甘酒で美肌になった?口コミと洗顔のやりかたとは

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甘酒は美容や健康に効果があると、今話題の発酵食品。

多くのメディアでも、よく紹介されています。

 

しかし、化粧品でもないただの飲み物で肌がキレイになる、と言われてもイマイチピンと来ません。

 

一方で、同じ発酵食品の納豆を毎日食べると肌がキレイになる、なんて噂も耳にします。

 

本当のところはどうなのでしょうか?まとめてみました。

 

甘酒に美肌効果がある?

甘酒は薬や化粧品ではないので、飲んだ途端に美肌になる、ということはありません。

甘酒の効果を得られる最大のポイントはとにかく続けること。

 

継続して飲むことで、甘酒に含まれる豊富な栄養が、肌にどのような効果を与えるのでしょうか?

ただ美肌になれる、と言われても抽象的でピンとこないと思うので、具体的な効果を説明します。

血行促進効果

 

血液は、酸素だけでなく細胞1つ1つの物流を司る場所。

細胞が必要とする栄養やエネルギーだけでなく、不要な老廃物まで運搬しています。

 

老廃物の中には、細胞にとって有害なものまで含まれいていますから、血行不良は栄養不足と有害物質のダブルの側面から悪影響です。

当然、肌細胞の健康にも悪影響を与えるので、ゆくゆくは肌トラブルの原因へと発展してしまうでしょう。

 

ビタミンBは血行をサポートする栄養素。

血液がスムーズに流れるということは、細胞ダメージの修復と、健康的な細胞の維持が一度に叶います。

健康的な細胞が保たれるので、美肌にも効果的面です。

 

さらに、血行促進は、ダイエット効果や、冷え症改善など、美肌以外の効果も期待できます。

一石二鳥どころか、何鳥もあるので、キレイに痩せるという女性の夢実現をサポートに役立ちます。

シミ予防

強い日差しを浴びた数日後、ポツポツと出てくる肌の黒ずみ気になりませんか?

 

白い肌に黒ずみはどうしても目立ちます。

シミやそばかすの改善は美肌の大切な要因と言えます。

 

甘酒に含まれるコウジ酸と、甘酒に豊富に含まれるビタミンBはシミに効果的な栄養素です。

 

酒蔵の杜氏を思い浮かべてください。

 

彼らは、過酷な環境の中で手を酷使する仕事にも関わらず、真っ白でピカピカの手の人が多いのをご存知ですか?

これは、日本酒に使う麹に毎日触れているためと言われています。

 

コウジカビが活動する中で作られる麹酸という成分が、シミや色素沈着の原因になるメラニンの生成を抑えます。

更に、ビタミンBと麹酸は抗酸化作用も持っており、ダブルでシミに効果的。

 

既にシミが出来てしまった場合だけでなく、予防にも効果が期待できます。

保湿効果

甘酒には微量ながらアミノ酸が含まれています。

アミノ酸とは、肉や魚に多く含まれる血肉のもととなる栄養素。

アミノ酸の多くは体内でも合成できますが、一部は食品から摂取するしか手立てがありません。

 

食事で必ず摂取しなければいけないことから、「必須アミノ酸」と呼ばれています。

 

甘酒には、この必須アミノ酸が全て含まれています。

アミノ酸は、筋肉や血液にも使われますが、肌を保護する保湿成分の材料。

粘膜を強化し、肌のバリア機能を高めるビタミンBと一緒に摂取すれば、相乗効果で保湿効果アップが期待できます。

美白効果

甘酒は、酒粕と米麹のどちらから作られるかによって、味も作り方も全然違います。

ノンシュガー、低カロリーであることから、最近は米麹の甘酒が注目を集めていますが、実は酒粕にも肌に良い成分が含まれています。

 

例えば、美白効果が高く、化粧品に含まれているアルブチンは、酒粕ならではの成分。

米麹の甘酒には含まれていないので、美白効果を狙ってアルブチンを摂取したいなら、酒粕の甘酒がオススメです。

 

ただし、アルブチンは熱に弱く、熱処理された市販の甘酒では栄養が破壊されています。

効率良く摂取するためには、手作りしたものを飲むようにしましょう。

>>酒粕甘酒の作り方!酵素や栄養を壊さない方法とは

甘酒の口コミ

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甘酒の栄養が豊富なのは納得できても、肝心なのは美肌効果があるかどうか、ですよね。

実際のところはどうなのでしょうか?

 

半年ほど前から、頻繁に飲むように心がけています。
なんとなく肌の調子が良くなった気がするので、シミ予防には役立ちそう。
結構甘いので、牛乳や豆乳で割って飲むと飲みやすくなると思います。
 
胃腸炎をきっかけに整腸作用に期待して飲み始めました。

調べると朝飲むのが良いといわれることが多いですが、夜飲んだほうが調子いい体質のようなので、甘酒に限らず、納豆など整腸作用があるものは夜にするようにしています。

飲み始めて2ヶ月経ちますが、毎日お通じがありますし、ほうれい線が薄くなりました。
夕食の最後に体を温めるようにゆっくり飲むようにしています。

寝つきもよくなった気がして良いことずくめ!ずっと飲み続けたいと思っています。
 
甘酒ブームをきっかけに飲み始めました。
数日に渡るような頑固な便秘もするっと改善しました。その後は快調な日が続いています。

数日飲むのを止めたら途端に便秘に逆戻りしたので、甘酒効果におののいています。
肌はあまり効果を感じられず、くすみが減ったかな?くらいでした。

ただ、髪がツヤツヤになったとは誉められたので、もうしばらく続けてみます。
 

甘酒洗顔のやり方

口から摂取すると、体の中で消化された栄養は緊急性の高い所から優先的に運ばれます。

ですから、健康に直接関係ないシンプルに見た目だけを左右するような、肌や髪に栄養が回されるのは最後の方。

 

これでは、せっかく甘酒が肌にいい栄養がたっぷり詰まっていても、美肌効果が感じにくいですよね。

 

そこでオススメなのが、肌に直接つける甘酒洗顔やパック。

飲むだけでは効果を感じられなかった人も、洗顔やパックにすると肌の調子が良くなったという人もいるので、試してみてください。

甘酒洗顔のやり方

用意するもの
甘酒
ミキサーかブレンダー
  1. 甘酒をミキサーかブレンダーで滑らかにして成分を均一にします
  2. ぬるま湯で顔を濡らします
  3. ①の甘酒を顔にたっぷり乗せて肌に馴染むように丁寧にマッサージします
  4. 甘酒が残らないように丁寧に洗顔します

甘酒パックのやり方

用意するもの
甘酒
ベビーパウダー(小麦粉でも可)
  1. 甘酒のベビーパウダーか小麦粉を溶かして、適当な固さに調整します
  2. 洗顔を使って肌の汚れを取り除きます
  3. ①の甘酒パックを顔に乗せて5分待ちます
  4. 時間が経ったらパックが残らないように丁寧にすすぎます

まとめ

いかがでしたか?

 

毎日美味しく飲むだけで、肌に必要な栄養補給ができる甘酒。

手作りならそれほど高い物でもありませんから、普段のケアにプラスして飲むようにしても良いでしょう。

 

ただし、手作り甘酒は市販と違い保存料が含まれていませんし、有効成分を余すところ無く取り入れるために火入れしない場合も多いです。

 

手作りなら火入れしないと、冷蔵庫で保存しても1週間もちません。

 

傷んだ甘酒は味が落ちますから、飲みきれなさそうな分をパックや洗顔に使う、などというように使い分けすると、効率よく甘酒で美肌ケアができます。

 

以上、「甘酒で美肌になった?口コミと洗顔のやりかたとは」でした。

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