ファスティングの回復食に甘酒が良い?飲み方は?

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ここでは、ファスティング後の回復食を甘酒にするメリットをまとめています。

 

一定のファスティングを終えた後は、通常の食事に戻る前に、回復食を食べる期間があります。

辛いファスティングを乗り越えたわけですから、すぐさま好きなものをドカッと食べたくなりますが、もうちょっとだけ我慢しましょう。

回復食と言うワンクッションが、ファスティングの効果を高め、成功へと導きます。

 

回復食の定番は、胃腸に優しい重湯ですが、最近では新たに甘酒も人気。

何かと支度が面倒な重湯より、コップに注ぐだけの甘酒の方が、用意する手前も省けて助かります。

 

しかし、糖類が高いイメージが強い甘酒が、ファスティングの回復食に適しているか、疑問も感じます。

 

そこで、本当にファスティングの回復食に甘酒が使えるのかどうか、調べててみました。

 

回復食がファスティングのカギ

ファスティングを終えた後は、食生活をゆっくりと元に戻すための復食期と呼ばれる時期があり、この時期に口にする食事を回復食と言います。

 

ファスティングで口にするものを極限に減らしたことで、消化器官はぐっすりお休みモード。

ファスティング直後の体は、固形物を摂らないことで、老廃物も極端に少なくクリーンな状態です。

十分な急速を取ったことで、消化器官のコンディションも万全に整えられています。

 

今まで体に入った食べ物100%のうち60%程度しか吸収できていなかったものが、ほぼ丸ごと吸収してしまうことも。

水を残らず吸い尽くす、スポンジのようなものです。

美容や健康に必要な栄養価だけではなく、カロリーの吸収率も上がっているので、リバウドしやすい時期でもあります。

 

消化器官をスムーズに稼働させ、吸収率を落ち着けてから、通常の食生活に戻すためにも回復食は重要な役割を担っています。

 

回復食を適切に行うことが、ファスティングの成功を左右すると言われるほど。

 

固形物を一切口にしない完全断食は当然、半日や酵素ドリンクを使ったプチ断食でも同様です。

復食期は、ファスティングを行った日数と同じ日数を目安に設けましょう。

回復食に甘酒が良い理由

 

ファスティングを終えた直後の胃腸は、食べ物が全くなく、日頃の食事で溜まった毒素も全て排出されたまっさらの状態。

胃腸は休息を終えて吸収率が高まっているうえ、お休みモードで消化機能が低下しています。

回復食で徐々にもとの食事に近づけることで、負担を最小限にしつつ消化器官の働きを元に戻せます。

 

回復食には、胃腸の負担が少ないように消化に良く、且つ栄養価が高いものを選ばなければなりません。

 

甘酒は、味噌やヨーグルトと同じ発酵食品の1つ。

授乳などで重宝される、消化に良く栄養価が高い食品を表した「ま・ご・に・は・や・さ・し・い」の「は」に分類されます。

 

発酵食品の多くには善玉菌が含まれており、体に入ると腸内の善玉菌の活動を活発にして、消化をサポートしたり、免疫力を高めたりなど、体の中から健康にしてくれます。

 

甘酒はその他にも

  • ビタミンB群
  • ブドウ糖
  • アミノ酸
  • ミネラル

など様々な栄養がたっぷり。

 

風邪や疲労のために、栄養補給で処方される点滴と共通の成分が多いことから、飲む点滴と呼ばれているほどです。

 

江戸時代には夏バテ予防や、スタミナアップに利用されていた甘酒は、消化も良いので、回復食にもぴったり。

お米から作られていてもカロリーが100ml80kcalほどと、ご飯に比べると半分程に抑えられるため、リバウド予防にも向いています。

準備にも手間がかからないので、手軽な回復食として紹介しているファスティング教室もあるほどです。

回復食のときの甘酒の飲み方

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甘酒を回復食として飲む場合は、コップ1杯、だいたい200mlを目安にしましょう。

重湯と同様にお米が材料に使われているため、回復食初日から食事代わりにしても良いですし、回復食が進んでからプラスアルファで少しずつ飲んでも良いです。

 

ただし、回復食は進めば進むほど、通常の食事に近づいていきます。

3日目になれば固形物も口にすることができるため、甘酒だけでは栄養が足りません。

 

甘酒を回復食メインにするのは1日目までとし、それ以降は食事に加えて飲むようにしましょう。

少量でも満腹感があるので、復食期の食べ過ぎを防げます。

 

ただし、甘酒は発酵食品なので、他の回復食は発酵食品以外で献立を立てると、バランスが良いです。

甘酒を飲むなら、納豆やヨーグルトなどを使わずに回復食の献立を考えると言うことですね。

>>ダイエットにぴったり!市販の甘酒の選び方

まとめ

いかがでしたか?

 

ファスティングは、復食期を終えて、元の食生活に戻るまでダイエットが成功したかどうかわかりません。

ファスティングの期間食べるのを我慢できたとしても、回復食で我慢できなくなれば、全てが水の泡。

 

1日でリバウドしてしまうかもしれません。

 

ですから、ファスティングのことだけでなく、その後の回復食についても事前にしっかり知っておく必要があるのです。

 

甘酒は、低カロリー、栄養豊富な上、満腹感が得られるため、回復食にぴったり。

ファスティングには酵素ドリンクが有名ですが、甘酒だって負けてはいません。

酵素ドリンクを飲むだけの酵素ファスティングの代わりに、甘酒にしてもカロリーを抑えながら、栄養を整える役割をしっかり担ってくれます。

 

回復食には重湯や、酵素ドリンクが有名ですが、酵素ドリンクは好みが別れますし、重湯は準備が大変です。

手軽に回復食を用意したい、酵素ドリンクが苦手な人は甘酒を試してみても良いでしょう。

 

以上、「ファスティングの回復食に甘酒が良い?飲み方は?」でした。

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