甘酒に含まれる葉酸とは?どれくらいの量があるの?

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ここでは、甘酒に多く含まれる葉酸について、紹介しています。

 

今話題の飲み物甘酒は、発酵食品ならではのさまざまな栄養が含まれています。

毎日何種類もの食品を取り入れ、バランス良く栄養を摂取することが望ましいとされているため、甘酒は食生活が乱れがちな現代人の強い味方。

 

とは言え、甘酒に含まれている栄養1つ1つをピックアップすると、聞き慣れなかったり、どんな働きを持っているのかよく分からなかったりすることもあります。

 

葉酸もその1つ。

妊娠中に意識して摂取するよう推奨されている、とはよく耳にしますが、普段不要な栄養と言うわけでもありません。

 

では具体的に葉酸とはどんな栄養なのでしょうか?調べてみました。

 

葉酸はどんな栄養?

葉酸とは、ビタミンB9とも呼ばれ、ビタミンB群の1つに数えられる栄養です。

一番最初にほうれん草から発見されたため、葉酸とも呼ばれています。

水にも熱にも弱いため、摂取するときにはスープにするなどの工夫が必要です。

胎児の成長をサポート

葉酸の有名な効果が、お腹の中で成長する赤ちゃんの脳や神経の発達に欠かせない、と言うもの。

 

そのため、厚生労働省では、妊娠中や妊活中の女性は「付加的に400μg/日の葉酸の摂取が望まれる」と発表しており、特に積極的に取り入れることを推奨しています。

赤血球の形成

葉酸は赤血球の形成に関わっている栄養ですが、その働きをサポートするのがビタミンB12。

貧血予防のために葉酸を取る場合は、合わせてビタミンB12も取り入れた方が効率的です。

 

例えば、甘酒は葉酸だけでなく、ビタミンB群全体が豊富に含まれています。

他の食品から葉酸だけをピックアップして摂取するよりも、甘酒から取り入れた方が、相乗効果で、赤血球を形成する働きを活発にすることができます。

動脈硬化予防

動脈硬化は、ホモシステインと言う、特定のアミノ酸の濃度が高まることで引き起こされると言われています。

葉酸は、血中のホモシステインを減らす働きがあるとされています。

葉酸の取り入れ方

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葉酸は、意外とさまざまな食品に広く含まれています。

 

ほうれん草から発見されたこと、名前に葉がつくことから、野菜にしか含まれていないと思いがちですが、実はそんなことありません。

 

具体的には、

  • 卵黄
  • 納豆
  • ほうれん草
  • ブロッコリー
  • きゅうり
  • アボカド
  • イチゴ
  • バナナ
  • うに
  • あゆ
  • 数の子
  • レバー

などなど、量の多い少ないの差はありますが、野菜に限らず魚や果物にも葉酸は含まれています。

甘酒からも葉酸は取り入れられる?

 

甘酒に含まれている葉酸は、100gあたり8μg。

適量200mlを飲むようにすれば、甘酒で16μg摂取できるということです。

 

妊娠中の女性の葉酸の摂取量は、400μgと比較すると、甘酒でで取り入れられるのは極端に少なく感じます。

 

しかし、葉酸は水に溶け、熱にも弱いため、扱いが難しい栄養です。

さらに、食材から摂取できる葉酸は、特別に天然葉酸と呼ばれますが、この天然葉酸はどんな食品から取り入れるかによって、吸収率は15~85%と大きな差もあります。

 

食品に表示されている葉酸の計算値は大抵が100gが基準になっていますが、一度にたくさん食べられるものばかりではありません。

その食品が体に入った後、大量に葉酸を吸収できるとも限りません。

 

1つの食品から大量に葉酸を摂ろうとするのではなく、バランス良い食事で、少しずつ取り入れるのがポイントです。

 

そういう意味では、一見効率が悪いと感じる甘酒からの葉酸補給も印象が変わってきます。

 

まず、甘酒は飲み物なので、水分へ溶けた葉酸をまるごと摂取できますし、ビタミンB12も一緒に補給できますから、赤血球の形成を促せます。

女性は月経で毎月大量の赤血球が失われますから、男性よりも貧血になりやすいです。

 

葉酸だけでなく、赤血球補給と言う、女性に嬉しい2つの効果が得られるので、健康を維持するためにも甘酒からの葉酸補給は有効です。

まとめ

いかがでしたか?

葉酸は甘酒に限らず、さまざまな食品から取り入れることができる栄養です。

「これにしか入っていない」と言うもものではないので、普通の家庭料理を食べていれば、あまり意識しなくても必要な量を確保できます。

 

しかし、ジャンクフード中心の不規則な食生活をしていると、どうしても不足してきます。

 

何かと忙しいですから、毎日3食必ず自炊するのは難しいですが、甘酒は冷蔵庫に常備しておけば、後はコップに注いで飲むだけなので、甘酒も手早い栄養補給には役立ちます。

 

できるだけ作り置きおかずなどと一緒に活用しながら、上手に葉酸補給したいものですね。

 

以上、「甘酒に含まれる葉酸とは?どれくらいの量があるの?」でした。

>>アルコール無しの甘酒とは!妊娠中でも飲んでいい?

>>甘酒のアルコールを飛ばす方法

>>ノンアルコール甘酒の飲み方とは

 

甘酒はむくみ取りに効果ある?簡単にできる改善方法とは

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ここでは甘酒とむくみの関係について紹介しています。

 

見た目だけでなくだるさを伴い、「ずんずん!」と辛さが積み重なるむくみ。

立ち仕事や座りっぱなしの仕事が多い人は、夜になると足がパンパンと言う人も多いのではないでしょうか?

 

特に、むくみが起きやすい足は、朝と夜で太さが変化する人も珍しくありません。

朝するりと履けたロングブーツが、夜に抜けず四苦八苦するのは、よくある話。

 

女性としては、1日中細い足ですっきり過ごしたいですよね。

 

甘酒は美肌やダイエットなど、いくつもの美容に嬉しい効果が期待できると、今注目の飲み物。

ダイエットや、美肌効果は有名ですが、むくみにも効果がある、なんて噂も耳にします。

 

実際はどうなのでしょうか?甘酒とむくみにまつわる噂の真相を調べてみました。

 

甘酒はむくみに効果ない?

血液とともに移動していた水分が、過剰に血管の外へ染み出すことが原因のむくみ。

 

特に、筋肉量が少ないうい、立ちっぱなし、座りっぱなしと同じような姿勢が続きやすい女性に表れやすい症状です。

むくみは体が重く感じやすくなりますし、見た目もふっくらした印象が抱かれがち。

すっきりとした足でいるためにも、むくみに悩む人はしっかり対策したいところです。

 

むくみ対策は色々ありますが、今話題の甘酒にも効果が期待できるかも?なんて噂を耳にします。

 

ただでさえ、美容や健康で注目されている甘酒ですから、私は思わず「むくみまで?!」と突っ込んでしまいました。

もしもむくみまで効くとしたら、弱点なしと言っても差し支えないくらいの万能っぷりですよね。

 

しかし、残念ながら、甘酒の効果の中で、むくみに有効なものは見当たりませんでした。

 

そもそも、甘酒がブームになったきっかけの、「飲む点滴」と言う言葉は、豊富なブドウ糖に由来しています。

 

病院で処置される必要がある点滴と同じ栄養が補給できることから、すごく健康に良いような気がしますが、栄養剤として処方される点滴の主成分はブドウ糖。

ブドウ糖とは、体を動かすエネルギー源になる栄養で、医療器官では主に披露や風邪などで食事が不足しているときに処方されます。

体調不良で栄養不足が心配されるときに、点滴の形で体に必要なエネルギー源を補う役割を担っています。

 

もちろん、甘酒含まれる栄養はブドウ糖だけではありません。

むくみに効果があるとされる、アミノ酸も含まれています。

しかし量がごく微量ですし、細胞の水分量を調整する役割のものではありません。

 

むしろ、酒粕甘酒など、飲む種類によって大量に砂糖を摂取することが原因で、むくみが悪化する可能性があります。

適量の範囲であれば問題ありませんが、むくみ対策に甘酒を大量に飲むと逆効果になることが考えられます。

 

したがって、むくみに悩む方は、甘酒は控え目にした方が良いでしょう。

日常生活でできるむくみ改善

 

一度むくみが出てくると、なかなか改善されません。

「体質だから」または「仕事上仕方ない」と諦めていませんか?

実は、むくみは日頃のちょっとした生活習慣を見直すことで、改善させることがあります。

お風呂でしっかり温まる

むくみに悩む人は、長時間決まった姿勢でいることが多いため、1日の終わりには筋肉が凝り固まっています。

カチカチになった筋肉をほぐしてあげるとことで、むくみの改善に繋がります。

 

入浴時間は汚れと一緒に、筋肉の凝りも取り除いてはいかがでしょうか?

 

温まりながらマッサージすることで、血行促進と筋肉がほぐされることのダブルの効果で、むくみに働きかけます。

バランスの良い食事を摂る

食品に含まれる栄養の中には、むくみに有効なものがいくつもあります。

 

例えば、タンパク質の中には、血液の中に水分を引き寄せて、血管の外へ染み出すのを防ぐものもありますし、利尿作用があるカリウム、カルシウム、マグネシウムも不足すると、尿になって外へ排泄される水分量が減ってむくみを引き起こしてしまいます。

 

他にも、豚肉や豆腐などに多く含まれるビタミンB1も不足するとむくみを引き起こすとされています。

 

このように、さまざまな栄養が作用し合って、体内の水分量は調整されているので、ジャンクフードなど不規則なし食生活をしていると必要な栄養が不足し、体の水分が調整できません。

 

規則正しい食生活で、バランス良く栄養を補うように心がけましょう。

昼休みに体をほぐす

デスクワークや立ち仕事で、1日同じ姿勢でいると、夜には足がパンパン。

横になって眠ることで、ある程度回復されますが、度重なれば少しずつむくみが蓄積され、翌朝になってもなんとなくだるさや、重さが残ることがあります。

 

日にちを重ねれば重ねるほど、むくみは頑固に残るようになって、少し長く眠ったくらいでは、なかなかスッキリしなくなります。

 

朝から重い足を引きずって、デスクワークや立ち仕事は辛いもの。

むくみを翌日に持ち越さないように、早めの対処がポイントです。

 

足がパンパンになる前のお昼休憩の時間に、軽いストレッチや散歩をして足をほぐしておきましょう。

すると、むくみの芽が小さいうちに取り除かれるので、夕方の感覚が変わってきます。

同じように仕事の終わりでも、むくみの状態が軽くなり、夜休めば朝スッキリとした足で目覚められるようになるでしょう。

水分量を適度に摂る

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むくみは体内の水分で引き起こされますが、かと言って飲み物を減らしてはいけません。

体内の水分は、多すぎても少なくし過ぎても、むくみに悪影響を与えます。

 

もちろん、1日中飲み物を手放さないような極端な飲み方をしているなら話は別ですが、普通に飲む分には問題ありません。

むくみ対策には飲み過ぎ、飲まなさすぎどちらにも注意して、適量を少しずつ飲むように心がけましょう。

 

夜の水分の摂りすぎは、翌日のむくみを誘発しますから、強いて言うなら眠る前の飲み物は控えた方が良いかもしれません。

参考URL:http://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=mukumi_zenshin

まとめ

いかがでしたか?

甘酒に含まれているビタミンBは、むくみに効果的とされています。

 

しかし、ビタミンB1が豊富な食材はもっと他にあります。

甘酒が特にむくみに有効に働く、と言うわけではありません。

 

栄養バランスを補って、むくみ対策と言う意味で、甘酒を適量飲むなら問題ないですが、特別な効果を期待して大量に飲むのは止めましょう。

 

それよりも、作業の合間のストレッチや、お風呂でのマッサージなど、ちょっとしたタイミングに足を労る方がむくみ対策には有効です。

以上、「甘酒はむくみ取りに効果ある?簡単にできる改善方法とは」でした。

>>甘酒の美容効果とは

>>飲みやすい市販甘酒5選!美味しいアレンジ方法も

 

甘酒で偏頭痛が治る?治らない?

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ここでは、甘酒の偏頭痛にまつわる噂について、紹介しています。

 

甘酒はバランス良く含まれている栄養で、ダイエットや、美肌、安眠など、幅広い効果が期待できます。

更に、偏頭痛も改善された、なんて話も耳にするようになりました。

 

「薬なの?」と言いたくなるくらいの万能っぷりです。

 

一方で、甘酒を飲んで偏頭痛になった人もいるようです。

偏頭痛を改善するために甘酒を飲んで、症状が悪化してはたまりません。

甘酒に偏頭痛は効くのか、むしろ引き起こすのか、本当のところをまとめてみました。

 

偏頭痛の原因がストレス?

偏頭痛を引き起こす大きな要因が、ストレスとされています。

ストレス社会と呼ばれる現代では、人間関係、次から次へと任される仕事、減る一方の睡眠時間などなど、精神的、肉体的問わず絶え間なくストレスがかかっています。

 

人は、ストレスがかかると、自然と体にぎゅっと力が入ります。

これは、ストレスに反応して、筋肉や血管が収縮するため。

 

偏頭痛を持っている人の中には、気づくと眉間や肩に力が入っている人も多いでしょう。

血行が悪くなることから、血管にトラブルを引き起こし、偏頭痛の原因になることがあります。

甘酒が偏頭痛の原因になる?

 

甘酒を飲んで偏頭痛が出てきたのは、ごく一部の口コミから始まった話のようです。

酒粕や、米麹が合わない

酒粕の甘酒には微量のアルコールが含まれています。

 

手作りの場合、数%になっていることも多いので、お酒そのものを受け付けられない人がムリに甘酒を飲めば、アルコールに反応して頭痛や吐き気が出る場合があります。

 

米麹の甘酒も、アルコールは入っていないものの、例えば麹が合わないことから、アレルギー反応として、頭痛などの体調不良が出てくるかもしれません。

 

いずれにせよ、飲んで体調が悪くなると言うことは、ある意味体からの信号。

無理せず、避けるようにするのが吉です。

甘酒が嫌い

いくつもの美容や健康に嬉しい効果が期待できると、最近注目の甘酒。

 

誰だって、身近な飲み物で美白や美肌、便秘改善効果が得られたら嬉しいに決まってます。

 

しかし、甘酒は酒粕、米麹どちらから作られている場合も、独特の風味があります。

万人受けする味とは言えません。

 

嫌いな物をムリヤリ食べると、吐き気がしたり、頭痛がしたりした経験はありませんか?

強い苦手意識を持ったまま飲むと、甘酒そのものがストレス源となって、体が反応してしまうことがあります。

甘酒で頭痛が改善する?

一方で、甘酒で偏頭痛が改善した人もいます。

血糖値が上がる

血糖値とは、血液に含まれる糖分の濃度。100mlあたりのブドウ糖の量が数値として表されます。

血糖値は糖尿病と深い関わりがあるため、いかにも悪者のように扱われていますが、低すぎるのも問題です。

 

なぜなら、低血糖は偏頭痛を引き起こすことがあるとされれているからです。

 

もしも、血糖値が低くなりやすい空腹時や、頭を使う作業の後で偏頭痛が多いなら、低血糖が原因かもしれません。

血糖値は基本的に甘い物を食べれば上昇しますが、中でも甘酒は糖分が豊富で、さらに吸収率が高い飲み物。

素早く糖分が吸収されることで、低血糖が原因の頭痛が改善される場合があります。

 

少し飲むだけで血糖値が上がるのは甘酒の注意点ではありますが、偏頭痛に悩む人にとっては良い方向に働くかもしれません。

リラックスする

 

甘酒は、もったりした舌触りと、濃厚な風味が特徴。

お茶のようにがぶがぶ飲むには、喉にひっかかり飲みにくいので、自然とゆっくり味を楽しむようになります。

 

甘酒に限らず、時間に追われず飲み物をゆっくり口にしていると、自然と気持ちが穏やかになってきますよね。

 

甘くて美味しい甘酒なら、なおさら気分がほっこりしてきます。

 

上でも触れた通り、ストレスは体に余計な力を入れ、へ偏頭痛の大きな原因。

 

甘酒をゆっくり飲むことで、リラックスしてセロトニンが分泌されると、気持ちが落ち着くと共に、血管の緊張が緩み偏頭痛の原因が取り除かれることがあります。

 

甘酒に限らず、仕事や1日の終わりのコーヒーブレイク、のようにどこかでリラックスする機会を設けていれば、うまく体の力が抜けて偏頭痛の改善に効果的ですが、コンディションによっては、セロトニンを分泌する準備ができていないことがあります。

 

気持ちをほっこりさせるセロトニンを作るトリプトファンと言う物質を用意するためには、腸内環境が整っていなければならないからです。

 

甘酒は発酵食品ですから、成長作用が期待できます。

1日に1度、甘酒をゆっくり飲んで休憩する時間を用意すると、腸内環境改善とストレス発散の2つの側面から、偏頭痛が改善できるかもしれません。

 

>>甘酒で胃腸を休ませるには

まとめ

いかがでしたか?

 

口したコミを調べてみたところ、甘酒が原因で偏頭痛になった人はほとんど見かけられませんでした。

 

一方、甘酒を飲んで偏頭痛が改善した人は何人も見かけられましたが、ほとんどが楽しみながら飲んでいます。

嫌いなものを我慢して飲んで、偏頭痛の改善を感じていた人はいません。

 

嫌いだから頭痛になるのか、頭痛になるから嫌いなのか、難しい話ですが、偏頭痛改善に甘酒を活用するなら、無理しない方が良さそう。

どうしてもチャレンジしたいなら、少しずつにする、好きな食品と割って飲みやすくするなど、無理なく美味しく飲める工夫をしましょう。

 

楽しみながら飲むのが、偏頭痛改善の近道と言えそうです。

 

以上、「甘酒で偏頭痛が治る?治らない?」でした。

>>甘酒の牛乳割りの効果と飲み方

 

甘酒が二日酔い対策になる?理由と他の予防法とは

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ここでは、甘酒を使った二日酔い対策についてまとめています。

 

社会人になると新歓コンパや、忘年会など、何かとお酒を飲む機会は多いです。

その場の楽しい雰囲気と、美味しいお料理についお酒を飲みすぎてしまうことも多いです。

 

飲みすぎた翌日に辛いのが二日酔い。

二日酔いで思い体を引きずって、朝起きるのは辛いですよね。

 

最初から二日酔いになるまで飲みすぎないのが理想ですが、事前に対策しておけばお酒の席も気兼ねなく楽しめます。

 

今注目の甘酒を使って、二日酔い対策しちゃいましょう。

 

甘酒が二日酔い対策になる理由

そもそも、酒の名が付いている甘酒が二日酔い対策に有効と言われても、イマイチ信じられませんよね。

甘酒の二日酔いへの働きを詳しく見ていきましょう。

エネルギー補給

体に入ったアルコールを分解するためには、大量の水とエネルギーが必要。

 

もしも、おつまみをほとんど食べなかったり、体に水分不足でお酒を飲めば、体内でのアルコール分解が進みません。

空きっ腹にお酒を飲んではいけないのは、スムーズに分解を進める状況が整っていないため、アルコールが体に回りやすいことも理由となっています。

 

甘酒は、体内でエネルギーとなるブドウ糖が豊富な飲み物。

しかも吸収率が良いので、素早く体に届き少量でもアルコール分解のための環境を整えられます。

甘酒を飲むだけで水分、エネルギーどちらも補えます。

ビタミンBがホルムアルデヒドを除去

 

お酒は体に入ると、体に有害なアセトアルデヒドに分解された後、肝臓で処理され、無害な二酸化炭素と水分となります。

お酒を適量に済ませておけば、水分と二酸化炭素が残るだけなので、二日酔い特有の気分の悪さや、頭痛はありません。

二日酔いの心配なく、翌日もすっきりと起きられます。

 

しかし、体の処理能力以上のお酒を飲むと、アルコールの分解が進まず、アセトアルデヒドが体内に停滞します。

 

アセトアルデヒドは、頭痛や気分の悪さ、悪酔いを引き起こす二日酔いの原因物質。

二日酔いは、アルコールの分解が終わっていない、と言う体からのサインなのです。

 

アセトアルデヒドは、ビタミンB1によって分解されます。

甘酒はさまざまな栄養が含まれていることで知られていますが、ビタミンB群もたっぷり。

甘酒を飲むことで、ビタミンB補給になり、栄養面からアセトアルデヒドの分解をサポートできます。

胃を粘膜でガード

薬を飲むときにできるだけ何かを食べてから、たっぷりめの水と組み合わせると良いと言われるのを聞いたことがありませんか?

 

これは、胃に何もない空腹状態だと、薬の成分を急激に吸収してしまい、かえって体に負担がかかってしまうため。

お酒も何も食べず飲まずのままでは、胃から吸収スピードが早く、肝臓での分解が追いつけません。

 

少量でも、酔いが回りやすかったり、二日酔いをひ引き起こしやすくなったりしてしまいます。

 

胃を保護する物と言えば牛乳ですが、甘酒も同じような働きをしてくれます。

 

しかも、アルコールの分解に役立つ栄養もたっぷり。

お酒の回りを緩やかにしながら、二日酔い対策にも効果的です。

お酒の席の前に少量の甘酒を飲むだけ、胃と肝臓をアルコールの刺激から保護できます。

>>甘酒の胃腸を休ませる飲み方

他にもできる!二日酔い対策

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お酒の席の前に甘酒を飲むのも、二日酔い対策として有効ですが、それだけでは効果は限られています。

二日酔いは一度なってしまうと、できることが限られてきましから、事前に行う予防が大切。

前もって対策することで、二日酔いへの意識が高まり、飲みすぎへの注意もできるようになります。

水分をたくさん飲む

お酒は体に入った後で、二酸化炭素と水に分解されて、尿やガスなどとして外へ排泄されます。

 

一見すると水分補給はそれほど重要じゃない気がしますが、実はそうではありません。

 

なぜなら、アルコールを分解するためには、大量の水が必要だからです。

 

お酒は飲み物ですから、飲んでいる間は喉の渇きを感じにくく、意識しなければ水分を飲もうとは思えません。

しかし、実際のところ体内では大量の水分が消費されカラッカラ。

 

そのまま水分を摂らなければ、アルコールの分解が滞るどころか、脱水症状を引き起こす可能性があります。

お酒の席、帰宅後と、喉の渇きがあるなしに関わらず、水分を摂るタイミングを設けましょう。

利尿作用があるコーヒーなどは、体内から水分が抜け逆効果になる場合がありますから、お水やお茶がオススメです。

ゆっくり飲む

キンキンに冷えたビールを一気に飲み干す、暑い夏には至福の瞬間です。

 

しかし、大量に胃へ流れ込んだアルコールを分解しなければならないので、肝臓に負担がかかります。

二日酔いはもとより、急性アルコール中毒のリスクが高まる危険な飲み方です。

 

最近のお酒は喉ごしが良く、飲みやすいものが多いので、ついすいすい飲んでしまいたくなりますが、間にお水を挟むなどして、ゆっくり飲むように心がけましょう。

おつまみはナッツやチーズを中心に

おつまみはお酒と一緒に摂ることで、飲むペースを抑えるだけでなく、胃の中でアルコール濃度を低くします。

二つの効果でアルコールの吸収を緩やかにして、肝臓の負担を抑えられ、二日酔い対策になります。

 

おつまみは脂質が多く含まれるものがオススメですが、揚げ物は避けましょう。

 

と言うのも、お酒と組み合わせることでカロリーオーバーになるだけでなく、アルコールの分解と油物の消化で、胃腸に多大な負担がかかるハメに。

 

寝る時間は、消化器官全般の働きが低下していますから、消化不良を起こし、二日酔いと胸焼けのダブルパンチに悩まされてしまいます。

夕食を兼ねてのお酒の席だとしても、揚げ物はほどほどにしましょう。

 

揚げ物と同様に脂質が高い食品の中でも、ナッツやチーズがオススメです。

まとめ

いかがでしたか?

 

二日酔いになってしまったら、頭痛や吐き気が収まるまで耐えるしかありません。

 

お酒を飲んだ翌日だとしても、それぞれにやることがありますから、体調不良を抱えながらアレコレ動き回るのは大変。

集中できませんから、作業の効率も落ちてしまいます。

 

大切なのは、二日酔いになる前の予防。

どんな飲み方をするかで、翌日すっきりと起きられるかどうかが変わってきます。

 

最近は、美容や健康で話題になっていますから、甘酒を積極的に飲むようにしている人もいると思います。

甘酒はコンビニやドラッグストアなどでいつでも購入できますから、飲み会の予定がある日だけ特別に飲んでも良いですし、もともと甘酒を飲む習慣がある人は、その日だけお酒の席が始まる前に飲む時間をずらしても良いでしょう。

 

二日酔い対策にはウコンが有名ですが、味が独特で飲むのに抵抗があります。身近な飲み物である甘酒での二日酔い対策を試してみてはいかがでしょうか。

 

以上、「甘酒が二日酔い対策になる?理由と他の予防法とは」でした。

>>甘酒はお酒?飲酒運転になることもあるって本当?

 

甘酒作り!魔法瓶でよくある失敗の原因と対処方法は?

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ここでは、甘酒を魔法瓶で作ったときによくある、失敗の原因と、対処方法について紹介しています。

 

スーパーやドラッグストアでも米麹が購入できるようになって、手作り甘酒のハードルがぐっと下がりました。

手作りならではの濃厚な甘味や、素朴な味わいは、一度体験すると止められません。

 

身近な調理器具を、使った甘酒の作り方は炊飯器が有名ですが、一度に大量に仕込まなければいけないことと、長時間ご飯が炊けないデメリットが。

 

手軽さでは炊飯器より魔法瓶が魅力的です。

 

しかし、レシピでは簡単と書かれていることも多いですが、意外とやってみると失敗も多いです。

 

魔法瓶で作るなら、魔法瓶ならではの失敗原因も出てきます。

魔法瓶で作ったときによくある失敗ポイントへ対処して、手軽に美味しい手作り甘酒を楽しみましょう。

 

魔法瓶の甘酒作りによくある失敗原因

手作り甘酒で苦労することが多いのが、米麹から作られるもの。

米麹に含まれるコウジカビの働きを利用して作るため、ほとんどの失敗が発酵に関係しているのは、魔法瓶、炊飯器どちらの作り方でも共通しています。

しかし、魔法瓶ならではの失敗しやすい事情もあります。

甘酒が甘くない、お米が固い

甘酒が甘くなかったり、一緒に加えたお米が固いままだったりするのは、発酵不足が原因。

 

甘酒は、発酵中に米麹に含まれる麹が、お米を分解して柔らかくしたり、甘味を引き出したりします。

お米のツブツブがそのままだったり、甘味が弱かったりするのは、麹がお米を十分に分解できなかったサイン。

 

多くのレシピでは、発酵させるときには55~60℃をキープすると記載されています。

 

これは、麹の働きを活発にして、お米を効率良く発酵させるためです。

魔法瓶で作る場合は、ある程度加熱してから材料を詰めて保温します。

 

しかし、一口に魔法瓶と言っても保温性能はピンキリ。

いつまでも冷めないものもあれば、あっと言う間に中身が常温になるものもあります。

魔法瓶を使った甘酒作りの場合は、材料を入れる魔法瓶のクセを掴んで発酵させなければなりません。

 

甘酒に適した発酵時間はだいたい温度にもよりますが、5~10時間です。

しっかり発酵時間を確保したにも関わらず、発酵不足の兆候が見られた場合は、魔法瓶の保温性能が低い場合があります。

その場合は、発酵中の加熱回数を設けたり、タオルなどで巻いて保温性を高めたりなど、対策が必要です。

発酵具合にバラつきがある

 

部分的に甘かったり、甘くなかったり、発酵の進み具合がバラバラになるのも、よくある失敗です。

 

これは、お米と麹がきちんと混ざり合っておらず、発酵の偏りができることが原因として、考えられます。

魔法瓶の場合、炊飯器のように平らな形状ではないので、材料が偏りにくいです。

 

米麹もお米も白くて、細かいので、混ざっていても、混ざっていなくてもほとんど見分けつきません。

目で見て分かりにくいことから、混ぜたつもりになりがち。

「混ぜました!」と言いたい気持ちをぐっとこらえて、念には念を入れて繰り返しお米と麹を混ぜましょう。

 

混ざっているか自信がない、と言う場合は最初からバラバラと細かくほぐれる生タイプの米麹を使うと簡単にお米と馴染むので、混ぜ不足を防げます。

>>甘酒のツブツブをなくす方法

異臭がする

発酵も腐敗も同じ微生物の活動の結果です。

 

発酵では、微生物が食品に付着して人に有効な栄養を増やしたり、別の食品に変化させたりします。

 

一方、腐敗では微生物が食品に付着するまでは一緒なのですが、そこから人に有害な物質を発生させて食べられないようになってしまいます。

 

つまり、腐敗と発酵は人から見てどうか、という一点で言い方が変わるだけなのです。

 

発酵を引き起こす麹に適した環境ということは、腐敗を引き起こす雑菌にとっても同様。

魔法瓶で甘酒を作るなら、麹が雑菌に負けないように、衛生面を整えなければなりません。

 

特に、魔法瓶の中は筒状の形になっているので、洗っても乾きにくく、雑菌が増えやすい環境。

甘酒を仕込む前に中までキレイにしておかなければ、雑菌に麹が負けてしまい、発酵ではなく腐敗を引き起こしてしまうことがあります。

>>甘酒の発酵と腐敗の違いは?

失敗しない甘酒の作り方

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では、以上の失敗の原因を踏まえて、魔法瓶を使った甘酒の作り方を見ていきましょう。

 

ここで紹介するのは、早作りと呼ばれる作り方。

 

水と米麹だけと言うシンプルな材料のため、麹の美味しさがダイレクトに感じられます。

美味しい米麹が手には入ったときにチャレンジしたい作り方です。

 

また、ご飯を加えない分、出来上がりの分量も少なくなります。

短時間の発酵でも甘酒が出来上がるので、魔法瓶で仕込むときにも適しています。

材料
米麹  250g
水   300cc
  1. 魔法瓶に分量外のお湯を入れて温めておきます 鍋に水を加えて火にかけます
  2. 温度計で水温を計りながら、65℃になったころで米麹を加えます
  3. 米麹を加えたところで、少し温度が下がりますがよくかき混ぜながら再び65℃になるまで加熱して火を止めます
  4. 温めておいた魔法瓶に④を入れてしっかり蓋をしめて8時間保温で発酵させればできあがりです

発酵の進み具合を確認

今時の魔法瓶は、10時間は保温機能が持つとされていますが、それも絶対ではありません。

 

型が古くてそもそもそこまで保温が持たなかったり、機能が劣化していたり、魔法瓶の状態はご家庭によって変わりますし、寒い季節はどうしても温度が低くなりがち。

あまりに魔法瓶の保温性を頭から信じていると、失敗のもとになります。

 

魔法瓶に入れた後、きちんと保温され発酵が進んでいるかを、4時間目くらいのタイミングで確認しましょう。

 

異常がなければ、そのまま蓋を締め直して8時間経つのを待っても良いですし、温度が低く、お米のツブツブ感が強いと感じたら、このタイミングで再加熱します。

 

60℃くらいが麹が最も活発に働く温度ですから、冷めてしまっていると発酵が進まずお米も柔らかく甘くなりません。

改めて加熱すれば、緩やかになっていた麹の働きをパワーアップさせられます。

 

より甘味が強いとろりとした仕上がりになりますから、発酵の進み方が心配なだけでなく、上質な甘酒を目指す場合も、途中での再加熱がオススメです。

参考レシピ:http://marukawamiso.com/recepi/amazake-mahoubin.html

 

>>失敗した甘酒を復活させたい!

まとめ

いかがでしたか?

 

炊飯器を使った甘酒作りは、温度管理が簡単な反面、容積が大きくどうしてもできあがる量が増えがち。

 

手作り甘酒は賞味期限も短いので、少しずつ飲みたい場合、全部なくなるまでに劣化してしまうかもしれません。

魔法瓶は温度管理に少し手間がかかりますが、少量ずつ作りたいときにぴったり。

 

やはり甘酒はできたてが一番。

失敗しやすいポイントに注意して、こまめに仕込んでいつでも新鮮な甘酒を楽しむのもオススメです。

以上、「甘酒作り!魔法瓶でよくある失敗の原因と対処方法は?」でした。

>>甘酒をスープジャーで!少量で手軽な作り方

>>水筒で甘酒を持ち運びしてもいい?

 

麹の甘酒は熱湯で作ったらどうなる?注意点も

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このページでは、米麹甘酒に熱湯で薄めるのは良いのかどうかを紹介しています。

 

ブームがきっかけに、様々な甘酒商品も見かけます。

薄めるタイプの甘酒を用意して、好みのアレンジを楽しめるこだわり派もいるほど。

薄めるタイプの甘酒は、割るものを変えることで、甘酒の味ががらりと変えられます。

 

とは言え、やはり濃縮甘酒の定番はシンプルなお湯割り。

シンプルなお湯割りは体の中からポカポカと温まるだけでなく、甘酒本来の美味しさをダイレクトに味わえます。

 

しかし、甘酒に含まれる栄養の中には、熱に弱いものも多いと耳にします。

栄養を補うために飲むのに、熱湯で破壊されては意味ありません。

 

美味しさと栄養とを両立させるためには、どんな風に割れば良いのでしょうか。

栄養を壊さずに、温かい甘酒を楽しめるように、割り方のポイントをまとめました。

 

濃縮タイプの甘酒って?

最近のブームでペットボトル商品も見かけるようになり、手軽さからストレートタイプも増えています。

 

しかし、赤い缶でお馴染みの森永の甘酒も、もともとお湯で溶かすフリーザータイプは通年販売されていましたし、店頭で購入できる濃縮タイプも根強い人気。

 

手作り甘酒も、お湯で薄める早作りと固作りの2種類の作り方があります。

 

保管中は少ない水分でコンパクトにしておいて、飲みたいときに好きなように割れるのは魅力的。

 

また、最近注目され始めた米麹甘酒は、濃厚な甘味が特徴。

ノンシュガーが嬉しい反面、甘味が強すぎて苦手意識を持つ人も多いです。

好みで味の濃い薄いが自由自在なので、少しずつ甘酒に慣れていきたい、という人にもぴったりです。

甘酒を熱湯で薄めて良いの?

 

長年、私たちは温かい飲み物として慣れ親しんでいます。

 

特に女性は、冷えに弱い人も多いので、体を冷やさないためにも、季節問わずある程度温かくして飲みたくなります。

 

熱湯で薄めてアツアツの甘酒をゆっくり飲む……想像しただけでほっこりしそうです。

 

しかし、甘酒に含まれる栄養の中には熱に弱い物も多いです。

熱湯を加えれば甘酒が煮立ってしまいますから、せっかくの栄養が減ってしまうかもしれません。

甘酒の麹は40℃で破壊される?

米麹の甘酒は、コウジカビがお米を糖化させる働きを利用させて作られます。

このとき、効果的に発酵を進められるよう、だいたい55℃~60℃の温度を維持、と記載されているレシピが多いです。

 

しかし、実際のところコウジカビは40℃で死滅します。

60℃程度で発酵させた段階で、甘酒のコウジカビは既に死んでしまうわけですから、私たちの口に入る時点も同様です。

60℃で発酵されている間、コウジカビは胞子の状態で休眠し、適切な環境に置かれるまで待機しています。

 

生きたまま口にできる状態とは言い難いです。

熱湯で破壊されるのは酵素!

発酵に適しているされる55~60℃は、コウジカビにとっては高温過ぎて、活動できません。

 

それなのに、実際はお米は糖化されて、砂糖が入っていなくても甘く飲めるようになっているのは、コウジカビが生成した酵素のおかげ。

酵素の1種のアミラーゼと呼ばれるタンパク質が、お米のデンプンから甘味を引き出します。

 

アミラーゼに限らず、酵素の基であるタンパク質も高温では破壊されます。

コウジカビほど極端ではないものの、それでも70℃を超えると失活のライン。

 

せっかくなら、酵素も生きたままの状態で体に入れたいですよね。

 

酵素は、低温よりも高温の方が活動が活発になり、お米の糖化が早まりますが、高すぎれば破壊され、冷やしたとしても再生しません。

55~60℃は酵素にダメージを与えず、効率良い甘酒作りに適した温度と言うわけです。 >>甘酒の栄養や酵素を破壊しない電子レンジの温め方

60℃くらいのお湯で割ろう

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発酵の段階で既にコウジカビは死滅していますから、飲むときに温度を合わせても既に手遅れ。

酵素だけでも生きたまま口にしたいですよね。

 

酵素の適温は60℃以下。

 

温かくして飲みたい場合でも、ぐらぐらと煮立つくらいの熱湯を加えては、甘酒の温度が急上昇し、酵素が破壊されてしまいます。

お好みの甘酒に、60℃以下のぬるま湯を加えて割るのが基本です。

 

甘酒は通常冷蔵庫で保管されていますから、良く冷えています。

味を多調整するときに多少温度が下がるとしても、70℃を限度にすると良いでしょう。

 

アツアツと言うわけには行きませんが、ほんのりとした温かさは、甘酒の甘味を強調します。

 

ゆっくりと味わいを楽しむうちに、じわじわ体の中から温まってくるので、ぬる過ぎて温まらないのでは?と心配することはありません。

市販の甘酒は既に熱処理されている

店頭に並び私たちの手元に届く甘酒は、いくつもの厳しい基準をクリアしています。

 

市販の甘酒は、製造ラインを流れ終わった後、配送業者を経ます。

店頭に陳列され、私たちの手元に届くまで何日もかかる上、それぞれの条件の違うご家庭でも、定められた賞味期限の間は美味しく飲めなければなりません。

 

さらに、甘酒はもともと微量のアルコールが含まれていますが、清涼飲料で販売するためには、事前にお酒を抜く必要があります。

市販の甘酒は、いくつもの厳しい条件をクリアするため、ほとんどの商品が火入れをほどこされています。

 

火入れとは、要するに熱処理のこと。

 

高温で熱することで、殺菌処理やアルコールを取り除いて、長期保存にも耐えられるようになっています。

火入れは、私たちが安心できる甘酒を購入するために必要なこと。

 

市販品にはある意味、欠かせない工程ですが、高温処理されることで、コウジカビのみならず酵素やその他の熱に弱い栄養は失われてしまいます。

甘酒のパワーを極限まで取り入れるためには、火入れが不要の鮮度が良い状態で口にできる手作りがベストです。

 

ただ、市販品は栄養では手作りよりも若干劣りますが、保存に優れているため、手軽さでは優れています。

麹やアルコールの風味が飛ばされているため、火入れしたものの方が美味しく感じる人もいます。

冷蔵庫保存でも何ヶ月も持ちますから、品質の劣化もそれほど気にする必要はありません。

 

それに、既に火入れで熱に弱い酵素や栄養が破壊されています。

60℃を守っても栄養面で変化しないので、喉にガツンと来るアツアツの甘酒も気兼ねなく楽しめます。

難しいことを考えず、気が向いたときにちびちび楽しみたいライトユーザーにぴったりです。

 

>>市販の甘酒は飲んでも意味ない?

まとめ

いかがでしたか?

 

米麹甘酒の栄養を余すところなく取り込みたいなら、飲むときも60℃程度のぬるめがベスト。

熱湯に溶かしてアツアツにしては、せっかくの栄養が破壊されてしまいます。

 

米麹から用意するこだわり派は、ぬるめにして味を楽しむように飲むと、酵素や栄養が破壊されず、効果的に摂取できます。

 

好みの濃さに調整して、おやつの時間や、眠る前など、ゆっくりできる贅沢な時間にぴったりのの飲み方ですね。

 

甘酒は毎日続けて体に効果が表れるようになりますから、気分でアレンジして味が変えられるのは、マンネリを防ぐ意味合いにも有効。

毎日美味しく飲めるので、飽きが来ることなく続けられます。

温い飲み物が苦手な人は、思い切って他の食品や飲み物を加えて、冷たいドリンクにしてもオススメです。

 

以上、「麹の甘酒は熱湯で作ったらどうなる?」でした。

>>甘酒の美味しい薄め方!濃縮タイプなら保存も利く?

 

甘酒の湯煎での作り方!炊飯器なしでも発酵する?

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ここでは甘酒の湯煎での作り方を紹介しています。

 

米麹の甘酒はお米を発酵させるために、ある程度の高温が維持できる炊飯器やヨーグルトメーカーで作るのが一般的。このブログでも既に紹介しています。

 

しかし、米麹を発酵させて甘酒を作るには、半日近くかかります。

それだけの間、お米を炊けないのは大変ですし、最近のご家庭にはそもそも炊飯器がないことも多いです。

 

美容や健康にイイコトがあると注目の甘酒が、炊飯器なしで作れたら、もっと便利に身近に楽しめると思いませんか?

 

湯煎で麹を温めることで炊飯器なしで甘酒は作れます。

少し時間はかかりますが、大雑把な温度管理だけでしっかり甘味のある甘酒ができあがります。

 

甘酒の湯煎での作り方

では早速、湯煎での甘酒の作り方を見ていきましょう。

材料
生の米麹   500g
ご飯     330g
水      45cc
お湯     600cc

作り方

  1. 麹を細かくほぐしておきます
  2. 甘酒を作る鍋よりも一回り大きな鍋にお湯を沸かしておきます
  3. 炊いたお米に45ccの水を加えて煮ます
  4. ご飯が柔らかくなったら、火から下ろして冷まします
  5. ご飯を冷ましている間にお湯を60℃くらいで準備しましょう
  6. 60℃を少し超えるくらいになれば、③のお湯とほぐした①の米麹をほぐしてご飯によく馴染ませます
  7. ②の鍋の中へ材料が入った鍋ごと60℃以下のお湯で湯煎にかけて、よくかき混ぜます
  8. 蓋をして冷めにくくして発酵させます
  9. 湯煎していくうちに温度が下がり過ぎたな、と思ったら、湯煎用の鍋に熱湯を注いだり、再加熱したりして70℃を超えない範囲で温度調整します
  10. ときどきかき混ぜながら様子を見て、甘くなったらできあがりです

参考レシピ:http://sakurakitchen.blog52.fc2.com/blog-entry-262.html

 

どうですか?

 

ぱっとレシピを見ただけでも、良くあるヨーグルトメーカーや、炊飯器を使った作り方とはかなり印象が違います。

 

この作り方で作った人によると、前日の夜から仕込み始めたのですが、就寝のため火を消して、そのまま放っておいて、翌日の朝改めて温度調整して湯煎にかけ直したようです。

夜遅かったことと、保温性が高い圧力鍋で作っていたことを考慮に入れても、かなり大雑把な印象。

 

米麹の甘酒は、コウジカビが活発に働きご飯を甘くするために、温度が大切と言われています。

 

しかし、実際はそれほど細かな温度調整は必要ないのかもしれません。

米麹甘酒の温度管理は本当に大切なの?

 

 

米麹を使った甘酒は、糖化と呼ばれるお米のデンプンを、口に入ったときに甘味として認識しやすいブドウ糖へ変化させて作られます。

 

そう言えば、この糖化はどうやって行われているのでしょうか?

 

米麹の中で生きているコウジカビ?

 

いいえ、実はコウジカビは40℃を超えると破壊され、胞子の状態で休眠しています。

 

増えながらデンプンを糖へ分解できる状態ではありません。

 

実際にお米のデンプンを糖化しているのは、酵素の一種の、アミラーゼと言うタンパク質。

 

甘酒を作るときに必要なのは、コウジカビではなく、酵素のダメージにならない温度です。

酵素の基となるタンパク質は、熱に弱く、高温に晒されて破壊されると、冷やしても元には戻りません。

タンパク質を多く含む肉や卵をイメージするとわかりやすいですね。

 

しかし、酵素は低温よりも高温の方が、働きが活発になります。

酵素の働きが緩やかであれば、糖化も進みづらくなりますから、甘味が出てくるのにも時間がかかります。

 

ですから、効率の良い甘酒作りに求められる温度は、酵素が破壊されるよりも低く、働きが活発になるギリギリのところ。

それが、50~60℃の辺りなのです。

酵素の活発な活動が維持され、素早く甘味が出るように、多くのレシピでは温度管理が大切とされているのです。

>>甘酒の温度管理のポイント!腐敗と発酵の違いは?

まとめ

いかがでしたか?

 

多くのレシピで「重要!」とされていた温度管理。

50~60℃を維持する理由は、アミラーゼの働きを活発にさせ、短時間で甘い甘酒を作るため。

 

逆に言えば、多少発酵に長くかかってもいいなら、湯煎でざっくりした温度管理でも十分美味しい甘酒ができます。

 

ただただ重要!と言われると、厳密さばかりに気が行って、温度管理に神経がすり減ってしまいます。

 

炊飯器やヨーグルトメーカーが使えなければ、

「温度を一定に保つのは難しいので、甘酒作りは無理なのかしら?」

と作る前から諦めモードになりそう。

 

何のために温度管理をするのかがはっきりすることで、気をつけるポイントが見えてきて、良い意味で力が抜けました。

甘酒作りのハードルが下がって、今ある調理器具で工夫してチャレンジするやり方が見えてくるのではないでしょうか。

 

以上、「甘酒の湯煎での作り方!炊飯器なしでも発酵する?」でした。

>>甘酒のスープジャーでの作り方!少量ずつ手作りで無駄なく飲みきろう

 

甘酒は夜の置き換えでも痩せられる?

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ここでは、甘酒を夜置き換えすることについて紹介しています。

 

栄養が豊富で、女性にイイコトがたくさんあると、今注目されている甘酒。

特に、ダイエット効果は有名です。

美味しく理想のプロポーションに近づけるなんて、積極的に飲むようにしたいですね。

 

甘酒を使ったダイエット方法は、朝食の置き換えが定番ですが、

「朝のお米は譲れない」

「朝はしっかり食べないと力が出ない」

など、朝ならではの苦労もあります。

 

食事習慣は人によって違いますから、夜置き換えの方がやりやすい場合もあるでしょう。

 

しかし、朝の置き換えは至る所で紹介されていても、夜の甘酒ダイエットについての記載はほとんどみかけません。

 

ひょっとして夜の置き換えは効果がないのかも?

甘酒の夜の置き換えについて、不安や疑問をスッキリさせるましょう。

 

甘酒のダイエット効果は?

甘酒の美味しさはお米から来る自然な甘味ですが、甘いものは太りやすいことが多いです。

甘くて美味しい甘酒がダイエットに役立つと言われても、ピンと来ません。

甘酒の栄養がどんな風にダイエットに有効なのか、まとめてみました。

カロリーオフ

甘酒のカロリーは、100mlでおよそ81kcal。

1日の適量が200mlですから、一食が162kcalに置き換えられることになります。

 

いかがですか?

甘酒のカロリーは高いと感じますか?

確かに、砂糖たっぷりのコーラですら同量の100mlで46kcal。

甘酒はコーラの倍近いカロリーと言うことになりますから、低いとは言い難いです。

 

しかし、甘酒はお米が材料に加わっています。

噛みながらゆっくり飲むことになるので、それほどたくさん入りません。

200mlですら多すぎるくらいです。

 

コーラのようにするすると入っていくわけではないので、数字で比較するとわかりにくいですが、結果的な満足感で比較すると、甘酒は一般的な清涼飲料水よりもずっとヘルシーと言えます。

満腹感アップ

 

甘酒には様々な種類の栄養が含まれていますが、その中でも特に多いのがブドウ糖。

ブドウ糖は体に入ると血糖値を上げて、満腹感を増やす効果があります。

 

甘酒をコップ1杯だけで1食お終い、なんて次の食事まで保つのか、不安に思いませんでしたか?

中途半端な時間にお腹が空いて、間食してしまっては、カロリーが抑えられないので、本来のダイエット効果が得られません。

 

しかし、実際は少量でもかなり飲み応えがあります。

食事前にお猪口くらいのごく少量の甘酒を飲んで、ある程度満腹感を得てから、全体の食事量を減らす飲み方もあるくらい。

 

コップ1杯飲めば、食事としても十分満足感を得られるでしょう。

代謝促進

甘酒に含まれる酵素、ビタミンB、アミノ酸は代謝に関わる栄養です。

代謝とは、体に起こる化学反応全般を指します。

 

エネルギー消費、細胞の修復や入れ替え、消化に至るまで全て代謝の積み重なった結果です。

 

代謝が適切に行われなければ、いくら活動してもエネルギーがなかなか消費されないだけでなく、傷ついた細胞が適切に修復、取り替えられません。

 

代謝は、体の中からキレイになるために欠かせない働きと言えます。

 

具体的には

  • ビタミンB……糖類を消費できるエネルギーに作り替える
  • アミノ酸………脂肪をエネルギーにする酵素に働きかけて太りにくい体にします
  • 酵素……………脂質と糖代謝を行う物質で、デトックス効果が期待できます

以上の働きがあります。

 

甘酒には代謝に必要な栄養がバランス良くまれていますから、体を痩せやすい体質へと改善し、ダイエットの効率を高めてくれるのです。

>>甘酒ダイエットがテレビで話題?具体的な内容とは

甘酒の置き換えダイエットは夜でもできる?

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甘酒ダイエットでは、朝食を置き換える方法が定番ですが、だからと言って夜ではダメなのかと言えば、そう言うわけではありません。

朝は眠い目をこすりながらの身支度に忙しく、更に寝起きで食欲も湧かないので、そもそも朝食の準備から気が重いです。

 

「食べるよりも眠っていたい」と、朝食を摂る習慣がない人も少なくありません。

コップに注いで、レンジでチンするだけで用意できる甘酒は、ダイエットだけでなく朝食の負担も減らせて一石二鳥。

 

食事と食事との間の時間が短いのも、朝の置き換えが定番となった要因と考えられます。

このように朝の置き換えはいくつもメリットがありますが、だからと言って夜の甘酒ダイエットがいけないと言うわけではありません。

 

朝と同じように、夜ならではのメリットもあります。

リラックス効果

温かい甘酒には、リラックス効果があります。

 

甘酒の主成分であるブドウ糖は、脳へのエネルギー源であり、満足感に関わる栄養。

 

満足すると、気持ちがほっと落ち着きますよね。

満足感を得ることによる気持ちの変化がリラックス効果を引き起こし、夜に飲むと穏やかな眠気を引き起こします。

 

布団に入ってもなかなか寝つけなくてスマホを触りだして、つい数時間、なんてことはありませんか?

そんな日に限って朝早くて、ほんの少ししか眠れないのはよくある話。

 

睡眠不足は思考力の低下を引き起こします。

質の良い睡眠がとれれば、すっきりした気分で本来の力を発揮できるようになります。

>>甘酒の牛乳割りでリラックスタイムを楽しもう

胃腸が休ませられる

「食事時間がつい遅くなった翌日、なんとなく胃腸のあたりが気持ち悪い、」

あの何とも言えない感覚は辛いですよね。

 

夜は日中と比べて活動が少ないので、消費されるカロリー量が減る傾向にあります。

消費しきれないカロリーは脂肪へと蓄積されてしまうので、夜はできるだけ控え目にするのが、ダイエットの基本。

特に眠る3時間前は極力食べない方が良いとされています。

 

しかし、夜の食事量を減らすのメリットは、ダイエット効果だけではありません。

 

と言うのも、夜遅くは胃腸も眠る準備のため活動が穏やかになります。

 

消化機能が抑えられているわけです。

そんな中、脂っこい物や、ガッツリメニューが大量に体に入って来たらどうなるでしょう。

休む準備万端になっていた胃腸がムリヤリ働かされるわけですから、スムーズな消化吸収ができません。

 

更に、夜は1日の食事の中でもとりわけ消化しにくいメニューを、しかもたくさん食べるタイミング。

機能低下している胃腸では、夜通し働いても消化吸収仕切れずに朝まで残ってしまうことがあります。

朝起きて胃腸の調子が悪いのは、夜通し働いた消化器官の披露のサインでもあるのです。

 

そんなわけで、重たくなりがちな夜ご飯を消化しやすい甘酒に変えれば、胃腸の負担を減らせます。

 

夜は1日の締めくくりの食事。

自分へのご褒美を兼ねてしっかりメニューになりがちです。

毎日とはいかなくても、夜遅くなった日や、週に1回、などと言うように、たまに胃腸を休める目的に夜を甘酒へ置き換えダイエットる日を設けてみてはいかがでしょうか?

 

日頃から、朝胃腸のもたれを感じやすい人も、消化器官を休める日を作ることで、スッキリした気分で1日を迎えられるようになるかもしれません。

>>胃腸を休ませる甘酒の飲み方

カロリーオフ効果がパワーアップ

置き換えダイエットの最大のメリットは、通常の食事をカロリーが低い食品にして、1日の摂取カロリーを減らせること。

消費カロリーを維持しながら、摂取カロリーだけを減らすので、その分体に蓄積された脂肪の消費を促しダイエット効果を高められます。

 

甘酒の置き換えもそうですよね。

 

甘酒は1食分にすると200ml程度ですから、162kcalに置き換えられます。

 

対して、ご飯はお茶碗1膳分で、269kcal。

食パンもメーカーや何枚切りかにもよりますが、だいたい200kcal弱。

これに、パンに塗るジャムやバターの分と、コーヒーなどの飲み物がプラスされるので、ほとんどご飯と変わりません。

 

飲み物と比較すると高く感じたものの、甘酒は決して高カロリーではないのです。

 

とは言え、朝ご飯は1日の中でも、比較的少ないタイミングの食事。

甘酒に置き換えても、それほど摂取カロリーを減らせない場合があります。

甘酒ダイエットで効果を得られなかった人は、もともと朝食が少なく、1日の摂取カロリーをそれほど減らせなかったことが要因かもしれません。

 

一方、夜ご飯はどうでしょうか?

夜は朝に比べて、意識もはっきりしています。

1日動き回った体はくたくたで、お酒を飲んだり、美味しい物を食べたりして、疲れを吹き飛ばしたいと考える人も多いはず。

 

後は眠るだけなので、できるだけ控え目に、とは分かっていても、つい食べ過ぎてしまいます。

 

例えば、サクサクの衣が美味しいカツはだいたい486kcalですし、ビールのお供、唐揚げは1人分286kcal。

これだけで既に1日分の甘酒のエネルギー量を超えています。

 

更にお米や、それこそお酒、お風呂上がりのアイスなどなど全て加えれば、甘酒何杯分のカロリーになるか、わかりません。

 

1日の摂取カロリーを減らす、と言う意味では、夜ご飯を置き換えた方がずっと効率的です。

>>甘酒でカロリーオフするには?市販でもダイエットに成功する?

まとめ

いかがでしたか?

 

夜の甘酒の置き換えは、朝に比べると一般的ではありません。

夜の置き換えならではのメリットもあります。

 

しかし、夜ご飯は朝ご飯と比べると、カロリーや栄養補給以外にも、楽しみの意味合いが強いです。

 

1日動き回った後の夜ご飯が毎日甘酒では、頑張り甲斐もなくなってしまいます。

夜の置き換えは摂取カロリーを大きく減らしやすい分、いつまでも続けるのは簡単ではありません。

短期間集中にぴったりのダイエット方法です。

 

以上「甘酒は夜の置き換えでも痩せられる?」でした。

>>甘酒は夜飲むと太る?本当のところを知りたい!

 

甘酒が茶色に変色!飲んでも大丈夫?

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甘酒は茶色に変色しても飲めるのかどうかについてまとめています。

 

冬ならではの期間限定だった甘酒は、最近のブームでスーパーやコンビニで年中見かけるようになりました。

中には、材料を勝ってきてイチから仕込む愛好家も。

 

一般的に、手作り甘酒の賞味期限は冷蔵庫での保管で一週間ほど。

市販でも一度開封したら同様に一週間程度で、どちらもできるだけ早く飲みきることが推奨されています。

 

しかし、まったりとした甘さが特徴の甘酒はお茶のように、スイスイ入っていくものではありません。

ちびちび飲んでいるうちに保管が長引き、茶色く変色してしまうこともあるでしょう。

 

色が変わるということは、それだけ成分が変化したと言うことですから、飲まずに捨てた方が良い気もしますが、調べてみると、茶色く変色するのは甘酒あるあるのようです。

 

手作りだと、できたてにも関わらず、茶色くなることもあるんだとか。

 

茶色く変色した甘酒は、本当にすぐ捨てなければならないのでしょうか?

 

できたて甘酒が茶色くなる理由

手作り甘酒のレシピには、よく簡単やシンプルなんて書かれていて、それほど苦労なく作れるような気がします。

 

しかし、実際に作っている人の体験談を見ていると、意外と甘酒作りを失敗している話も見かけます。

 

どんな失敗だったかは、出来上がった甘酒にもよりますが、その中でも意外と多いのが茶色く変色してしまった、というもの。

 

これは、甘酒の材料を高温で発酵したために起こる、褐変という現象です。

 

甘酒は2種類の作り方がありますが、酒粕の方はお米と砂糖を加えて煮溶かすだけなので、ほとんど失敗はありません。

それこそ、誰でも美味しくできあがります。

 

一方で、失敗が多いのが米麹の甘酒。

米麹甘酒は、コウジカビと呼ばれる菌の働きを利用して作られます。

 

コウジカビが適切に働くためには温度管理がポイントですが、他にも

  • コウジカビに適した環境を整える
  • 他の菌の増加を抑える
  • お米が糖化するまで十分な発酵時間を取る

など、意外と配慮するポイントが多いのです。

>>甘酒の温度管理のポイントとは!湯銭でも発酵するの?

褐変とは

 

話を戻して、褐変について説明します褐変は食品を高温で加熱することで、糖とアミノ酸が結びついて引き起こされます。

米麹の甘酒は、発酵中お米の栄養が糖やアミノ酸に分解されています。

まさに褐変が起きやすい状況です。

 

甘酒は柔らかな白さも美味しさのうちなので、茶色に変化しては見た目にも台無しになってしまいす。

誰だって、真っ白な甘酒を楽しみたいですよね。

 

ただ、褐変は悪い面ばかりではなく、逆に食品によっては美味しさを引き立たせることもあります。

 

例えば、トーストはこんがりとしたキツネ色が食べ頃のサインですが、これも甘酒と同様に褐変による変色。

単純に茶色く変色するだけなので、味を損なうことはないので、一度舐めたり匂いをかいでみて他に以上がなければ普通の甘酒と同様に、美味しく飲むことができます。

 

褐変はたまたま甘酒の場合、茶色くなると美味しく見えない、というだけなので、それほど神経質になる必要はありません。

せっかく手作りしたのですから、美味しくいただくことをオススメします。

褐変を防ぐには

褐変は高温で発酵させたことが原因ですから、温度管理に気をつければ防げます。

 

ですから、1℃単位で温度管理ができる発酵メーカーでは、褐変の心配は低くなります。

しかし温度が高くなりやすい点で、炊飯器での仕込みが褐変を引き起こしやすいです。

 

甘酒を仕込むて適温は、55~60℃。

炊飯器ではメーカーによっては、蓋をすると70℃近くまで上がることも。

甘酒を仕込むには70℃では高温過ぎるので、温度が上がらないように蓋を開けで仕込むのが一般的です。

 

ホコリが入ったり、衛生面で心配な人は濡れ布巾など、別のもので蓋をしましょう。

適切な温度管理で発酵できれば、お米から甘みが出てきて、白いとろっとした柔らかめのお粥のような仕上がりになるはずです。

>>手作り甘酒によくある失敗!復活方法と対策とは

保管していて甘酒が茶色くなったら?

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甘酒はできたてで真っ白でも、保管しているうちに茶色く変色することがあります。

 

できたての甘酒と同様に、褐変が原因 となっていることもありますが、長い保管の中で茶色に変色したなら少し注意が必要です。

 

甘酒は発酵食品ですから、傷みにくい、と思っている人もいるかもしれません。

確かに、味噌や醤油、納豆など発酵食品の多くは年単位で長持ちします。

例え密封していなかったとして一週間かそこらで変色することはありません。

 

しかし、甘酒はそのままでも人が美味しく飲めるように、発酵が途中で止められています。

発酵を引き起こす菌だけで満たされている状態の、味噌やお酒などの発酵食品と違い、腐敗を引き起こす雑菌が増える余地があるわけです。

 

しかも、米麹の甘酒は他の雑菌にとっても栄養たっぷり。

手作り甘酒や、市販でも開封済みの場合、空気中の雑菌が付着、増加して変色の原因になることがあります。

 

褐変は単純に色が変わるだけですから、味に変化はありません。

見た目さえ気にしなければ美味しく飲めます。

しかし、長期保管で甘酒が茶色くなった場合、それが褐変によるものなのか、雑菌による腐敗が原因なのか判断がつきません。

 

飲んでもなんともなかった、なんて話も聞きますが、後からお腹が痛くなっては困ります。

開封した甘酒は茶色くなっていたら、もったいないですが破棄するようにしましょう。

>>甘酒を長持ちさせる保管とは

色が変わらなくても長期保管の甘酒は注意

お米を思わせる真っ白な甘酒が、ある日茶色くくなっていたら誰でもびっくりします。

 

褐変かどうかに関わらず、飲むのを躊躇うのが普通ですから、目に見えて変化がわかる変色は警戒心が働き、ある意味安心できます。

 

しかし、甘酒の傷みが必ず変色となって表れるとは限りません。

甘酒が傷み始めると色の他にも、匂いや味が変わってきます。

 

甘酒は市販品、手作り、どちらでも一週間を目安に飲みきることが推奨されていますが、タイミングを逃して余らせてしまうこともあります。

うっかり傷んだ甘酒を飲んでお腹を壊さないように、冷蔵庫で何日も保管しているものをいきなりがぶ飲みするのは止めましょう。

 

早めに飲みきるのが基本ですが、どうしても余らせた場合は、飲み始める前に匂いをかいだり、少量舐めたりして傷んでないか確認して飲むようにしてください。

>>甘酒の賞味期限切れ!活用方法はある?

まとめ

いかがでしたか?

 

作ってすぐの甘酒が茶色く変色するのは、単純に発酵温度の問題。

腐敗しているわけではありませんから、美味しくのむうえでは支障ありません。

安心して飲んでください。

 

しかし、甘酒は傷みやすいですから、作った甘酒や、市販でも口をつけたものは早めに飲むのが最後まで美味しく飲みきるポイントです。

ご家庭に甘酒を飲む人が少ないなどで、最初から余ることが分かっている場合は、あらかじめ冷凍や火入れなど、適切な状態で保存すれば日持ちが良くなります。

 

飲むペースに合わせて保管の仕方を工夫すると、茶色く変色することなく最後まで白い甘酒を楽しめます。

 

以上、「甘酒が茶色に変色!飲んでも大丈夫?」でした。

>>甘酒が腐敗してるかも?大丈夫か見極めるには

 

甘酒は夜寝る前に飲むと太る?正しい飲み方で得られる意外な効果とは

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ここでは、甘酒を夜寝る前に飲むと太るかどうか、について真偽のほどを確認しています。

 

甘酒は健康や美容に嬉しい効果が期待できると、今注目の飲み物。

機会を見つけて取り入れている人も多いです。朝飲む派も多いですが、甘酒のほっこりするような甘さと温かさは、リラックスタイムにもぴったり。

 

夜眠る前に時間をかけてゆっくり飲みたくもなります。

 

しかし、夜眠る前に甘いものを摂ると太る、と言うのはダイエットの常識。「

甘酒も例外ではないのかしら?」と躊躇ってしまいます。

 

夜寝る前に甘酒を飲んだらどうなるのでしょうか?

太る不安をなくして、安心して甘酒を楽しみましょう。

 

甘酒を夜寝る前に飲むと太る?

夜寝る前に甘酒を飲むと太るのか、と言われると、結局飲み方によります。

 

そもそも、眠る前は消費カロリーも減少傾向。甘酒に限らず、できるだけ食品は口にしない方が良いタイミングです。

 

それなのに、健康や美容のため、美味しくてつい、とお水感覚でゴクゴク飲めば甘酒でなくても太ります。

 

甘酒は、甘くて美味しくて、栄養満点です。

美容や健康のためになる栄養が豊富なので、積極的に飲めばより効果が発揮されるような気もします。

 

しかし、何事も適量が大切。

甘酒も飲み過ぎれば、かえって美容や健康に悪影響が出てきます。

 

更に、甘酒は100mlあたり81kcalありますから、お水感覚でゴクゴク飲んでいればカロリーの摂り過ぎは避けられません。

せっかくダイエットのために飲んでいても、逆効果に陥ります。

正しい量を飲みましょう

 

1日に適切な量を守って飲むようにすれば、たとえ夜寝る前であっても甘酒で太ることはありません。

 

そもそも、寝る前の夜遅い時間というのは、体がスムーズに眠りにつくために、活動が緩やかになっています。

口にした食品を分解する消化器官も、例外ではありません。

 

夜遅くに揚げ物など、消化に悪い物をしっかり食べた翌日は胃腸の調子が悪いことがよくありませんか?

これは、働きが低下していた消化器官に大量に食べ物が入ってきたため、消化不良を引き起こしたことが原因。

消化器官の労るためにも、夜遅くはできるだけ食べたり飲んだりするのを避けるようにしましょう。

 

甘酒は1日200ml飲むのが良いと言われていますが、眠る前の遅い時間であればお猪口一杯でも十分効果を得られます。

飲む量よりも、体への1日のエネルギー源として、毎日続けることかが大切です。

それでも、お猪口分だけでは心許ない、しっかり飲みたいと言う場合は、甘酒タイムを日中に持っていくのがオススメ。

 

疲れた時の甘味補給にもなりますし、忙しい朝の置き換えにすれば朝食準備の負担を減らしながらダイエットにも効率的です。

 

もしも、職場などに甘酒を持ち込みたい場合は、いくつか注意事項がありますから、下のページを参考にしてください。

>>甘酒は水筒で持ち運びできる?

甘酒を夜飲むとこんな効果が

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甘酒は、眠る前の飲み過ぎが良くないのであって、時間と量さえ気をつければ夜でも楽しめます。

しかも、夜に飲むからこその嬉しい効果つき。

1日頑張った後に、自分へのご褒美として甘酒を楽しんではいかがでしょうか。

安眠効果

疲れているはずなのに、布団に入ってもなかなか眠れない。

翌日も早いことが解っていると、余計に焦って布団の中をゴロゴロと、落ち着かず動き回る、と言うのは誰でも経験していると思います。

 

日本人は、特に眠りにつきにくい民族と言われています。

と言うのも、欧米では眠る前には明かりを落とし、読書や音楽鑑賞をしてリラックスする習慣があるから。

 

日本人は真面目な国民性からか、その日に起きたことの反省や、翌日のシュミレーションを行うことが多く、考え事が尽きません。

布団に入っても、リラックスとは無縁の状況です。

 

眠るにはただ布団に入るだけでなく、リラックスしなければなりません。

考え事や、スマホばかりしていては、脳が覚醒したままになり眠りの体制になれません。

 

甘酒にたっぷり含まれているブドウ糖とは、脳への栄養になり満足感をアップさせます。

満足感を得られると言うことは、心身の活動に一区切りつけ、リラックスへ意識を繋げるので、眠りへの導入へ役立ちます。

 

甘いものを口にすると、柔らかな気分になりますものね。

あのほっこりした気分の変化が、眠るときに有効なのです。

また、温かい甘酒は体をぽかぽか温め、ほっこりした気分にさせるので、これもまた就寝を早める手助けとなります。

安眠効果を得られる飲み方

では次は安眠効果のための具体的な飲み方を紹介します。

 

とは言え、それほど難しいことはありません。

眠れないときにはホットミルクが良いとも言われますよね。

 

ホットミルクのような感覚で、基本的には温かい甘酒をゆっくり飲むようにすればOK。

1日の適量は200mlですが、眠る直前のカロリーが気になるなら、それこそお猪口1杯分でも十分です。

体が温まるだけでなく、血糖値が上がるので夜更かしして、小腹が空いたときにお腹を紛らわす効果も期待できます。

  1. 酒粕、米麹のどちらの甘酒も効果的
  2. 量はお猪口1杯~200ml
  3. 手作りの場合、60℃以下の温めで 眠る1時間前くらいから、 ゆっくり飲みます
  4. 歯磨きしてから布団に入ります

まとめ

いかがでしたか?

 

飲み方を工夫すれば、夜眠る前に甘酒を飲んだとしても太ることはありません。

寧ろ、眠りの質が良くなって、不眠が原因の肌荒れや不調が改善されることも期待できます。

 

安眠のためには、酒粕と米麹どちらの甘酒でも良いので、好みで好きな方を選びましょう。

 

お酒が含まれている分、温まりやすいため酒粕甘酒の方が効果的な気もしますが、アルコールが苦手なら米麹の方を選んでも十分リラックス効果が得られます。

眠る直前に甘酒の飲む量が気になるなら、ホットミルクでかさまししてもオススメ。

リラックス効果で安眠が期待できる上、甘酒では補給できないカルシウムも取り入れられます。

 

カルシウムは女性には不足しがちな栄養でもあります。

夜眠る準備のついでに栄養バランスを整えられて一石二鳥です。

 

悪評が広まっていますが、眠る前にたくさん口すれば何だって太ります。

飲み方に配慮しながら、眠る前の甘酒もうまく活用して体のコンディションを整えちゃいましょう。

 

以上、「甘酒は夜寝る前に飲むと太る?正しい飲み方で得られる意外な効果とは」でした。

>>甘酒の牛乳割りの魅力

>>甘酒を夜置き換えしたい!朝じゃなくても痩せられる?