甘酒が生理のケアにオススメの理由とは
ここでは、生理中に甘酒を飲むメリットについて紹介します。
倦怠感、眠気、腰痛、腹痛、気持ちの落ち込みなどなど。人によって月の物があるときの症状は変わりますが、辛いことに変わりありません。
毎月PMSに悩む人は、少しでも症状を軽くするため、体のケアに気を配ることも多いのではないでしょうか?
PMSが重いと、食欲も湧きませんが、食事は栄養補給の機会。
体調にも影響を与えるので、生理のときこそ慎重になります。
口にするものに気を配って体調を整えることで、毎月来る生理とうまく付き合いたいですよね。
辛い生理痛のメカニズムとは
体調は食生活と生活習慣の積み重ねで変わってきます。
規則正しい食事や、生活習慣を心がければ体のコンディションは良くなりますし、逆に不規則な生活をしていれば体が悲鳴をあげます。
女性にとって、月の物は体調のバロメーター。
調子が悪ければ生理のタイミングがずれたり、重い生理痛となって表れることがあります。
生理と共にあらわれる感情の起伏が激しくなったり、腹痛や頭痛は、一時的と分かっていても辛いですよね。
中医学では、生理による不調は血液の乱れが原因と考えられています。
生理中は外に出る血液量が多いので、貧血になりやすい状況で、貧血が起きれば、めまいや立ちくらみを引き起こします。
気と血の循環が乱れれば、更に頭やお腹に痛みとなって表れるとされています。
ですから、生理の負担を軽減するためには、血と気で体を満たし、全身にくまなく循環させることが大切です。
しかし、ストレス社会の昨今では、常に気力に満ち溢れてエネルギッシュにいることは難しいですし、血液を増やすために健康的な食事が大切と分かっていても、忙しいときのレトルトやコンビニ食は強い味方。
気持ち、生活習慣ともにいつもベストな状態を維持する、と言うのは簡単ではありません。
せめて、日々の生活にプラスすることで、ちょっとでも健康をサポートするものがあれば、と思いませんか?
先ほども触れた通り、生理は体調によって辛さが変化します。
ちょっとした体調の変化で、生理の負担が軽減されることが期待できます。
甘酒が生理痛に有効な理由
飲む点滴と呼ばれて、美容やダイエット効果で注目されている甘酒ですが、中医学においても有効な飲み物とされています。
甘酒は
- 補気 気力をみなぎらせてくれる 活血
- 血流を良くしてくれる
- 温経 経脈を温め流れをスムーズにする
の3つのパワーを持った飲みもの。
特に、生理では血流が大切。
血流が滞れば、外に排出されるはずの血が塊になって、痛みのもとになることもあります。
それに、いつもと勝手が違う生理中は、どうしても気分が沈みがち。
そんな中で美味しい物は、気持ちを明るくしてくれるパワーを秘めています。
美味しく、体を温めて血行を良くする甘酒は、まさに生理で弱った女性にとって、精神面、体調面ともに強い味方になります。
生理中は米麹甘酒をホットで
甘酒は米麹と酒粕、どちらが材料になっているかによって、味も作り方も全く異なります。
どちらも発酵食品ならではの栄養たっぷりなので、栄養バランスを整える目的なら、好みで選んで良いと思いますが、生理中はできれば米麹甘酒を選びましょう。
と言うのも、酒粕甘酒は味を整えるために砂糖が入っているからです。
砂糖は体を冷やす原因になるので、生理中は避けた方が良い調味料。
米麹甘酒も酒粕のものと同じように甘くて美味しいですが、砂糖ではなくお米由来のブドウ糖の甘味です。
砂糖のように体を冷やしたり、腸内環境を悪化させる心配がないので、安心して飲めます。
冷えは、そもそも女性にとって天敵ですが、生理中は痛みを強めることがあるので、さらに注意しなければなりません。
体の中から温められるように、ホットで飲むのがオススメです。
体に入ってくる食べ物に敏感になっている時期でもあるので、保存料や添加物の少ない「米麹、米」の材料がシンプルな物を選びましょう。
もし甘味がも物足りなければ、蜂蜜やメープルシロップなど、自然の甘味料を使いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
美肌やダイエットに注目されている甘酒が、生理でも有用なんて驚きでしたね。
ジャパニーズヨーグルトと呼ばれて、海外セレブにまで注目されるのも納得できます。
生理は毎月のものですから、体のケアを心がけて、少しでも負担を軽くすることが大切です。
最近はブームで、コンビニやドラッグストアでも何種類もの甘酒を見かけます。
生理中の飲み物を何にしようか、と悩んでいる人は試してみてはいかがでしょうか。
以上、「甘酒が生理のケアにオススメの理由とは」でした。
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