甘酒はカロリーオフできる?市販品でダイエットにぴったりなのはどれ?

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甘酒はその名の通り甘いドリンク。

ブームになっているので、気になるものの、甘い=カロリーを連想して二の足を踏んでいる人も多いかもしれません。

 

確かに、甘酒の中には砂糖などの甘味料が大量につかわれている商品もあります。

 

しかし、甘酒で注目されている効果の1つにダイエット効果があるのをご存知ですか?

本当にカロリーが高いなら、ダイエット効果があるなんて注目されることはないはずです。

 

甘酒は商品によってそんなにカロリーが変動するのでしょうか?

甘酒のカロリー事情についてまとめてみました。

 

甘酒のカロリーは高い?

甘酒は、ダイエットのためにも注目されています。

しかし、お米も酒粕も米麹もカロリーが含まれていますから、ノンカロリーというわけにはいきません。

ダイエット中は、余分なカロリーは厳禁。甘い飲み物ということもあり、カロリーの高さが心配です。

 

甘酒の材料はそれぞれ100gあたり

  • 米麹  286kcal
  • 酒粕  227kcal
  • お米  356kcal

とちょっとした食事くらいのカロリーになります。

 

甘酒にしても100gあたり81kcalと、コーラや牛乳と比べても頭ひとつ分カロリーが高くなっています。

 

やはり、ダイエットのために甘酒を飲むのを避けたほうが良いような気がしてきます。

 

ダイエット成功の鍵は、無駄な摂取カロリーを減らすことにあります。

そうすることで、体に蓄えられている余分な脂肪を、日々の活動で消費させてシェイプアップを目指すのです。

 

しかし、単純に摂取カロリーを減らすだけなら、食事制限や、もっと低カロリーの食品を使った方が簡単です。

コンニャクなどの0カロリーの食品なんていくらでもあります。

 

にもかかわらず甘酒がダイエットに適しているとされているのは、カロリー以外の部分で、効果があるからです。

甘酒の優れたダイエット効果

 

ここでは甘酒の優れたダイエット効果を簡単におさらいしましょう。

・甘酒に含まれるビタミンBが代謝をアップし、脂肪や糖質の消費 甘酒の中で生きている
・100種類以上の酵素が、体の代謝をサポート
・GABAが中性脂肪に作用し、体重増加を抑制
・水溶性と不溶性の食物繊維を豊富に含み、血糖値の上昇を緩やかにし、満腹感を維持
・酒粕のレジスタントプロテインが、油に吸着して消化吸収を阻害

どうですか?

 

甘酒は発酵食品ならではのさまざまな栄養素が含まれています。

 

カロリーの摂りすぎを抑えるために、飲む量は200mlくらいまでにする必要はありますが、ダイエットに嬉しい効果ばかり。

カロリーを抑えるだけでは、これだけのダイエット効果は得られません。

甘酒200ml分のカロリーくらい、すぐに元が取れそうです。

>>甘酒ダイエットがテレビで注目?芸人さんが試した結果

市販甘酒でカロリーオフ

とは言え、ダイエット中は1kcalだって食べるのは控えたいもの。

甘酒の効果は魅力的ですが、少しでも低カロリーのものを飲むようにしたいですよね。

 

甘酒は濃度や、味を調える甘味料の有無によってカロリーが変わりますが、平均すると100mlで81kcal程度。

ここでは、平均カロリーよりも低い市販甘酒を紹介しています。

酒粕の低カロリーの甘酒

酒粕の甘酒は、お米を加えて一煮立ちするだけのシンプルな作り方。

米麹の甘酒と違って発酵させるわけではないので、そのままでは甘味が出てきません。

 

味を調えるために砂糖を使われることが多く、米麹の甘酒よりもカロリーが高くなりがちなので、ダイエットには不向きと言われています。

しかし、レジスタントプロテントや食物繊維の効果は、米麹の甘酒に負けていません。

森永 甘酒

赤いパッケージが目印の、ブームになる前からおなじみの甘酒。

なんと、40年以上前から販売されているんだそうです。

お正月やひな祭りにご家庭で飲んだ人も多いのではないでしょうか?

 

森永の甘酒は、米麹と酒粕がブレンドされており、2種類の甘酒のいいとこ取りが可能。

1本190mlで122kcalなので、カロリー面も米麹の甘酒に負けていません。

 

月桂冠 甘酒

大手酒造メーカー月桂冠からの販売で、自社の酒粕と米麹から作られている甘酒で、美味しさも評判の一品。

 

月桂冠の甘酒は、食物繊維補給に、還元難消化性デキストリンが含まれています。

これのおかげで、月桂冠の甘酒の食物繊維は1缶あたり2.8gにもなり、ダイエットにぴったり。

 

1缶あたり190gで124kcalとカロリーも低く、味と効果の両立が可能な甘酒です。

大関 甘酒

大関は、上の2品と違って酒粕のみの甘酒。

日本酒を連想させる酒粕の風味が強く、好みがわかれるものの、昔懐かしい美味しさが魅力です。

 

しかし、酒粕の甘酒だとカロリーが心配ですよね。

 

大関の甘酒にはハチミツと砂糖で味が整えられていますが、190gで130kcalと、他のブレンド商品にも引けをとりません。

カップ瓶で簡単に電子レンジで温められるので、冬にぴったりな一品です。

米麹の低カロリーな甘酒

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米麹の甘酒は、しっかり発酵させてお米の甘味を引き出すことで、砂糖を加えなくても美味しく飲めます。

ですからカロリーの低さでは、酒粕のものとは段違い。

甘酒ダイエットと言えば、米麹というくらいになっています。

 

市販品も砂糖を加えないものが主流となっているので、手軽に甘酒ダイエットをしたい場合は、購入品の中から選らんでもいいでしょう。

森永製菓 森永のやさしい米麹甘酒

赤い缶でおなじみの酒粕のものと違い、米麹100%の甘酒です。

女性を応援するというコンセプトで2017年に販売され、国産米と、食塩、米麹のシンプルな材料で作られています。

優しい甘さと1本66kcal/125mlの低カロリーで人気を集めています。

マルコメ 米糀から作った糀甘酒

1パック125mlで91カロリー。

森永の米糀甘酒と比べるとカロリーが高いような気がしますが、飽きの来ない甘さで定番の商品となっています。

電子レンジで簡単に温められるものや、豆乳ブレンドなど豊富なラインナップも魅力。

気分に合わせて冷たいもの、温かいもの、味を選ぶのも楽しいですね。

宝来屋 冷やしあま酒

ペットボトルタイプの甘酒で、1本の内容量が350mlと紙パックと比べるとかなり多いです。しかし、飲みかけでも持ち運びしやすいので、

  • 口寂しいとき
  • 甘い物がほしいとき

など、ダイエットにありがちな誘惑にくじけそうなときに、タイミングを見計らって少しずつ飲むという飲み方も可能になります。

 

とは言え、1本まるごと飲みきると、350kcalにもなるので、2日ほどかけてじっくり飲むように心がけたいですね

商品名は冷やしあま酒となっていますが、もちろん温めても美味しく飲めます。

>>冷やし甘酒と普通の甘酒の違い

まとめ

いかがでしたか?

甘いものは使われている砂糖が多くなる分、カロリーも高くなりがち。

甘酒も、カロリーだけに着目すれば、他の食品と比べて低カロリーとは言えません。

 

しかし、甘酒の持つ発酵パワーはダイエットをサポートするのにぴったりです。

手軽に購入できる市販品の中には、平均的な甘酒よりもカロリーを抑えられるものも多いので、うまく活用すればダイエット効果を後押しできます。

 

以上、「甘酒はカロリーオフできる?ダイエットにぴったりなのはどれ?」でした。

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