甘酒は夜寝る前に飲むと太る?正しい飲み方で得られる意外な効果とは
ここでは、甘酒を夜寝る前に飲むと太るかどうか、について真偽のほどを確認しています。
甘酒は健康や美容に嬉しい効果が期待できると、今注目の飲み物。
機会を見つけて取り入れている人も多いです。朝飲む派も多いですが、甘酒のほっこりするような甘さと温かさは、リラックスタイムにもぴったり。
夜眠る前に時間をかけてゆっくり飲みたくもなります。
しかし、夜眠る前に甘いものを摂ると太る、と言うのはダイエットの常識。「
甘酒も例外ではないのかしら?」と躊躇ってしまいます。
夜寝る前に甘酒を飲んだらどうなるのでしょうか?
太る不安をなくして、安心して甘酒を楽しみましょう。
甘酒を夜寝る前に飲むと太る?
夜寝る前に甘酒を飲むと太るのか、と言われると、結局飲み方によります。
そもそも、眠る前は消費カロリーも減少傾向。甘酒に限らず、できるだけ食品は口にしない方が良いタイミングです。
それなのに、健康や美容のため、美味しくてつい、とお水感覚でゴクゴク飲めば甘酒でなくても太ります。
甘酒は、甘くて美味しくて、栄養満点です。
美容や健康のためになる栄養が豊富なので、積極的に飲めばより効果が発揮されるような気もします。
しかし、何事も適量が大切。
甘酒も飲み過ぎれば、かえって美容や健康に悪影響が出てきます。
更に、甘酒は100mlあたり81kcalありますから、お水感覚でゴクゴク飲んでいればカロリーの摂り過ぎは避けられません。
せっかくダイエットのために飲んでいても、逆効果に陥ります。
正しい量を飲みましょう
1日に適切な量を守って飲むようにすれば、たとえ夜寝る前であっても甘酒で太ることはありません。
そもそも、寝る前の夜遅い時間というのは、体がスムーズに眠りにつくために、活動が緩やかになっています。
口にした食品を分解する消化器官も、例外ではありません。
夜遅くに揚げ物など、消化に悪い物をしっかり食べた翌日は胃腸の調子が悪いことがよくありませんか?
これは、働きが低下していた消化器官に大量に食べ物が入ってきたため、消化不良を引き起こしたことが原因。
消化器官の労るためにも、夜遅くはできるだけ食べたり飲んだりするのを避けるようにしましょう。
甘酒は1日200ml飲むのが良いと言われていますが、眠る前の遅い時間であればお猪口一杯でも十分効果を得られます。
飲む量よりも、体への1日のエネルギー源として、毎日続けることかが大切です。
それでも、お猪口分だけでは心許ない、しっかり飲みたいと言う場合は、甘酒タイムを日中に持っていくのがオススメ。
疲れた時の甘味補給にもなりますし、忙しい朝の置き換えにすれば朝食準備の負担を減らしながらダイエットにも効率的です。
もしも、職場などに甘酒を持ち込みたい場合は、いくつか注意事項がありますから、下のページを参考にしてください。
甘酒を夜飲むとこんな効果が
甘酒は、眠る前の飲み過ぎが良くないのであって、時間と量さえ気をつければ夜でも楽しめます。
しかも、夜に飲むからこその嬉しい効果つき。
1日頑張った後に、自分へのご褒美として甘酒を楽しんではいかがでしょうか。
安眠効果
疲れているはずなのに、布団に入ってもなかなか眠れない。
翌日も早いことが解っていると、余計に焦って布団の中をゴロゴロと、落ち着かず動き回る、と言うのは誰でも経験していると思います。
日本人は、特に眠りにつきにくい民族と言われています。
と言うのも、欧米では眠る前には明かりを落とし、読書や音楽鑑賞をしてリラックスする習慣があるから。
日本人は真面目な国民性からか、その日に起きたことの反省や、翌日のシュミレーションを行うことが多く、考え事が尽きません。
布団に入っても、リラックスとは無縁の状況です。
眠るにはただ布団に入るだけでなく、リラックスしなければなりません。
考え事や、スマホばかりしていては、脳が覚醒したままになり眠りの体制になれません。
甘酒にたっぷり含まれているブドウ糖とは、脳への栄養になり満足感をアップさせます。
満足感を得られると言うことは、心身の活動に一区切りつけ、リラックスへ意識を繋げるので、眠りへの導入へ役立ちます。
甘いものを口にすると、柔らかな気分になりますものね。
あのほっこりした気分の変化が、眠るときに有効なのです。
また、温かい甘酒は体をぽかぽか温め、ほっこりした気分にさせるので、これもまた就寝を早める手助けとなります。
安眠効果を得られる飲み方
では次は安眠効果のための具体的な飲み方を紹介します。
とは言え、それほど難しいことはありません。
眠れないときにはホットミルクが良いとも言われますよね。
ホットミルクのような感覚で、基本的には温かい甘酒をゆっくり飲むようにすればOK。
1日の適量は200mlですが、眠る直前のカロリーが気になるなら、それこそお猪口1杯分でも十分です。
体が温まるだけでなく、血糖値が上がるので夜更かしして、小腹が空いたときにお腹を紛らわす効果も期待できます。
- 酒粕、米麹のどちらの甘酒も効果的
- 量はお猪口1杯~200ml
- 手作りの場合、60℃以下の温めで 眠る1時間前くらいから、 ゆっくり飲みます
- 歯磨きしてから布団に入ります
まとめ
いかがでしたか?
飲み方を工夫すれば、夜眠る前に甘酒を飲んだとしても太ることはありません。
寧ろ、眠りの質が良くなって、不眠が原因の肌荒れや不調が改善されることも期待できます。
安眠のためには、酒粕と米麹どちらの甘酒でも良いので、好みで好きな方を選びましょう。
お酒が含まれている分、温まりやすいため酒粕甘酒の方が効果的な気もしますが、アルコールが苦手なら米麹の方を選んでも十分リラックス効果が得られます。
眠る直前に甘酒の飲む量が気になるなら、ホットミルクでかさまししてもオススメ。
リラックス効果で安眠が期待できる上、甘酒では補給できないカルシウムも取り入れられます。
カルシウムは女性には不足しがちな栄養でもあります。
夜眠る準備のついでに栄養バランスを整えられて一石二鳥です。
悪評が広まっていますが、眠る前にたくさん口すれば何だって太ります。
飲み方に配慮しながら、眠る前の甘酒もうまく活用して体のコンディションを整えちゃいましょう。
以上、「甘酒は夜寝る前に飲むと太る?正しい飲み方で得られる意外な効果とは」でした。