甘酒は夜の置き換えでも痩せられる?
ここでは、甘酒を夜置き換えすることについて紹介しています。
栄養が豊富で、女性にイイコトがたくさんあると、今注目されている甘酒。
特に、ダイエット効果は有名です。
美味しく理想のプロポーションに近づけるなんて、積極的に飲むようにしたいですね。
甘酒を使ったダイエット方法は、朝食の置き換えが定番ですが、
「朝のお米は譲れない」
「朝はしっかり食べないと力が出ない」
など、朝ならではの苦労もあります。
食事習慣は人によって違いますから、夜置き換えの方がやりやすい場合もあるでしょう。
しかし、朝の置き換えは至る所で紹介されていても、夜の甘酒ダイエットについての記載はほとんどみかけません。
ひょっとして夜の置き換えは効果がないのかも?
甘酒の夜の置き換えについて、不安や疑問をスッキリさせるましょう。
甘酒のダイエット効果は?
甘酒の美味しさはお米から来る自然な甘味ですが、甘いものは太りやすいことが多いです。
甘くて美味しい甘酒がダイエットに役立つと言われても、ピンと来ません。
甘酒の栄養がどんな風にダイエットに有効なのか、まとめてみました。
カロリーオフ
甘酒のカロリーは、100mlでおよそ81kcal。
1日の適量が200mlですから、一食が162kcalに置き換えられることになります。
いかがですか?
甘酒のカロリーは高いと感じますか?
確かに、砂糖たっぷりのコーラですら同量の100mlで46kcal。
甘酒はコーラの倍近いカロリーと言うことになりますから、低いとは言い難いです。
しかし、甘酒はお米が材料に加わっています。
噛みながらゆっくり飲むことになるので、それほどたくさん入りません。
200mlですら多すぎるくらいです。
コーラのようにするすると入っていくわけではないので、数字で比較するとわかりにくいですが、結果的な満足感で比較すると、甘酒は一般的な清涼飲料水よりもずっとヘルシーと言えます。
満腹感アップ
甘酒には様々な種類の栄養が含まれていますが、その中でも特に多いのがブドウ糖。
ブドウ糖は体に入ると血糖値を上げて、満腹感を増やす効果があります。
甘酒をコップ1杯だけで1食お終い、なんて次の食事まで保つのか、不安に思いませんでしたか?
中途半端な時間にお腹が空いて、間食してしまっては、カロリーが抑えられないので、本来のダイエット効果が得られません。
しかし、実際は少量でもかなり飲み応えがあります。
食事前にお猪口くらいのごく少量の甘酒を飲んで、ある程度満腹感を得てから、全体の食事量を減らす飲み方もあるくらい。
コップ1杯飲めば、食事としても十分満足感を得られるでしょう。
代謝促進
甘酒に含まれる酵素、ビタミンB、アミノ酸は代謝に関わる栄養です。
代謝とは、体に起こる化学反応全般を指します。
エネルギー消費、細胞の修復や入れ替え、消化に至るまで全て代謝の積み重なった結果です。
代謝が適切に行われなければ、いくら活動してもエネルギーがなかなか消費されないだけでなく、傷ついた細胞が適切に修復、取り替えられません。
代謝は、体の中からキレイになるために欠かせない働きと言えます。
具体的には
- ビタミンB……糖類を消費できるエネルギーに作り替える
- アミノ酸………脂肪をエネルギーにする酵素に働きかけて太りにくい体にします
- 酵素……………脂質と糖代謝を行う物質で、デトックス効果が期待できます
以上の働きがあります。
甘酒には代謝に必要な栄養がバランス良くまれていますから、体を痩せやすい体質へと改善し、ダイエットの効率を高めてくれるのです。
甘酒の置き換えダイエットは夜でもできる?
甘酒ダイエットでは、朝食を置き換える方法が定番ですが、だからと言って夜ではダメなのかと言えば、そう言うわけではありません。
朝は眠い目をこすりながらの身支度に忙しく、更に寝起きで食欲も湧かないので、そもそも朝食の準備から気が重いです。
「食べるよりも眠っていたい」と、朝食を摂る習慣がない人も少なくありません。
コップに注いで、レンジでチンするだけで用意できる甘酒は、ダイエットだけでなく朝食の負担も減らせて一石二鳥。
食事と食事との間の時間が短いのも、朝の置き換えが定番となった要因と考えられます。
このように朝の置き換えはいくつもメリットがありますが、だからと言って夜の甘酒ダイエットがいけないと言うわけではありません。
朝と同じように、夜ならではのメリットもあります。
リラックス効果
温かい甘酒には、リラックス効果があります。
甘酒の主成分であるブドウ糖は、脳へのエネルギー源であり、満足感に関わる栄養。
満足すると、気持ちがほっと落ち着きますよね。
満足感を得ることによる気持ちの変化がリラックス効果を引き起こし、夜に飲むと穏やかな眠気を引き起こします。
布団に入ってもなかなか寝つけなくてスマホを触りだして、つい数時間、なんてことはありませんか?
そんな日に限って朝早くて、ほんの少ししか眠れないのはよくある話。
睡眠不足は思考力の低下を引き起こします。
質の良い睡眠がとれれば、すっきりした気分で本来の力を発揮できるようになります。
胃腸が休ませられる
「食事時間がつい遅くなった翌日、なんとなく胃腸のあたりが気持ち悪い、」
あの何とも言えない感覚は辛いですよね。
夜は日中と比べて活動が少ないので、消費されるカロリー量が減る傾向にあります。
消費しきれないカロリーは脂肪へと蓄積されてしまうので、夜はできるだけ控え目にするのが、ダイエットの基本。
特に眠る3時間前は極力食べない方が良いとされています。
しかし、夜の食事量を減らすのメリットは、ダイエット効果だけではありません。
と言うのも、夜遅くは胃腸も眠る準備のため活動が穏やかになります。
消化機能が抑えられているわけです。
そんな中、脂っこい物や、ガッツリメニューが大量に体に入って来たらどうなるでしょう。
休む準備万端になっていた胃腸がムリヤリ働かされるわけですから、スムーズな消化吸収ができません。
更に、夜は1日の食事の中でもとりわけ消化しにくいメニューを、しかもたくさん食べるタイミング。
機能低下している胃腸では、夜通し働いても消化吸収仕切れずに朝まで残ってしまうことがあります。
朝起きて胃腸の調子が悪いのは、夜通し働いた消化器官の披露のサインでもあるのです。
そんなわけで、重たくなりがちな夜ご飯を消化しやすい甘酒に変えれば、胃腸の負担を減らせます。
夜は1日の締めくくりの食事。
自分へのご褒美を兼ねてしっかりメニューになりがちです。
毎日とはいかなくても、夜遅くなった日や、週に1回、などと言うように、たまに胃腸を休める目的に夜を甘酒へ置き換えダイエットる日を設けてみてはいかがでしょうか?
日頃から、朝胃腸のもたれを感じやすい人も、消化器官を休める日を作ることで、スッキリした気分で1日を迎えられるようになるかもしれません。
カロリーオフ効果がパワーアップ
置き換えダイエットの最大のメリットは、通常の食事をカロリーが低い食品にして、1日の摂取カロリーを減らせること。
消費カロリーを維持しながら、摂取カロリーだけを減らすので、その分体に蓄積された脂肪の消費を促しダイエット効果を高められます。
甘酒の置き換えもそうですよね。
甘酒は1食分にすると200ml程度ですから、162kcalに置き換えられます。
対して、ご飯はお茶碗1膳分で、269kcal。
食パンもメーカーや何枚切りかにもよりますが、だいたい200kcal弱。
これに、パンに塗るジャムやバターの分と、コーヒーなどの飲み物がプラスされるので、ほとんどご飯と変わりません。
飲み物と比較すると高く感じたものの、甘酒は決して高カロリーではないのです。
とは言え、朝ご飯は1日の中でも、比較的少ないタイミングの食事。
甘酒に置き換えても、それほど摂取カロリーを減らせない場合があります。
甘酒ダイエットで効果を得られなかった人は、もともと朝食が少なく、1日の摂取カロリーをそれほど減らせなかったことが要因かもしれません。
一方、夜ご飯はどうでしょうか?
夜は朝に比べて、意識もはっきりしています。
1日動き回った体はくたくたで、お酒を飲んだり、美味しい物を食べたりして、疲れを吹き飛ばしたいと考える人も多いはず。
後は眠るだけなので、できるだけ控え目に、とは分かっていても、つい食べ過ぎてしまいます。
例えば、サクサクの衣が美味しいカツはだいたい486kcalですし、ビールのお供、唐揚げは1人分286kcal。
これだけで既に1日分の甘酒のエネルギー量を超えています。
更にお米や、それこそお酒、お風呂上がりのアイスなどなど全て加えれば、甘酒何杯分のカロリーになるか、わかりません。
1日の摂取カロリーを減らす、と言う意味では、夜ご飯を置き換えた方がずっと効率的です。
>>甘酒でカロリーオフするには?市販でもダイエットに成功する?
まとめ
いかがでしたか?
夜の甘酒の置き換えは、朝に比べると一般的ではありません。
夜の置き換えならではのメリットもあります。
しかし、夜ご飯は朝ご飯と比べると、カロリーや栄養補給以外にも、楽しみの意味合いが強いです。
1日動き回った後の夜ご飯が毎日甘酒では、頑張り甲斐もなくなってしまいます。
夜の置き換えは摂取カロリーを大きく減らしやすい分、いつまでも続けるのは簡単ではありません。
短期間集中にぴったりのダイエット方法です。
以上「甘酒は夜の置き換えでも痩せられる?」でした。