甘酒の毛穴ケアにも役立つ飲み方とは

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ここでは、毛穴ケアに役立つ甘酒の効果について紹介します。

 

きゅっとしまった毛穴は美肌の象徴ですよね。

黒ずみでひらいた毛穴はどうしても目立ちますから、メイクも濃くなりがち。

 

肌への負担を考えて、薄化粧にしたいと考えていても、毛穴のことを考えて結局がっつりメイク。

濃いメイクは肌への負担も大きく、メイク落としでキレイにオフしたつもりでも汚れとして残ってしまい、毛穴が目立つ、という悪循環を生み出すこともあります。

 

毛穴の悩みは長期化しがち。

毛穴ケアに有効なサプリメントや化粧品は数多くありますが、甘酒と言う身近な飲み物を使ったアプローチなら、美味しく楽しみつつ続けられます。

 

黒ずみのない毛穴レスな肌に近づけるかもしれません。

 

甘酒が毛穴ケアに効果的?

昨今の甘酒ブームで各種メディアに登場することも多くなりました。

有名な女優さんの中にも飲まれている方がいつので、特集を見かけたことをきっかけに甘酒を始めた人もいるかもしれません。

 

ただし、ダイエット効果や高い栄養価について紹介されることが多いので、毛穴ケアとはイマイチ結びつかない人も多いでしょう。

 

そもそも、甘酒には美容に効果が期待できる栄養がたっぷり。

 

具体的には

  • コウジ酸……抗酸化作用、美肌、メラニンを抑制
  • ビタミンB群……抗酸化作用、血行促進、代謝促進、粘膜の保護
  • フェルラ酸……抗酸化作用、アンチエイジング効果
  • 消化酵素……脂肪燃焼、代謝の促進
  • オリゴ糖……整腸作用 食
  • 物繊維……整腸作用
  • システイン……美髪、美肌効果、抜け毛予防
  • ビオチン……コラーゲンの生成、髪の保護

などなどが挙げられます。

 

肌だけでなく、髪や腸までキレイにするのに役立つなんて、女性にとって良いことずくめですね。

 

これほど栄養満点なのは、甘酒が麹を発酵させて作られることと関係しています。

 

ビタミンB群はもともとお米にも含まれているものの、甘酒になることで吸収率がぐっと良くなります。

 

また、肌にとって、乾燥は大敵。

肌が乾燥すると、細胞を水分の放出を少しでも抑えように、皮脂の分泌が過剰になります。

不必要な皮脂が、汚れや雑菌の繁殖を招き、ゆくゆくは毛穴の黒ずみを引き起こします。

 

ビタミンB群は皮脂の分泌量を調整し、肌の潤いの維持に欠かせない栄養素。

余分な皮脂を防ぐことで、毛穴の汚れや角栓を防ぎます。

 

さらに、麹の発酵によって生成される麹酸はメラニンの生成が抑制されます。

メラニンとは、紫外線などの刺激によって生成される色素の一種で、シミやそばかすなど、肌の黒ずみの原因です。

 

麹酸でメラニンの生成を防げれば、それだけ肌の白さがキープされますから、毛穴の黒ずみ予防にも役立ちます。

しかも、甘酒に含まれるアミノ酸はコラーゲンなどの肌の保湿成分の強化する効果が期待できるので、乾燥による毛穴のたるみにも有効。

 

つまり、甘酒は 黒ずみ たるみ 開き の毛穴3大トラブルに対応できるパワーを秘めているというわけです。

毛穴ケアに良い甘酒の選び方

 

とは言え、どんな甘酒でも毛穴に効果的というわけではありません。

甘酒には、米麹から作られているものと、酒粕から作られているものの2通りあり、毛穴に向いているのは米麹から作られている方です。

 

神社やご家庭でお正月やひな祭りに振る舞い酒となっていた、お馴染みの甘酒は酒粕の方ですが、飲みやすくするために大量の砂糖が加えられています。

 

砂糖は腸内環境を悪化させる元にもなります。

 

他にも、肌の代謝を邪魔したり、皮脂の分泌量を増やすことがあるので、美容の大敵。

酒粕甘酒も栄養満点であることには変わりないものの、毛穴トラブルを悪化させかねません。

 

一方、米麹の甘酒はコウジカビがお米を糖化して甘味を作っているので、ノンシュガーでも甘く美味しく飲めます。

 

更に、毛穴ケアで重要な麹酸は、コウジカビが活動することで生成されます。

 

ですから、麹酸は発酵させて作る米麹甘酒だけのもの。酒粕甘酒では作られません。

 

アルブチンなど、美肌に効果的な酒粕ならではの栄養が含まれていますが、毛穴ケアに限っては米麹の方を選ぶようにしましょう。

甘酒の飲み方

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 せっかくの栄養をできるだけ効率良く取り入れたい、という場合は飲み方にもこだわりたいところ。

甘酒は普通に飲んでも栄養満点ですが、飲み方によって効果が少し変わってきます。

毛穴ケアを目的にした場合は、飲むタイミングよりも続けることを意識しましょう。

 

甘酒は薬ではないので、飲んだその日からすぐに効果が表れるわけではありません。

体に入って消化されて各器官に行き渡るまで、少なくとも一週間はかかります。

 

最低でも一週間は効果を感じられなくても、気長に飲み続けるようにしましょう。

 

>>甘酒は市販と手作りでどう変わる?

>>甘酒を飲み続けると効果はでる?実体験を紹介

飲みすぎに注意

甘酒はお米が加わっているため、他の飲み物と比較しても高カロリー。

 

なんと、砂糖がいらない米麹甘酒ですら、100ml81kcalにもなります。

いくら栄養満点で、美容や健康にいいことだらけだとしても、飲みすぎは禁物です。

 

1度にたくさん飲むよりも、1日コップ1杯分の200mlを目安に毎日少しずつを心がけましょう。

もっと飲みやすく

米麹の甘酒は、コウジカビが発酵させて作られます。

砂糖にはない優しい甘味が魅力とされる一方で、発酵食品ならではの独特の風味を飲みにくいと感じる人も多いです。

 

甘酒の風味に慣れる前に挫折しないよう、他の飲み物で割って飲みやすくして楽しんではいかがでしょうか?

 

例えば、豆乳と甘酒を1:1で割る飲み方は、定番の楽しみ方です。

豆乳は「植物性女性ホルモン」とも呼ばれるエストロゲンが含まれていますから、美肌効果が期待でき、毛穴ケアはぴったりの組み合わせ。

美しさへの意識が高い女優さんも試している飲み方なんだとか。

 

もともと甘酒が持っている甘さで豆乳のも飲みやすくなりますから、砂糖が入っていない無調整でもヘルシーに楽しめます。

冷やしても、温めても栄養価は変わらないので、温めて良し、冷やして良し、季節ならではの楽しみ方を変えられます。

 

美味しさと美容パワーアップを両立できる飲み方ですから、甘酒だけでは飲みにくい、という人は是非試してみてください。

>>甘酒が苦手な人に!簡単アレンジ

まとめ

いかがでしたか?

美容は毎日の積み重ねが大切。

毛穴は、外側からだけでなく内側からのケアでも結果が変わってきます。

せっかく飲むなら、美容に大切な栄養が含まれているものから水分補給したいですよね。

 

甘酒が注目され始めたことによって、市販品も種類が多くなり、無添加のものも簡単に手に入るようになりました。

 

自分に合った甘酒選びを楽しみながら、毛穴ケアにも役立ててください。

 

以上、「甘酒の毛穴ケアにも役立つ飲み方とは」でした。

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