甘酒の太らない飲み方とは?痩せるためには飲むタイミングも考えよう

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ここでは、甘酒の太らない飲み方について、紹介しています。

 

今ブームになっている米麹の甘酒は何とも言えない甘さが美味しいですよね。

アルコールの風味がなく、飲みやすい商品も販売され、それまで甘酒が苦手だった人にとってもぐっと身近な飲み物になりました。

 

飲む点滴と呼ばれて、美容にも良い栄養がたっぷり。

美味しく飲みながら、健康と美容のためになるなんて、良いことずくめですね。

 

しかし、一方で飲み方を間違えると太ってしまう、なんて話も聞きます。

肥満は、美容にも健康にも大敵。

良い物だからと言って、ただがぶがぶ飲んでいれば良いと言うものではなさそうです。

 

では、甘酒の太らない飲み方とは、どうすれば良いのでしょうか?

具体的にまとめてみました。

 

甘酒が太る理由は?

そもそも甘酒が太る理由は何なのでしょうか?

 

甘酒はその名の通り、甘味を楽しむ飲み物です。

 

しかし、酒粕甘酒は砂糖で甘味が加えられていますが、米麹甘酒はノンシュガー。

では、米麹甘酒の甘さはどこから来るのかと言うと、実は材料に加えるお米由来のものです。

 

米麹甘酒は、お米に麹をよく混ぜて発酵させて作られます。

この発酵の時に、お米のデンプンは細かく分解され、ブドウ糖と言う甘味を感じやすい糖類へと変化します。

 

つまり、米麹甘酒の甘さも、ブドウ糖と言う糖類と言うわけです。

 

もちろん、酒粕甘酒と違って別で甘味料を入れる訳ではないですし、お米由来の糖分と言うことで、砂糖にはないメリットを持っています。

 

ブドウ糖は分子量が小さく構造が単純なので、体への吸収がスムーズ。

疲れたときや、お腹が空いたときに飲めば、素早くエネルギー補給と、疲労回復が見込めます。

 

とは言え、糖分はエネルギーの塊でもありますから、米麹甘酒は少量でも結構なカロリー。

美味しくて体に良いからと言って、がぶがぶ飲んでいては、カロリーオーバーしてしまいます。

>>甘酒は飲みすぎるとこんなデメリットが?

甘酒の太らない飲み方とは

 

甘酒は飲み物の中でも、カロリーが高めですから、飲み方に気をつけないと太りやすくなります。

 

しかし、カロリーが高めと言っても、砂糖をドバドバ入れる訳ではありません。

飲み方さえ気をつければ、肥満になる心配なく、米麹甘酒の栄養だけ取り入れられます。

肥満を防ぐために気をつけるポイントは、量と時間です。

>>甘酒ダイエットでは夜飲むのはNG?

甘酒の飲む量

米麹の甘酒は、ほとんどがお米の糖質によるカロリー。

 

通常の人の甘酒の適量は、だいたいコップ1杯分です。

100mlあたり81kcalで、コップ1杯分がだいたい200mlですから、162kcal分が1日の適量と言うことですね。

 

置き換えダイエットの1食分、1日のおやつ分としても適切なカロリーと言えるでしょう。

 

また、糖質が気になる人は控えめに65kcalが適量です。

たいたい、湯呑み1杯分を目安にすると分かりやすいですね。

先ほど触れた通り、甘酒のカロリーはほとんどが糖分由来ですから、糖尿病などで血糖値が気になる人は、飲む量に要注意。

 

糖尿病での食事療法は、80kcalを1単位として考えるので、甘酒を飲んだときは炭水化物を控え目にした方が良いでしょう。

飲むタイミングは?

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甘酒はいつ飲んでも体に良いですが、目的に合わせて口にするタイミングを変えることで、より効果が発揮できます。

ダイエットには朝

甘酒で朝栄養補給すると、その後の活動でエネルギーが消費されます。

 

ですから、朝食は1日の食事のうちカロリー消費されやすく、食べ過ぎても比較的脂肪になりにくいタイミング。

いつもの朝食に加えるだけでも良いですし、置き換えて甘酒だけで済ませても良いです。

 

朝食を食べる習慣がなかった人は、甘酒でエネルギー補給することで、体を目覚めさせ朝の作業効率アップが狙えますし、菓子パンなど朝から高カロリーの食事だった人はカロリーカットができます。

気持ちを落ち着けるなら夜

夜は眠るまでの時間が短いので、カロリーもそれほど消費できません。

 

糖質の塊である甘酒を飲んでも、ダイエット効果は限られてしまいます。

 

しかし、気持ちを落ち着かせて眠りに就きやすくするなら、夜がオススメ。

温かい甘酒で体が温まると、気持ちが落ち着いて眠くなってきます。

消費しきれないカロリーが脂肪にならないように、飲み過ぎには注意が必要ですが、少量でもゆっくり飲むことでホッとしてきます。

 

もしも物足りなければ、ホットミルクで割るなど、他の飲み物と混ぜて飲み方を工夫してください。

市販の甘酒は裏面をチェックしよう

甘酒は米麹で作られていても、酒粕で作られていても、商品区分上では全て一括り。

 

商品名も全て「甘酒」でまとめられているので、表面のパッケージだけを見て商品を選ぶのは危険です。

砂糖の摂取量を減らしたい、ダイエットのためにできるだけ低カロリーのものを選びたい、と言う場合は米麹の甘酒を選びましょう。

 

ダイエットの場合は、甘酒選びもできるだけ低カロリーの物を飲むようにしたいですね。

カロリーは、裏面のパッケージに詳しく記載があります。

実は、パッケージの裏にはカロリーの他にも、原材料や成分まで詳しく書かれています。

 

その商品が酒粕か米麹のどちらから作られているかも、簡単に確認できますから、購入前にしっかり確かめましょう。

 

健康や美容への関心の高まりで、今時の市販品できるだけシンプルな材料で作られています。

それほどカロリーに大差が出ることはないですが、市販品を比較しながら低カロリーの物を選ぶことで少しの差でも、ダイエットの効率を高められます。

 

>>ダイエットに向いている市販甘酒の選び方

まとめ

いかがでしたか?

 

甘酒は糖分の他にも、アミノ酸やビタミンB群など、栄養価が高い飲み物です。

適量さえ守れば、美味しく飲みながらダイエットもできます。

 

糖質が豊富なため、太りやすいとのイメージを持ちやすいですが、上手く付き合うことでダイエットの心強い味方になるはずです。

1日200mlを目安に、目的に合わせて自分のタイミングで甘酒を飲みましょう。

 

以上、「甘酒の太らない飲み方とは?痩せるためには飲むタイミングも考えよう」でした。

>>甘酒はいつ飲むのがいい?タイミングで効果が変わる?