだ懐かしい味わいが特徴です。

 

しかし、米麹の甘酒と違って発酵して作るわけではないので、お米が入っていても甘みが引き出されません。

 

更に、酒粕そのものも甘くないので、そのままでは非常に飲みにくい甘酒に仕上がります。

 

ですから、酒粕甘酒は美味しく飲むために生姜や砂糖で味を調える必要があります。 >>甘酒の糖質は高い?ダイエットには向いてないの?

砂糖無しなら米麹甘酒

甘酒のカロリーは、100mlあたり81kcal程度。

酒粕でも、米麹でもだいたい同じ位です。

 

しかし、酒粕で作られた甘酒は、砂糖無しでは美味しく飲めません。

酒粕甘酒は、砂糖で味を整える分カロリーや糖質がどうしても高くなります。

 

好みによっては、甘酒の健康、美容パワーを打ち消してしまうくらいの糖分の量になってしまうかも。

 

もしも甘味が強めの方が好みなら、酒粕よりも米麹甘酒の方がオススメです。

 

ただ、市販品の場合、物によって米麹甘酒でも甘味料が含まれていることがあるので、購入するときは裏面をしっかり確認して米麹、お米のみのように、シンプルな材料のを選ぶようにしましょう。

酒粕甘酒を砂糖無しで

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糖分を最小限にしつつ、甘酒を摂りたいなら米麹のものを選ぶのが最も簡単です。

しかし、同じ甘酒でも酒粕と米麹では味も栄養も違います。

 

どうしても、酒粕甘酒にこだわりたいこともあると思います。

 

酒粕甘酒を砂糖を減らしながら美味しく仕上げることはできるのでしょうか。

米麹甘酒を加える

米麹甘酒は、お米から甘味を引き出されているので、砂糖を加えなくても美味しいです。

 

ですから、砂糖代わりに米麹甘酒で味を整えると、ノンシュガーと甘味が両立できます。

 

実は、米麹甘酒と、酒粕甘酒のミックスは市販品でもよくある糖質オフのやり方。

赤い缶でお馴染みの森永の甘酒も、酒粕と米麹甘酒がミックスになっています。

 

砂糖を減らせるだけでなく、酒粕と米麹甘酒の両方からの栄養を摂取できる点も魅力的。

酒粕甘酒に限らず、米麹甘酒は甘すぎて飲めない人にも適しています。

 

酒粕甘酒の味を調える際に米麹甘酒を使う場合は、少量でも甘さが出るように味が濃く、保存しやすいように、市販の濃縮甘酒を使うと簡単です。

>>甘酒を酒粕のものと米麹のものと混ぜる方法

濃縮甘酒を使った酒粕甘酒の作り方

1L分の材料
酒粕         150g
水で薄める米麹甘酒  250g
水          1L
生姜         お好み
  1. 水と酒粕を入れて火にかけます
  2. 温まって酒粕が溶けてきたら、泡立て器でだまが残らないようによく混ぜます
  3. ひと煮立ちさせてアルコールを飛ばします
  4. 最後に米麹を入れて再度よく混ぜます

参考レシピ:https://cookpad.com/recipe/3662873

自然の甘味料を活用

砂糖のカロリーは大さじ1、だいたい9gでカロリー35kcal、糖質量はそのまま9g。

お好みや、飲む酒粕甘酒の量によっては大さじ1杯程度ではとても足りませんから、あっと言う間に100kcal以上になってしまいます。

せっかくダイエットや美容のために飲むのに無駄になってしまいそうな数字です。

 

米麹甘酒で甘味を足すやり方も良いですが、酒粕と米麹の2種類の甘酒を用意するのは意外と大変。

飲むペースによっては、賞味期限までに飲みきれません。

 

そこで、もっと簡単に甘味を加えたい場合は、自然の甘味料を加えてはいかがでしょうか?

 

蜂蜜や、黒糖など、砂糖以外にも甘味を加えられる調味料は、たくさんあります。

やはり糖質は上がってしまいますが、砂糖よりは低いですし、黒糖とメープルシロップはミネラル、蜂蜜はオリゴ糖が豊富。

 

糖質以外の栄養も含まれていますから、プラスで栄養を加えられ、酒粕甘酒をパワーアップさせられますし、同じ甘さを加える調味料でも、味わいが全然違います。

 

気分に合わせて加える甘味料を変えることで、一味違った甘酒を楽しめるのも嬉しいですね。

下では、大さじ1杯ごとの代表的な甘味料を、糖質とカロリーごとにまとめています。

白砂糖と比較しながら、どれを使おうか検討してはいかがでしょうか。

  • 砂糖……………………糖質:9g   カロリー:35kcal
  • 蜂蜜……………………糖質:22g   カロリー:65kcal
  • メープルシロップ……糖質:13.8g  カロリー:54kcal
  • オリゴ糖………………糖質:7.3g   カロリー:18kcal

まとめ

いかがでしたか?

 

せっかく栄養満点の甘酒を活かすには、砂糖の量をできるだけ減らすことが大切。

そういう意味では、砂糖を加えないと飲みにくい酒粕甘酒は、米麹の物よりも扱いにくいと言えます。

 

しかし、酒粕には酒粕ならではの栄養が含まれています。

微量ながらアルコールが含まれていますから、飲むと体がポカポカしてきて、眠る前のリラックスタイムにはぴったり。

 

米麹、酒粕どちらの甘酒にもそれぞれの魅力や欠点がありますから、飲み方を工夫しながら、自分に合う物を選びましょう。

 

以上、「甘酒の砂糖の量!できるだけ少なくするためには?」でした。

>>酒粕甘酒の砂糖をなしで作りたい

>>甘酒の血糖値を上げない飲み方

 

甘酒が糖質制限をサポート!飲み方は?

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このページでは、甘酒と糖質制限について紹介しています。

 

お正月にお馴染みだった甘酒は、最近美容や健康への意識が高い女性たちを中心にブームになっています。

 

一方で、ハードだけど効果がある、と糖質を抑えた食生活を送る低糖質ダイエットも話題です。

ご飯や麺類が食べられないなんてダイエット、考えただけで続けられそうにありません。

 

甘酒はご飯が材料になっていますから、糖質の塊です。

糖質制限ダイエットとは縁遠い食品な気もしますが、うまく活用することでダイエット効果を高めてくれます。

 

甘酒を使った緩い糖質制限について、理解を深めましょう。

 

糖質制限ダイエットとは

甘酒の糖質は、100mlにつき17.9gの糖質が含まれています。

平均的な糖質量が飲み物なら10.2g、食品ですら18.5gと考えるとかなり高い方だと言えます。

糖質制限ダイエットの天敵、と感じる人もいるかもしれません。

 

確かに糖質制限ダイエットは、厳格な基準で食品どころか調味料すら選び抜いて徹底的に糖質を避けた食事を摂ります。

 

ロバート・アトキンス博士が提唱したロバートダイエットが有名ですね。

彼の提唱したダイエット法に従えば、2週間の間で1日たった20gの糖質しか口にできず、その後も1食20g以内と厳しい糖質制限が続きます。

 

この厳しい制限では、炭水化物が多い主食どころか、調味料まで考えなければなりません。

 

過酷で誰にでもできるダイエットではない、と言われるのも頷けます。

 

一方、ロバート・アトキンス博士よりもハードルが低い糖質制限を提唱したのがリチャード・バーンスタイン博士。

 

彼は1日130gの糖質制限でも十分に痩せられる、と提唱しました。

130gの糖質とは、日本人が1日で摂るよう推奨されている量の半分。

標準的な食事を摂っていれば、日頃の3食の量を半分ずつにすれば達成できる計算です。

これなら、できそうな気がしませんか?

 

リチャード博士が提唱した緩やかな糖質制限ダイエットでは、

  1. ご飯や麺類は1人前の半分
  2. おかずを野菜中心に

の2点を守れば1日の摂取量を守れます。

 

厳しいイメージが強い糖質制限ですが、緩やかに続けやすい形にすることで、十分痩せられるのです。

甘酒が糖質制限をサポート?

 

甘酒に含まれる100mlの糖質量、17.9gはお粥に匹敵します。

お米が材料に加わっているので、どうしても糖質が高くなります。

 

しかし、白米ほど糖質が高いわけではありません。白米の糖質量は、100gで37gと、ちょうど甘酒の倍量。

だいたいご飯1膳150gですから、糖質量は55g。

リチャード博士の緩やかな糖質制限では、1食の主食の糖質量を30g弱に収めれば、おかずもバランス良く食べられる計算になります。

 

甘酒の糖質が高いとは言え、白米ほどではありません。頃合いを見計らってご飯と置きかえれば、糖質カットができます。

また、甘酒ならではの豊富な栄養が、違う側面からも糖質制限をサポートしてくれます。

脂肪燃焼

甘酒に含まれるアミノ酸、ビタミンB群、酵素は脂肪燃焼を積極的にする効果があります。

ビタミンB群は、体の糖質を体を動かすエネルギーにする役割を担っていますから、万が一不足することがあれば、糖を摂っても体に蓄積され、エネルギーが消費されません。

 

他にも、アミノ酸は血中のコレステロールを減らし、酵素は脂肪をエネルギーとして燃焼効果があります。

 

ビタミンB、アミノ酸、アミノ酸の3つの栄養を補給することで、体に蓄積されている脂肪がバランス良く消費されるので、ダイエット効果を高めてくれます。

カロリー削減

糖はエネルギーの塊ですから、甘酒はカロリーが高い、と思いがち。

 

しかし、甘酒のカロリーはほとんどがお米の糖質なので、他の脂肪が含まれている食品や飲み物よりもヘルシーです。

具体的には、甘酒のカロリーは100g81kcal。

 

お茶やお水には敵いませんが、栄養補給しながらカロリー削減できるので、置き換えにはぴったりの飲み物です。

そのため、ファスティング中のドリンクにも注目されています。

満腹感アップ

甘酒が糖質が高い理由は、お米に含まれる炭水化物のため。

米麹の甘酒では、この炭水化物が甘みを感じられるブドウ糖に分解されているので、砂糖を加えなくても美味しく飲めるようになっています。

 

更に、ブドウ糖は体に入ると満腹中枢を刺激して、食事の満足感を得られるようにしてくれます。

 

ですから、食事の前やお腹が空いているときに、少しの甘酒を飲むと、食事の満足感が得られやすく、食べすぎを防ぐ効果が。

ダイエットにつきものの、食欲との戦いをサポートしてくれるので、ダイエットの成功率を高めます。

 

>>甘酒ダイエットのためにはいつ飲むのがいい?

糖質制限の甘酒の飲み方

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いくら甘酒がダイエットに嬉しい効果があったとしても、ただ飲めばいいわけではありません。

ブドウ糖が多いことから、飲みすぎればかえって糖質制限の妨げになります。

 

糖質制限に効果的な飲み方で、ダイエットのサポートに役立てましょう。

甘酒は米麹から作られた物を選ぶ

甘酒は米麹と酒粕から作られたものも2種類あります。

カロリーではどちらも100mlあたり同じ位ですが、酒粕甘酒は発酵で作られないので、お米が糖化されません。

全く甘くないため、美味しくするために砂糖を加える必要があります。

 

そのままでは飲みにくいので仕方ありませんが、砂糖は糖質の塊。

酒粕甘酒では砂糖が加わるため、米麹甘酒よりも余分に糖質を摂ることになり、ダイエットには適しません。

 

糖質制限には、砂糖が加わっていない米麹甘酒を選ぶようにしましょう。

飲む量

甘酒は1日に飲む量の目安が200ml。

 

だいたいコップ1杯分です。1回分の食事の置き換えなら200mlをそのまま飲んでも良いですが、1日に数回の場合、1回分の量を減らして、合計が200ml以内に収まるようにします。

 

もしも物足りなかったり、甘みが強かったりするなら、お湯や他の飲み物を加えて薄めて飲んでも美味しいです。

飲むタイミング

甘酒を飲むタイミングは、飲み方によって変わってきます。夕食や朝食を置き換えたい場合は、

  • 食事の代わりに200mlをゆっくり飲む

と良いですし、満足感アップさせて食事量を減らしたいなら、

  • 食事の前におちょこ1杯程度の少量をゆっくり飲む

と良いです。

 

ダイエットでは食事のタイミングで飲むのが基本ですが、朝昼晩のどの食事かは問いません。

 

忙しい朝や、1日疲れた夕方の食事は準備するのも大変。

甘酒に置き換えることで、料理する手間が省けるため、負担が少なくオススメです。

 

お昼や夕食の間の食事時間が長く開くタイミングで、少量の甘酒をちびちび飲むのも空腹を紛らわせられますす。

まとめ

いかがでしたか?

甘酒は糖質が高いので、ダイエットには縁遠いイメージでした。

 

しかし、ダイエット効果は甘酒ならではの豊富な栄養から得られます。

飲み方に配慮してうまく活用することで、糖質制限を力強くサポートしてくれます。

 

甘酒に限らず、多くの食品に含まれる糖質。

 

緩やかとは言え、糖質制限ダイエットは、食べたい物を我慢する場面が多いです。

甘酒を味方にして、厳しい糖質制限を乗り切りましょう。

以上、「甘酒が糖質制限をサポート!飲み方は?」でした。

>>甘酒の糖質とはどれくらい?

>>甘酒は夜飲むと太る?

 

甘酒を粒なしで!作り方3パターン

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このページでは、粒なし甘酒の作り方を紹介しています。

 

甘酒に含まれるお米のツブツブは、喉に柔らかくひっかかり、飲み物ながら自然と噛みながら喉を潤します。

 

噛みながらでなければ喉を通らないので、飲むペースがゆっくりになりダイエット効果をアップさせるなど、メリットもある一方、タピオカと同じように、好みが別れる食感です。

 

好きな人にとっては「ツブツブがなければ甘酒ではない」と言うくらいなくてはならないものですが、どうしてものど越しが悪くなります。

慣れない人にとっては、甘酒が進まない原因にもなります。

 

粒なしの滑らかな甘酒なら、ぐっと飲みやすくなると思いませんか?こ

 

こでは食べる甘酒を脱却して滑らかな粒なし甘酒の作り方をまとめています。

 

甘酒のツブツブはお米!

甘酒はお米を煮たり、発酵させたりして作られます。

ですから、甘酒ならではのツブツブ食感の正体はお米。

これは酒粕、米麹どちらの甘酒でも変わりません。

 

酒粕のお米は、ダマなく仕上げるために、あらかじめ煮込む前に材料を水にしたして柔らかくしておきます。

対して米麹甘酒は、コウジカビがお米をブドウ糖に分解して作られます。

 

糖化と呼ばれるこの反応は発酵時間に進められるのですが、温度が適切でなかったり、時間が短かったりするとコウジカビがうまくお米を分解できません。

お米からブドウ糖やその他の栄養を引き出せない、と言うことはお米の形がそのまま残るということですから、甘味が弱くなるだけでなくツブツブ食感が強く残ります。

 

発酵はコウジカビの力を借りて進めますから、どうしてもその時によって甘味やお米の柔らかさが不安定。

水を吸わせて、煮込んで、と自分の手で直接行う工程が多い酒粕の方が、お米の食感を調整するのは簡単です。

粒なし甘酒の作り方

 

米麹の力だけで、毎回甘酒の粒をなくすのは難しいです。

比較的、自分で滑らかさを調整しやすい酒粕甘酒も、お米の粒が柔らかくなるだけで、完全に跡形もなく食感をなくすのは米麹甘酒と同様に大変。

 

そこで、甘酒を仕込むとき、飲むときに一手間加えて粒なし甘酒にしちゃいましょう。

やり方は簡単、滑らかにできる調理器具を使えば良いのです。

 

具体的には、 ミキサーやブレンダーの、スイッチ一つで細かくしてくれる電動調理器具が便利です。

ミキサーもブレンダーも、離乳食、ポタージュ、スムージーなど、固形物を滑らかにしたいときお馴染み。

 

甘酒のツブツブ喉で主張するお米も、一粒残らず滑らかにしてくれます。

できあがっている甘酒のツブツブを滑らかに

甘酒のツブツブが残る原因が、糖化が適切でなかった、場合は追加で発酵させれば、お米がしっかり分解され食感が滑らかになると考えられます。

 

しかし、一旦出来上がった甘酒をもう一度発酵させるのは大変ですし、雑菌の付着も心配。

コウジカビが雑菌に負けて、最悪の場合、発酵どころか腐敗が進んでしまうかも。

それに、市販甘酒は私たちの手元に届く前に既に火入れされているので、発酵させられません。

 

そこで、お手軽に出来上がった直後や飲むタイミングにミキサーなどで甘酒のツブツブをなくしてしまうのはいかがでしょうか?

後から撹拌して粒なしにすれば、発酵がほどほどでも関係ありません。

  • 甘味が強い甘酒が苦手
  • 自分の分だけ粒なしにしたい

と言う人にオススメです。

発酵前に材料を滑らかに

甘酒を発酵させる前にお米をあらかじめ滑らかにしておくこともできます。

ミキサーでお米だけ潰そうと思うと、刃にまとわりついてうまくいかないので、分量のお湯と一緒にスイッチを入れます。

 

ただ、撹拌しているうちにお湯が少し冷めてしまいますから、お米の粒がなくなってミキサーから下ろした後、忘れずに温度確認しましょう。

 

お湯が多くなって甘酒が薄くならないように、ミキサーには分量よりも少なめのお湯を入れて、後から熱めのお湯で温度と濃度を調整するとスムーズです。

 

因みに、 仕込む前にお米を滑らかにすることで、より甘味が強い甘酒になるメリットが出てきます。

なぜなら、あらかじめミキサーにかけてお米の粒を細かくしておくことで、コウジカビが糖化を進めやすくなるからです。

 

甘酒を甘くするには、お米を減らして米麹を増やして仕込むのが手っ取り早いですが、米麹は割高。

甘酒は毎日飲むものですから、ちょっとした費用が積み重なって財布を直撃します。

 

全部甘酒を粒なしの状態で摂取する予定の場合は、節約の面でも、喉ごしの面でも、お米を滑らかにしてから仕込む方が 良いでしょう。

>>甘酒をもっと甘くする方法

ミキサーやブレンダーがなかったら?

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ミキサーやブレンダーが頼れないなら、手動でツブツブを滑らかにしましょう。

 

裏ごしやすり鉢でよ十分舌触りが良くなります。

電動調理器具を使うよりも少し時間がかかる分、お米の硬さを細かく調整できたり、ごく少量でも滑らかにできるメリットがあります。

 

ご家庭での飲み方によっては、手動の方が便利に感じることもあるくらいです。

 

または、あらかじめ甘酒に加えるお米を柔らかく炊いておくという方法もあります。

もともと麹の力を借りてお米を柔らかく分解する米麹甘酒は、酒粕甘酒と比べてツブツブの食感が残りやすいです。

最初から柔らかいお粥状になっていれば、麹の分解も効率良く進み、わざわざ調理器具を使わなくても滑らかに仕上がります。

 

>>甘酒のツブツブが苦手!克服したい!

まとめ

いかがでしたか?

調理器具を使ってお米を細かくしたり、酒粕甘酒にしてじっくり水に浸したり。

仕込み方の工夫次第で粒なしの手作り甘酒を作るのは難しくありません。

 

甘酒は発酵食品ならではの栄養が、ぎゅっと濃縮された飲み物。

毎日少しずつ飲むことで、健康にも美容にも嬉しい効果が期待できます。

せっかくこだわって甘酒を飲むのですから、余すところなく栄養を摂りたいですよね。

 

それなのに、最初から諦めてツブツブの元になるお米を避けて液体部分だけ飲んでいては、もっないないです。

お米の食感が苦手なら、ムリしてツブツブの甘酒を飲む必要はありません。

一手間加えて滑らかにしてから、美味しく楽しみましょう。

 

以上、「甘酒を粒なしで!作り方3パターン」でした。

>>甘酒の苦手克服!アレンジレシピ

 

甘酒の糖質が気になる!血糖値が急上昇するってホント?

甘酒の糖質が気になる方へ、このページでは、甘酒にどのくらいの糖が含まれているのかを紹介しています。

 

飲む点滴と呼ばれて注目されている米麹甘酒は、砂糖が入っていなくても甘さが楽しめるのが魅力。

甘くて美味しくて、更に体に良いなんて、言うことありりませんよね。

 

米麹の甘さは麹が分解したブドウ糖のおかげです。

白砂糖のの甘さではないものの、糖質の一種であることには違いありません。

 

麹によって分解されて吸収率が上がった分、血糖値の急上昇が心配される、なんて話も耳にします。

 

実際、甘酒の糖質は多いのでしょうか?調べてみました。

 

甘酒の糖質は高い?

食品分類表によれば、米麹甘酒の糖質の量は100mlあたり17.8g。

酒粕から作られる甘酒の糖質は厳密にはわかりませんでした。

 

しかし、酒粕の糖質量は100gで18.6gとなり、材料に加えられているご飯や砂糖の量によりますが、甘酒にすると8g~くらいの糖質量です。

砂糖が入っているせいで、カロリーが高いイメージが強い酒粕甘酒の方が、実は糖質を抑えやすいのは驚きました。

 

ただ、酒粕甘酒の糖質が低いのは、砂糖を全く加えない場合に限ります。

酒粕甘酒は、米麹のもののようにお米をブドウ糖に分解して作られるわけではありません。

そのままでは甘味ゼロのままなので、美味しく飲むのは難しいです。

 

ですから、酒粕甘酒は味を整えるために、生姜や砂糖を加えるのですが、砂糖は糖質の塊。

欲望のまま入れては、甘酒の糖質がグッと上がりますから、高カロリーになってしまいます。

 

酒粕甘酒の糖質を減らすためには、加える砂糖を減らしましょう。

砂糖を大さじ1弱の10gにできれば、10+8=18gとなり、米麹甘酒と同じくらいの糖質に抑えられます。

因みに、市販の酒粕甘酒の糖質は100mlで15gですから、砂糖10gは少ない量ではありません。

 

逆に言えばこれ以上入れると、米麹甘酒よりも糖質量が増えてしまうので、健康や美容のためにも飲み方を工夫することをオススメします。

>>甘酒に含まれるブドウ糖について

甘酒は血糖値が上がりやすい

 

そもそも、血糖値とは血液に含まれるブドウ糖の濃度。

血液100mlあたりの量を数値で表したものです。

 

甘酒は、デンプンの塊であるお米を飲み物の形にしたものですから、ただでさえ糖の量は多めの傾向があります。

 

特にお米をブドウ糖に分解して作られる米麹甘酒は、吸収率が高く、急な血糖値の上昇が心配されます。

米麹が注目されるきっかけになった「飲む点滴」という呼び名も、豊富なブドウ糖に由来しています。

 

食品分類によると、食品に含まれる平均的な糖質の量は18.5gで、飲料に限定すればグッと減って10.2g。

他の食品や飲料と比較しても、甘酒の糖質の量は気になります。

飲み方によっては、血糖値を急上昇させかねないので、お茶のようにガブガブ飲まないように注意しましょう。

血糖値を急上昇させない飲み方のポイント

1日200ml以内に控える
ゆっくり味わうように飲む

 

もともと、健康な人は、インスリンによって血糖値が乱高下しないようになっています。

いくら甘酒に糖質が豊富に含まれていたとしても、「毎日1L空腹時に飲む」みたいな極端なことしない限りは、それほど神経質になる必要はありません。

 

しかし、糖尿病の人やその予備軍は、インスリンの機能が衰えてきているので、血糖値が安定しにくい状態。

健康な人より体内に入って来るブドウ糖の影響を受けやすいので、特に飲み方には気をつけてください。

>>甘酒の血糖値が上がらない飲み方

甘酒はダイエット効果も期待できる

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糖質はエネルギー源でもありますから、糖質が多く含まれている甘酒はカロリーも高いと思っていませんか?

 

甘酒のカロリーはほとんどが糖質なので、100mlで81kcalと、それほど高くありません。

 

飲み物の平均のカロリーが136kcalなのを見ても、それは納得できるでしょう。

 

甘酒は確かに糖質が多い飲み物ですが、清涼飲料のように、砂糖だけではなく、ブドウ糖や、オリゴ糖、食物繊維など、他の栄養も豊富。

オリゴ糖は胃で消化されずに腸まで届き、善玉菌の栄養となりますし、食物繊維は便秘改善だけでなく、血糖値の上昇を遅らせます。

 

また、緩やかな血糖値の上昇は満腹感を引き起こしますから、食べすぎも防いでくれます。

 

実際、食事を食べる前におちょこ一杯程度のごく少量の甘酒を飲むと、じわじわと血糖値が上がり、食べ過ぎる前に満腹感を得られてダイエット効果があると話題です。

>>甘酒が糖質制限ダイエットにも使える?

まとめ

いかがでしたか?

 

甘酒は飲み物の中では糖質がトップクラスですが、だからと言って体に悪いものではありません。

 

大切なのは、飲み方。

 

「空腹時にたくさん飲まない」

「飲む時間を考える」

など、ポイントを抑えて飲むようにすれば、カロリーの塊である糖がたっぷりな甘酒が、逆にダイエットをサポートしてくれるようになります。

 

ただ、いくらカロリーは控え目とは言え、お茶のようにガブガブ飲んでは摂りすぎになってしまいます。

1日200mlでは物足りない人は、他のものを加えてミックスジュースとして楽しんではいかがでしょうか。

色々な味に変わるので、同じ甘酒でも飽きずに最後まで楽しめます。

 

以上、「甘酒の糖質が気になる!血糖値が急上昇するってホント?」でした。

>>甘酒のブドウ糖が筋トレを成功させる?

 

甘酒で腸内フローラを改善?

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このページでは甘酒で腸内フローラを改善できるのか、についてまとめています。

 

腸は死亡後も最後まで動き続ける機関。

消化器官でありながら幸福感や、美容など体に広く影響を与えるので、第2の脳とも呼ばれて重要視されています。

 

腸内フローラとは、腸内細菌の割合のこと。

これが整っているかどうかで、腸内環境も変わってきます。

 

腸内フローラは、ストレスや食生活、生活習慣の乱れで、悪くなりやすく、腸の機能の低下も引き起こします。

日本人にお馴染みの甘酒が改善に役立つなら、こんなに嬉しいことはありません。

 

甘酒と腸内フローラの関係について、詳しく見ていきましょう。

 

腸内フローラが悪くなる理由は?

私たちの体は細胞の一つ一つが一定期間の中で、繰り返し作り替えられながら維持されています。

腸の中で活躍している、膨大な数の腸内細菌も例外ではありません。

なんと、腸のサイクルは短くたった2日間が新陳代謝のサイクル。

 

この間に腸で働く細菌全てが入れ替わります。

 

しかし、年齢とともに細胞の新陳代謝のサイクルは緩やかになりますから、古い細胞でムリヤリ腸を動かすことも出てきます。

そうなれば、万全の状態ではなくなるので、腸本来の力を出し切ることができません。

 

更に、腸内環境を悪化させる悪玉菌は、砂糖、脂肪、タンパク質が大好物。

ジュースやファストフード、スナック菓子に大量に含まれる栄養ですね。

 

体に悪いな、なんて罪悪感に駆られながらも止められない食品ばかりです。

 

ファストフードやスナック菓子ばかり食べていると、悪玉菌の栄養が大量に腸へ流れ込むことになります。

糖や脂質で力を付けた悪玉菌がどんどん勢力を拡大していくので、善玉菌が増える余地がなくなり、腸内フローラが悪くなってしまいます。

甘酒に含まれる腸内フローラに嬉しい栄養

 

不規則な食生活が悪玉菌を増やしてしまうなら、逆に善玉菌が増えるような食事を心がければ、腸内フローラは整います。

腸内フローラを改善させるには、悪玉菌ではなく善玉菌の栄養となる食品を取り入れるのが効果的。

カビや菌の活動を利用して作られた発酵食品である甘酒は腸内フローラを整えるのにぴったりです。

善玉菌

甘酒に限らず、発酵食品にはたっぷりの善玉菌が生きています。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌なんかは、有名ですね。

甘酒にもヨーグルトと同じように、善玉菌が含まれています。

 

発酵食品の中に含まれている善玉菌も、体内で腸内環境を整えているものと同じもの。

乳酸菌入りの食品を積極的に食べるようにすれば、善玉菌の補給に役立ちます。

 

発酵食品に含まれる乳酸菌の中には、強烈な胃酸を通って、生きたまま腸まで届くものもいますし、仮に死んでしまっても、乳酸菌の死骸が腸で活躍する菌たちの栄養源になりますから、無駄にはなりません。

 

菌にも寿命がありますから、一時的に腸内フローラが整ったとしても、機能を終えた善玉菌は便に混ざって外へ排泄されます。

腸内フローラを継続的に整えるためには、善玉菌補給のために続けて飲むようにすることが大切です。

食物繊維

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食物繊維は人の消化器官では消化されにくく、形を保ったまま腸に届いて、腸内フローラを整える効果が期待できます。

 

食物繊維には2種類あり、水に溶けるかどうかで水溶性食物と不溶性食物に分けられます。

食品によって多く含まれるものが違うので、ただ取り入れれば良いと言うものではなく、バランス良く食べなければなりません。

 

水溶性食物はフルーツや海藻を中心に多く含まれ、腸に届くと善玉菌だけのエサになり、便を柔らかくすることで、腸内フローラを整えます。

 

対して、不溶性食物繊維は野菜に豊富で、便のかさましをするので、腸を刺激して排便を促します。

 

排泄を促すので腸がキレイになりやすく、悪玉菌の勢力拡大を防止する意味合いも。

水溶性食物、不溶性食物どちらもそれぞれの働きで腸内フローラを整えられるので、規則正しい食生活でバランス良く摂取するようにしましょう。

 

一般的には不溶性食物と水溶性食物繊維を2:1の割合が理想的。

甘酒には2種類の食物繊維がバランス良く含まれています。

ジャンクフードが中心で、ついフルーツや野菜が少なくなりがちなら、食物繊維補給に甘酒を役立てても良いでしょう。

オリゴ糖

甘酒はお米を麹で糖化させて作られます。

 

ですから、甘酒にはお米由来のブドウ糖がたっぷり。

このブドウ糖のおかげで砂糖を加えなくても優しい甘さが味わえて、更に飲む点滴として注目されるようになりました。

 

確かに、甘酒に含まれる大部分はブド糖なのですが、他の糖類も含まれています。

 

具体的にはオリゴ糖。

甘酒に含まれるおよそ8割がブドウ糖なのに対し、残りの2割がオリゴ糖です。

オリゴ糖はそのままでは人の体では消化されない糖類で、善玉菌のエサとして分解されてから吸収されます。

 

水溶性食物繊維と同様に栄養となって善玉菌が増えるのに役立つので、腸内フローラの改善が期待できます。

まとめ

いかがでしたか?

 

甘酒は同じ発酵食品でもお酒にない栄養がたっぷり。

いくつもの栄養が腸内フローラを整えて、体の中からキレイにします。

麹で発酵させることで、お米にはない栄養と、お米そのままて食べるよりも吸収率良い状態で取り入れられます。

 

腸内細菌の寿命がありますから、新しい善玉菌が増えやすい環境を維持できるように、定期的に甘酒を飲むようにすることが大切です。

今まで甘酒を飲む習慣がなかった人は、腸内フローラを整えるために始めてみてはいかがでしょうか。

 

以上、「甘酒で腸内フローラを改善?」でした。

 

>>甘酒に便秘改善効果がある?

>>甘酒でおならの臭いを根本から解決?

 

甘酒でおならの臭いを根本から解決?

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このページでは、甘酒はおならの臭いを改善するパワーを持つか、について考えています。

 

なんとなく「おならは臭いもの」とのイメージを持ちやすいですが、実際はそのときによって臭いが全然違います。

 

びっくりするくらい臭いときもあれば、全然臭いがしないときも。

 

お尻から出るものですから、やはり腸内環境が関係しているような気もします。

 

甘酒は数ある効果の中でも、腸内環境を良くすることが期待できる飲み物。

「おならの臭い改善にも、効果があるのでは?」と言うことで、おならの臭いのメカニズムと、対策についてまとめてみました。

 

おならの臭いのメカニズムとは

私たちの腸内には、3万種類1,000兆個、重さにするとなんと2kgもの腸内細菌がひしめきあっています。

日和見菌、善玉菌、悪玉菌の3種類に分けられる菌が、食品から最後の栄養を搾り取ってくれているわけです。

 

最近よく聞く「腸内環境が良い状態」と言うのは、3種類の菌がバランスよく活動していること。

 

食べ物の絞り粕や、体内の老廃物である便の排泄もスムーズなので、臭いが強いガスも発生しません。

おならが出ても、唾と一緒に飲み込む空気や、善玉菌が活動するときに発生する発酵臭のみなので、ほとんど臭いは気になりません。

 

ところが、腸内環境はちょっとしたことで悪化します。

肉が多いメニューが重なったり、ストレスがかかったり、女性の場合は生理前後などなど。

人によって理由はまちまちですが、腸内環境が悪化すると、一気に悪玉菌の勢力が強まります。

 

すると、消化に時間がかかる肉などを腐敗させ、

  • 硫化水素
  • アンモニア
  • インドール
  • スカトール

などの有害物質に変化させます。

 

アンモニアや硫化水素は、毒性と臭いともに有名な物質。

少量でも臭いが強烈なおならが出る、ということは体内で有害物質が発生しているサインでもあったのです。

 

もちろん、有害物質なので臭いだけでなく、健康にも悪影響が出てくる可能性があります。

 

と言うのも、悪玉菌が肉を腐敗させて生成する物質の中には、大腸ガンを引き起こすものがあるから。

特に、女性の死因トップに挙がっている病気ですから、便やおならが日常的に臭い、という方は要注意です。

腸内環境を整えよう

 

おならが臭いのは悪玉菌の動きが活発になっていることが考えられます。

 

悪玉菌の働きを抑えるためには、最大勢力である日和見菌を善玉菌の味方にするしかありません。

日和見菌は最大勢力でありながら、主体性がなく、悪玉菌と善玉菌の勢力が強い方の味方になります。

 

ですから、腸内環境を整えておならの臭いを改善するには、善玉菌を増やして日和見菌の力を借りるのが一番の近道です。

腸内環境を整えるなら甘酒!

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甘酒は腸内環境を整えるのにぴったりの飲み物です。

口コミの中にも、甘酒を飲み始めて頑固な便秘症だったのが毎日するする出るようになった、と言うものも見かけます。

 

便秘とは、腸の中でいつまでも留まって腐敗している状態。

悪玉菌が勢力を広げているということなので、甘酒で腸がキレイになれば善玉菌を活性化させるのに有効です。

オリゴ糖が善玉菌の栄養に

甘酒はオリゴ糖と言う糖分が多く含まれています。

 

オリゴ糖とは、糖分の中でも比較的消化吸収されにくく、腸にまで届いて善玉菌のエネルギー源となる特徴があります。

善玉菌に整腸作用があるなら、ヨーグルトやその他の発酵食品で腸内細菌を補給するのが手っ取り早そうですよね?

実際、ヨーグルトは便秘改善に効果があると言われています。

 

しかし、話はそれほど簡単ではありません。

 

なぜなら、腸内細菌の種類は3万種類なのに対し、ヨーグルトに含まれている善玉菌はせいぜい1~2種類。

腸内細菌にも相性がありますから、ヨーグルトで補給した善玉菌だけでは、活性化した悪玉菌と日和見菌をカバー仕切れません。

ヨーグルトの乳酸菌のみで腸内環境を整えようとすると、無理が出てきてしまいます。

 

一方、オリゴ糖ならエネルギー源として、腸で働く善玉菌全般をバランスよく増やせます。

善玉菌がオリゴ糖を発酵して分解すると、腸内のPH値が悪玉菌の苦手な酸性に傾きます。

 

悪玉菌の活動が弱まるので、日和見菌も善玉菌の味方になり、腸内環境改善をサポートします。

食物繊維で便秘改善

腸内環境の悪化が便秘を引き起こすことは有名ですが、逆な便秘が腸内環境を悪くするパターンもあります。

 

なぜなら、便が長く留まると悪玉菌が腐敗させ、有害物質を生成する源となってしまうからです。

朝は、お手洗いにゆっくり座る時間が惜しいかもしれませんが、スムーズなお通じのためにも、規則正しいトイレの間を確保しましょう。

 

食物繊維は便秘改善の効果が有名ですが、腸をキレイにする役割もあります。

 

食物繊維は2種類あって、それぞれ役割が異なります。

 

水溶性食物繊維……善玉菌のエサになり、水に溶けて便を柔らかくします。有害物質にくっついて便として排泄する効果も。

不溶性食物繊維……スポンジのように水を吸収して、便のかさまし効果があります。少食で、排便のために十分な便の量が確保できない人にこ有効です。

 

このように、どちらも排便にとって大切な役割をになっているので、片方を摂取していれば便秘改善されると言うわけではありません。

 

甘酒は米麹のものは水溶性食物、酒粕のものは不溶性食物が特に豊富に含まれています。

 

一般的に、水溶性食物はフルーツや海藻、不溶性食物は野菜に多いですから、自分の便秘や食生活に合わせての見分けるのがオススメです

>> 甘酒は便秘改善に飲むタイミングはいつ?

まとめ

いかがでしたか?

 

おならは、腸内環境の良し悪しを確かめる基準にもなります。

おならが臭いのは恥ずかしいですから、エチケット面ばかりに意識が向きやすいですが、腸内で悪玉菌が活性化しているサイン。

腸内環境悪化は便秘や肌荒れ、もっと深刻な病気にまで発展する可能性がありますから、健康のためにも、根本的な解決を目指したいですね。

 

甘酒は腸内環境を整える栄養がバランス良く含まれています。

毎日少しずつ飲むだけで変化が感じられるので、おならが臭いと悩んでいる人は試してみてはいかがでしょうか。

 

以上、「甘酒でおならの臭いを根本から解決?」でした。

>>甘酒で腸内フローラを改善?

>>甘酒に含まれる栄養を破壊せずに飲むにはどうする?

 

甘酒の炭水化物量は?ダイエットに向いてる?

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このページでは甘酒に含まれる炭水化物量について紹介しています。

甘酒は最近ダイエットや美肌効果が紹介されて、美容に意識が高い女性に注目されています。

 

しかし、甘酒の材料は大部分がお米。

お米は糖類が豊富な炭水化物が含まれています。

いわゆる、カロリーの塊なわけですから、ダイエットに良いと言われてもピンと来ません。

 

本当に甘酒はダイエットに効果的なのでしょうか?

炭水化物とカロリーから考えてみましょう。

 

甘酒の炭水化物の量はどれくらい?

甘酒は炭水化物が、豊富な飲み物と知られています。

実際の含有量は、100gあたり18g。

甘酒には、炭水化物の塊であるお米がたっぷり使われていますから、納得の結果です。

 

しかし、炭水化物が丸ごとカロリーに繋がるわけではありません。

炭水化物は、ブドウ糖の他にも食物繊維も構成要素になっているからです。

ただし、それでも甘酒に含まれる純粋な糖質量は17.9g。

 

飲み物の中ではトップクラスに入ります。

甘酒は高カロリー?

 

糖類は、体に入るとエネルギーの役割を果たしますから、基本的には高カロリー。

その糖類がたっぷり含まれている甘酒が、ダイエットに適した飲み物と言われても納得できません。

 

確かに、甘酒は100ml81kcalとなり、軒並み0~1kcalのお茶とは比べものになりませんし、砂糖の塊と言われるコーラだって46kcalですから、いよいよ甘酒のカロリーの高さが目立ちます。

しかし、飲み物全般の平均的なカロリーは意外と高く、100mlあたり136kcalにもなります。

 

カルシウムが豊富で、毎日飲むように言われる牛乳は66.9kcalですし、冬にほっこり温まるココアはぐんと上がって271kcal。

お茶のようにがぶがぶと飲むわけにはいきませんが、低カロリーの飲み物を見ればキリがありません。

飲み物全般に視野を広げると、甘酒が極端に高カロリーと言うわけではないことがわかります。

 

ちなみに、甘酒の主成分であるブドウ糖は、カロリーに直すと100mlあたり約60kcal分。

甘酒に含まれるカロリーのほとんどが、お米に含まれる糖質のものと言えます。

お米を飲み物にしたもの、とイメージするとわかりやすいですね。

甘酒のダイエット効果とは

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ダイエット中は、たとえ1kcalだって余分には摂りたくないもの。

いくら甘酒が飲み物の中でカロリーが高くないとは言え、喉が乾いただけであればダイエット中はお茶を選ぶべきです。

しかし、甘酒にはカロリーを置いておいてもダイエットの強い味方になってくれます。

ビタミンBで代謝促進

甘酒には

  • ビタミンB1、B2、B6
  • パントテン酸
  • ビオチン
  • イノシトール

など特にビタミンBが豊富に含まれています。

 

糖からエネルギーを取り出すには、ビタミンBが必要です。

 

逆に言えば、ビタミンBがなければ、エネルギーに変換できず、糖類を摂取しても体に蓄積されてしまいます。

食べたら食べた分だけ太ってしまう状態というわけですね。

 

さらに、ビタミンBの1つに数えられるイノシトールは、抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれ、血行を促して肝臓に脂肪が蓄積されるのを防ぎます。

効率な糖類の消費と、脂肪の蓄積の防止のダブルの効果で太りにくい体作りをサポートするのが、ビタミンBと言うわけです。

しかも、甘酒に含まれるビタミンBの吸収率はトップクラスの90%!1日の適量200ml以内でも、ビタミンB補給に十分な役割を果たします。

>>甘酒のダイエット効果とは?どんなのを選べばいいの?

>>甘酒の炭水化物量はどれくらい?ほんとうに痩せられるの?

低カロリーで満腹感アップ

甘酒の主な栄養であるブドウ糖は、満腹感に関係しています。

食事の前に甘酒を飲むようにすると、満腹感を早い段階から得られるので、食べすぎを防げます。

 

また、砂糖が加えないまま甘味を楽しめるので、ダイエットや糖質制限中のおやつがわりにもぴったり。

甘酒の甘さの元になっているブドウ糖は、砂糖に比べるとスムーズにエネルギーとして消費されるので、水感覚で極端にごくごく飲まない限りカロリーの摂りすぎになることはありません。

 

甘酒は上で説明した通り、飲み物としても比較的低カロリー。

体に蓄積されにくい糖分で、美味しく満腹感アップを狙いましょう。

酵素で痩せ体質に

甘酒は100種類以上もの豊富な酵素が含まれています。

酵素とは、生の食品に多く含まれる物質で、体内のあらゆる化学反応を支える役割があります。

 

中には、脂肪を分解して体に蓄積されたカロリーを燃焼したり、体重の増加を防ぐものも。

体の代謝を支える酵素は、脂肪や糖の消費に欠かせません。

 

さらに、甘酒の消化酵素は体内に入ると腸の働きを促します。

腸の働きが活性化されれば、体内の毒素や老廃物がスムーズに排泄され、体の中からキレイになるので、美容に嬉しいデトックス効果が期待できます。

>>甘酒の酵素を活かした飲み方

>>甘酒を使って糖質制限ダイエットを成功させよう

まとめ

いかがでしたか?

甘酒は満腹感アップ、甘さと酵素補給など、多少のカロリーには変えられない魅力があります。

カロリーや炭水化物の量にだけ着目して避けるのはもったいないです。

 

ダイエットには余分に砂糖を加えなくても甘い、米麹甘酒を選ぶと良いでしょう。

飲み過ぎに注意しながら、甘酒をうまく使ってダイエットに、美容に役立てください。

 

以上、「甘酒の炭水化物量は?ダイエットに向いてる?」でした。

>>ブドウ糖が筋トレを成功させる?

>>甘酒はファスティングの回復食にも使える?

 

甘酒の効能!風邪にも良いって本当?効果的な飲み方とは

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四季があり、1年を通して気温が大きく変化し、風邪をひきやすいです。

人によって暑いのが苦手、寒いと調子が悪くなる、と季節にも相性の良い悪いがありますから、仕事や育児などで忙しくしているうちに疲労がたまって、風邪でダウンなんてことはよくある話。

 

しかし、大人になると、翌日にどうしても外せない用事で眠っていられない日が多いもの。

甘酒の豊富な栄養を風邪からの回復に役立ててはいかがでしょうか?

 

甘酒が風邪に効果がある理由

体調が優れないときは、体力をつけるためにも多少無理をしてでもしっかり食べた方が良いような気がします。

それなのに、いくら栄養豊富とは言え、飲み物である甘酒が良いとされる理由は何なのでしょうか?

ブドウ糖補給

米麹の甘酒は材料となるお米をブドウ糖に分解して作られます。

ブドウ糖は体を動かすエネルギー源。日常的な運動の他に、体の回復にも欠かせません。

 

ブドウ糖はお米やパンなど、穀類に多く含まれる炭水化物を細かく分解したものですが、風邪のときは食事を摂るのも大変ですし、食べ物を分解する体力ももったいないです。

 

その点、口に入る前にお米がブドウ糖になっている甘酒は効率的にエネルギー補給ができます。

体内で分解した後の形になっているので、吸収率も高いです。

 

なんと、消化率が90%以上にもなるんだとか。

 

ブドウ糖は、病院で受ける栄養補給の点滴にも豊富に含まれている栄養で、この共通点から甘酒は飲む点滴と呼ばれるようになりました。

風邪のときは疲労と体力の消耗でエネルギー不足になりがち。

水分補給と、効率的なブドウ糖補給が両立できる甘酒は、風邪にぴったりの飲み物と言えます。

消化に優しい

 

米麹の甘酒は作られる段階で、麹によってお米が分解されていますから、体に入った後の消化の手間を減らせます。

風邪に限らず、体調を崩すと食欲が低下するのは誰にでもあることです。

人の体には決まった数の酵素が働いていて、それをそのときの体の状態に合わせて各所に振り分けていきます。

 

しかし、食べ物が体に入ると、そのままでは腐敗し命に関わりますから優先的に消化に酵素が使われます。

普段ならそれでも良いのですが、体調が悪い場合、体の回復のために大量の酵素が必要です。

 

ところが、そこへ食べ物が入ってきたらどうなるでしょう。

 

いくら体の回復のためとは言え、入ってきた食べ物をそのままにしておけません。

消化のために、体の回復に使うはずだった酵素を割り振らなければなりません。

 

体調不良で食欲が失われるのは、ウィルスによる症状の他に、酵素を節約して体の回復に集中するための防衛機能の場合もあるのです。

体力を取り戻すためとは言え、食べたくないものを無理に食べるのは、体の回復を遅らせるかもしれません。

 

米麹の甘酒は、あらかじめお米のデンプンがブドウ糖へ分解されています。

体に入ってから消化器官が行う分解が既に終わっているということです。

お米そのまま食べるよりも分子量が小さいので、体に入っても改めて消化に必要な酵素も少なく済み、消化器官への負担も抑えられます。

>>胃腸が弱ったときの甘酒の飲み方

免疫力アップ

甘酒は豊富な食物繊維と、オリゴ糖が含まれ整腸作用が高い食品です。

 

しかし、整腸作用のメリットは、肌荒れ防止やお通じ改善が有名で、免疫力アップも期待できる、と言われてもあまりピンと来ません。

 

そもそも腸とは免疫も司る器官。

体に溜まった不要な物質を集めて、便として排泄する役割もあります。

腸内環境が悪化しては、体にとっての毒素がいつまでも外へ排泄されず、留まってしまいます。

 

免疫力にも悪影響が出てくるのです。

甘酒で腸で働く善玉菌を活性化させることができれば、免疫力アップが期待できます。

風邪で既に体調不良になったときだけでなく、予防にも役立ちます。

風邪の回復のために適した飲み方

甘酒はそのままでも体に良いことずくめですが、飲み方を工夫することでより効果を高められます。

風邪からの回復のためにはどのように飲むのがいいのでしょうか?

米麹の甘酒を選ぶ

甘酒は米麹と、酒粕から作られたものの2通りあります。

風邪からの回復のためには、米麹の方を選ぶようにしましょう。

 

なぜなら、酒粕の甘酒には微量ながらアルコールが含まれていることがあるからです。

アルコールは適量なら体を温めて、眠りにつきやすくなります。

体を回復させるためには、栄養と同じくらい睡眠が大切ですから、一見風邪対策にも良いような気がします。

 

しかし、体内に入ったアルコールを分解して無毒化するためには、大量の水と、酵素が必要。

特に日本人はアルコールに対して弱い人が多いので、風邪で弱っているときには特に負担が大きいです。

 

それに対して、米麹の甘酒はアルコールフリー。

子供から、アルコールの耐性がない大人から、妊娠中、授乳中の女性まで広く楽しめます。

当然、風邪の弱った体でも、アルコール分解のために酵素を大量に割り振る必要はありません。

 

体を温める効果はそのままに、消化の負担を激減できます。

>>米麹甘酒の効能を詳しく

風邪に適した食材を組み合わせよう

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甘酒はそのままでも栄養満点ですから、特にアレンジを加えなくても体の回復には有効です。

 

しかし、

「発酵食品ならではの独特の風味が苦手」

「もっと風邪対策をしたい」

という場合は、身近な食品を加えて、美味しく甘酒をパワーアップさせちゃいましょう。

蜂蜜

「ただでさえ甘い甘酒に、同じように甘い蜂蜜を加えるなんてしつこそう」と思うかもしれませんが、どちらの甘味も自然由来のもの。

砂糖のような単純な甘味ではないので、甘さの中にも後を引くような美味しさがあります。

 

もしも好みで甘いのが苦手、という場合はお湯で薄めてあっさり楽しんでもいいでしょう。

それに蜂蜜はショウガと同じように殺菌作用があるうえ、眠る前に飲めば喉を乾燥から守ります。

 

菌の侵入を防げるので風邪予防にも有効です。

>>甘酒に蜂蜜を加えると?

ショウガ

ショウガは殺菌作用と血行促進効果で、もともと風邪に有効な食品です。

甘酒でもおなじみの組み合わせですね。

 

ショウガのスパイシーな香りが、甘酒をすっきりした風味に変えてくれます。

甘酒ならではの発酵臭さや、後を引くような甘味が苦手な人にもオススメです。

>>甘酒と生姜を合わせるとどうなる?

飲むタイミングは

甘酒そのものにも、体をぽかぽかと温めて、気持ちを穏やかにする効果があります。

眠る前に飲むと寝付きやすくなります。

 

風邪からの回復には、とにかく休息が大切ですから飲むタイミングは眠る前がベター。

 

もしも、1日まるごと休むような時間がなくても眠る前に飲むだけで、入眠がスムーズになり熟睡しやすくなります。

睡眠の質が向上するので、同じ時間しか眠れなかったとしても、体の回復が早まります。

>>甘酒は飲むタイミングで効果が変わる?

まとめ

いかがでしたか?

実際のところ、風邪からの回復には布団を着て体を休めるのがイチバン。

 

しかし、スケジュールによってはそれがなかなかできません。

甘酒は消化吸収が良く、体への負担を減らしながら栄養補給ができます。

消化に使う酵素が少なくすむので、その分体の回復に専念できます。

 

スケジュールと体と両方に相談しながらの風邪対策に、甘酒はぴったりです。

 

以上、「甘酒の効能!風邪にも良いって本当?効果的な飲み方とは」でした。

>>甘酒は風邪薬と併用してもいい?

 

甘酒が生理のケアにオススメの理由とは

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ここでは、生理中に甘酒を飲むメリットについて紹介します。

倦怠感、眠気、腰痛、腹痛、気持ちの落ち込みなどなど。人によって月の物があるときの症状は変わりますが、辛いことに変わりありません。

 

毎月PMSに悩む人は、少しでも症状を軽くするため、体のケアに気を配ることも多いのではないでしょうか?

PMSが重いと、食欲も湧きませんが、食事は栄養補給の機会。

 

体調にも影響を与えるので、生理のときこそ慎重になります。

 

口にするものに気を配って体調を整えることで、毎月来る生理とうまく付き合いたいですよね。

 

辛い生理痛のメカニズムとは

体調は食生活と生活習慣の積み重ねで変わってきます。

規則正しい食事や、生活習慣を心がければ体のコンディションは良くなりますし、逆に不規則な生活をしていれば体が悲鳴をあげます。

 

女性にとって、月の物は体調のバロメーター。

調子が悪ければ生理のタイミングがずれたり、重い生理痛となって表れることがあります。

 

生理と共にあらわれる感情の起伏が激しくなったり、腹痛や頭痛は、一時的と分かっていても辛いですよね。

 

中医学では、生理による不調は血液の乱れが原因と考えられています。

生理中は外に出る血液量が多いので、貧血になりやすい状況で、貧血が起きれば、めまいや立ちくらみを引き起こします。

気と血の循環が乱れれば、更に頭やお腹に痛みとなって表れるとされています。

 

ですから、生理の負担を軽減するためには、血と気で体を満たし、全身にくまなく循環させることが大切です。

 

しかし、ストレス社会の昨今では、常に気力に満ち溢れてエネルギッシュにいることは難しいですし、血液を増やすために健康的な食事が大切と分かっていても、忙しいときのレトルトやコンビニ食は強い味方。

 

気持ち、生活習慣ともにいつもベストな状態を維持する、と言うのは簡単ではありません。

 

せめて、日々の生活にプラスすることで、ちょっとでも健康をサポートするものがあれば、と思いませんか?

先ほども触れた通り、生理は体調によって辛さが変化します。

ちょっとした体調の変化で、生理の負担が軽減されることが期待できます。

甘酒が生理痛に有効な理由

 

飲む点滴と呼ばれて、美容やダイエット効果で注目されている甘酒ですが、中医学においても有効な飲み物とされています。

甘酒は

  • 補気  気力をみなぎらせてくれる 活血  
  • 血流を良くしてくれる
  • 温経  経脈を温め流れをスムーズにする

の3つのパワーを持った飲みもの。

 

特に、生理では血流が大切。

血流が滞れば、外に排出されるはずの血が塊になって、痛みのもとになることもあります。

 

それに、いつもと勝手が違う生理中は、どうしても気分が沈みがち。

そんな中で美味しい物は、気持ちを明るくしてくれるパワーを秘めています。

美味しく、体を温めて血行を良くする甘酒は、まさに生理で弱った女性にとって、精神面、体調面ともに強い味方になります。

生理中は米麹甘酒をホットで

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甘酒は米麹と酒粕、どちらが材料になっているかによって、味も作り方も全く異なります。

どちらも発酵食品ならではの栄養たっぷりなので、栄養バランスを整える目的なら、好みで選んで良いと思いますが、生理中はできれば米麹甘酒を選びましょう。

 

と言うのも、酒粕甘酒は味を整えるために砂糖が入っているからです。

砂糖は体を冷やす原因になるので、生理中は避けた方が良い調味料。

 

米麹甘酒も酒粕のものと同じように甘くて美味しいですが、砂糖ではなくお米由来のブドウ糖の甘味です。

砂糖のように体を冷やしたり、腸内環境を悪化させる心配がないので、安心して飲めます。

冷えは、そもそも女性にとって天敵ですが、生理中は痛みを強めることがあるので、さらに注意しなければなりません。

 

体の中から温められるように、ホットで飲むのがオススメです。

体に入ってくる食べ物に敏感になっている時期でもあるので、保存料や添加物の少ない「米麹、米」の材料がシンプルな物を選びましょう。

もし甘味がも物足りなければ、蜂蜜やメープルシロップなど、自然の甘味料を使いましょう。

>>甘酒の甘さは砂糖とどう違う?

まとめ

いかがでしたか?

美肌やダイエットに注目されている甘酒が、生理でも有用なんて驚きでしたね。

ジャパニーズヨーグルトと呼ばれて、海外セレブにまで注目されるのも納得できます。

生理は毎月のものですから、体のケアを心がけて、少しでも負担を軽くすることが大切です。

 

最近はブームで、コンビニやドラッグストアでも何種類もの甘酒を見かけます。

生理中の飲み物を何にしようか、と悩んでいる人は試してみてはいかがでしょうか。

以上、「甘酒が生理のケアにオススメの理由とは」でした。

>>甘酒の牛乳割りの効果と飲み方

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