酒粕甘酒は蜂蜜で美味しくカロリーオフ

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夜が更けて気温が低くなってくると、体の中からほっとするような温かい飲み物が恋しくなります。

1日の終わりにコーヒーや紅茶も良いですが、もっと温まる甘酒もオススメ。

 

甘酒と言えば、ショウガが定番の組み合わせでしたが、自然の甘さが嬉しい蜂蜜を加えても美味しいですよ。

蜂蜜の効果で体がポカポカになるだけでなく、整腸作用や風邪予防効果も期待できる今注目の組み合わせです。

 

酒粕の甘酒は砂糖入り

今や空前の甘酒ーブームですね。

お正月に神社で振舞われるときくらいしか飲む機会がなかった甘酒が、今やどこでも見かけるようになりました。

甘酒の材料になる酒粕や米麹のラインナップすら増えていますね。

 

とは言え、市販の甘酒は米麹から作られたものが中心。

酒粕の甘酒はあまり種類がありません。同じ発酵食品で、栄養価も負けないのに、米麹の甘酒ばかり注目がいくのはなぜなのでしょうか?

 

確かに、酒粕の甘酒は日本酒の風味が強く、万人受けしない味かもしれません。

 

しかし、レジスタントプロテインや、不溶性食物繊維など、酒粕の甘酒のほうが優れている部分もあります。

 

甘酒は健康や美容に関心が高い女性たちを中心に話題を集めていますから、酒粕パワーに着目して米麹にも負けない人気ドリンクになりそうな気がしませんか?

にも関わらず、米麹の甘酒ばかりに人気が偏る理由の1つが、カロリーです。

 

甘酒は、その名の通り甘味が魅力ですが、米麹と酒粕どちらから作られるかによって甘さの種類が違います。

 

米麹の甘酒は、発酵で麹菌がお米を糖化することで甘くなります。

もともと材料に加えるお米から甘味を引き出すので、甘味料のためにカロリーが増えることはありません。

 

一方、酒粕の甘酒は砂糖で甘くします。

味を調えるための甘味料分のカロリーも追加されるので、酒粕の甘酒の方がカロリーが高い傾向があるのです。

 

しかも、砂糖はカロリーの塊なので100gあたり384kcalにもなります。

もちろん甘酒を1回飲むのにこれほどの量を使うことはありませんが、それでも100mlで大匙1、2杯は欲しいところ。

砂糖のカロリーは大匙1で76kcalくらいですから、コップ1杯分200mlの甘酒を飲む場合は、かなりの量の砂糖を摂ることになります。

 

砂糖の取りすぎは健康美容ともに気になる問題ですから、酒粕の甘酒を飲む場合は、飲みやすさか,、カロリーかの問題に頭を悩ませることになるのです。

誰だって余分な砂糖は避けたいですよね。

特に、1kcalだって気を配るダイエット中には、わざわざ酒粕の甘酒を選ぶ必要はありません。

 

このため、米麹の甘酒に人気が集まるのです。

>>手作りで酒粕甘酒の砂糖をなしにしたい

甘酒に蜂蜜を入れるメリット

 

酒粕の甘酒に加える砂糖は、単純に味を調えて飲みやすくするためのもの。

極端な話、砂糖が無くても美味しく飲めるならノンシュガーでも良いですし、砂糖である必要はありません。

カロリーが気になるなら、ノンカロリーの人口甘味料を使ってもいいでしょう。

 

「人口甘味料はちょっと怖い」「安心できる甘味が良い」と言う場合は、ハチミツがオススメです。

ハチミツは抗菌作用が高く、風邪予防に効果的。喉の粘膜を保護する作用もあるので、乾燥しやすく風邪を引きやすい冬にぴったりです。

 

また

  • 善玉菌のエサとなるため整腸作用
  • 血糖値の上昇を緩やかにするためダイエット効果

が期待できます。

 

腸内環境を整えて便秘改善、やダイエット効果は酒粕の甘酒にも期待できるもの。

砂糖のかわりにハチミツを加えることで、相乗効果でハチミツが持つ健康効果も活用できます。

甘酒のパワーを後押しすることにも繋がるでしょう。

 

また、ハチミツは100gあたり294kcalほどです。

糖類が豊富に含まれていることに変わりないので、野菜と比べると高カロリーな印象になりますが、砂糖に比べるずっとカロリーが低いです。

大匙1杯にしても60kcalくらいにしかなりません。砂糖のかわりにハチミツを入れれば、美味しさを維持しながらカロリーオフが可能です。

>>蜂蜜とショウガ入り甘酒で喉を労わろう

蜂蜜甘酒の作り方

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市販の甘酒はそのままでも美味しく飲めるように、すでに大量に砂糖が入っています。

そこから更に蜂蜜を入れてもカロリーを追加するだけ。

甘さもしつこくなりますし、最悪肥満の原因になります。

 

蜂蜜甘酒を楽しむポイントは、甘酒を酒粕から作ること。

最初から作ることで砂糖なしのまま、蜂蜜だけで味を調えられます。

蜂蜜の栄養を摂りながらカロリーオフも狙えます。

 

米麹の甘酒のように発酵させる手間がない分、簡単に作れるので是非チャレンジしてみましょう。

材料
酒粕   50g
水    250ml
蜂蜜   大匙1
  1. 酒粕を水に浸して柔らかくなるように少し待つ
  2. ①が柔らかくなったら、火にかけて酒粕が解けるまでよく混ぜる
  3. 一煮立ちさせたら、蜂蜜で味を調えて完成です

蜂蜜甘酒は寝る前がいい?

蜂蜜は寝る前に食べるのが良いというのをよく耳にします。

 

眠っている間は、唾液の分泌量が減って菌が繁殖しやすいタイミングです。

眠る前に蜂蜜を摂ることで、喉が保護されて菌の繁殖を防げます。

寝起きに喉が痛くなりやすい人は、ぜひ試して欲しい飲み方です。

 

また、人の体は体温が少しずつさがっていくタイミングで眠くなります。

翌日やその日あったことを考えているうちに何時間も経って、眠るタイミングを逃してしまったということはありませんか?

特に日本人は眠りに就くのに時間がかかる傾向があると言われています。

 

考え事をこじらせているうちに、慢性的に不眠症気味の人もいます。

甘酒で体を一旦温めてか眠りに就けば、布団の中でゆっくり体温が下がって行きますからスムーズな入眠が期待できます。

眠りの質がよくなることによる、美肌や美髪効果も表れてくるかもしれません。

 

ただし、眠る直前は活動がすくないため、消費カロリーが少なくなっています。

甘酒も蜂蜜もカロリーが低い物ではありませんから、眠る前に飲みすぎてはダイエット効果は期待できません。

 

ダイエットは日ごろの食生活やカロリー管理が大切です。

眠る前のカロリー摂取となる蜂蜜甘酒は出来るだけ避けて、どうしても飲むならごく少量にしましょう。

>>夜眠る前の甘酒の飲み方!太るなんて噂もきくけど?

まとめ

いかがでしたか?

カロリーが低く、美味しい蜂蜜は酒粕甘酒と相性が良い組み合わせ。

栄養面でも優れていますから、美味しく飲めるだけでなく、ビタミン補給にもなります。

 

ただ、砂糖に比べて低カロリーとは言え、エネルギー源であることには変わらないので、飲み方を間違えれば肥満の原因になります。

飲む量や時間帯に配慮しながら美味しく楽しみたいですね。

 

以上、「酒粕甘酒は蜂蜜で美味しくカロリーオフ」でした。

>>甘酒の甘味と砂糖とはどう違う?

>>甘酒の砂糖の量をできるだけ減らす方法