甘酒はむくみ取りに効果ある?簡単にできる改善方法とは

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ここでは甘酒とむくみの関係について紹介しています。

 

見た目だけでなくだるさを伴い、「ずんずん!」と辛さが積み重なるむくみ。

立ち仕事や座りっぱなしの仕事が多い人は、夜になると足がパンパンと言う人も多いのではないでしょうか?

 

特に、むくみが起きやすい足は、朝と夜で太さが変化する人も珍しくありません。

朝するりと履けたロングブーツが、夜に抜けず四苦八苦するのは、よくある話。

 

女性としては、1日中細い足ですっきり過ごしたいですよね。

 

甘酒は美肌やダイエットなど、いくつもの美容に嬉しい効果が期待できると、今注目の飲み物。

ダイエットや、美肌効果は有名ですが、むくみにも効果がある、なんて噂も耳にします。

 

実際はどうなのでしょうか?甘酒とむくみにまつわる噂の真相を調べてみました。

 

甘酒はむくみに効果ない?

血液とともに移動していた水分が、過剰に血管の外へ染み出すことが原因のむくみ。

 

特に、筋肉量が少ないうい、立ちっぱなし、座りっぱなしと同じような姿勢が続きやすい女性に表れやすい症状です。

むくみは体が重く感じやすくなりますし、見た目もふっくらした印象が抱かれがち。

すっきりとした足でいるためにも、むくみに悩む人はしっかり対策したいところです。

 

むくみ対策は色々ありますが、今話題の甘酒にも効果が期待できるかも?なんて噂を耳にします。

 

ただでさえ、美容や健康で注目されている甘酒ですから、私は思わず「むくみまで?!」と突っ込んでしまいました。

もしもむくみまで効くとしたら、弱点なしと言っても差し支えないくらいの万能っぷりですよね。

 

しかし、残念ながら、甘酒の効果の中で、むくみに有効なものは見当たりませんでした。

 

そもそも、甘酒がブームになったきっかけの、「飲む点滴」と言う言葉は、豊富なブドウ糖に由来しています。

 

病院で処置される必要がある点滴と同じ栄養が補給できることから、すごく健康に良いような気がしますが、栄養剤として処方される点滴の主成分はブドウ糖。

ブドウ糖とは、体を動かすエネルギー源になる栄養で、医療器官では主に披露や風邪などで食事が不足しているときに処方されます。

体調不良で栄養不足が心配されるときに、点滴の形で体に必要なエネルギー源を補う役割を担っています。

 

もちろん、甘酒含まれる栄養はブドウ糖だけではありません。

むくみに効果があるとされる、アミノ酸も含まれています。

しかし量がごく微量ですし、細胞の水分量を調整する役割のものではありません。

 

むしろ、酒粕甘酒など、飲む種類によって大量に砂糖を摂取することが原因で、むくみが悪化する可能性があります。

適量の範囲であれば問題ありませんが、むくみ対策に甘酒を大量に飲むと逆効果になることが考えられます。

 

したがって、むくみに悩む方は、甘酒は控え目にした方が良いでしょう。

日常生活でできるむくみ改善

 

一度むくみが出てくると、なかなか改善されません。

「体質だから」または「仕事上仕方ない」と諦めていませんか?

実は、むくみは日頃のちょっとした生活習慣を見直すことで、改善させることがあります。

お風呂でしっかり温まる

むくみに悩む人は、長時間決まった姿勢でいることが多いため、1日の終わりには筋肉が凝り固まっています。

カチカチになった筋肉をほぐしてあげるとことで、むくみの改善に繋がります。

 

入浴時間は汚れと一緒に、筋肉の凝りも取り除いてはいかがでしょうか?

 

温まりながらマッサージすることで、血行促進と筋肉がほぐされることのダブルの効果で、むくみに働きかけます。

バランスの良い食事を摂る

食品に含まれる栄養の中には、むくみに有効なものがいくつもあります。

 

例えば、タンパク質の中には、血液の中に水分を引き寄せて、血管の外へ染み出すのを防ぐものもありますし、利尿作用があるカリウム、カルシウム、マグネシウムも不足すると、尿になって外へ排泄される水分量が減ってむくみを引き起こしてしまいます。

 

他にも、豚肉や豆腐などに多く含まれるビタミンB1も不足するとむくみを引き起こすとされています。

 

このように、さまざまな栄養が作用し合って、体内の水分量は調整されているので、ジャンクフードなど不規則なし食生活をしていると必要な栄養が不足し、体の水分が調整できません。

 

規則正しい食生活で、バランス良く栄養を補うように心がけましょう。

昼休みに体をほぐす

デスクワークや立ち仕事で、1日同じ姿勢でいると、夜には足がパンパン。

横になって眠ることで、ある程度回復されますが、度重なれば少しずつむくみが蓄積され、翌朝になってもなんとなくだるさや、重さが残ることがあります。

 

日にちを重ねれば重ねるほど、むくみは頑固に残るようになって、少し長く眠ったくらいでは、なかなかスッキリしなくなります。

 

朝から重い足を引きずって、デスクワークや立ち仕事は辛いもの。

むくみを翌日に持ち越さないように、早めの対処がポイントです。

 

足がパンパンになる前のお昼休憩の時間に、軽いストレッチや散歩をして足をほぐしておきましょう。

すると、むくみの芽が小さいうちに取り除かれるので、夕方の感覚が変わってきます。

同じように仕事の終わりでも、むくみの状態が軽くなり、夜休めば朝スッキリとした足で目覚められるようになるでしょう。

水分量を適度に摂る

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むくみは体内の水分で引き起こされますが、かと言って飲み物を減らしてはいけません。

体内の水分は、多すぎても少なくし過ぎても、むくみに悪影響を与えます。

 

もちろん、1日中飲み物を手放さないような極端な飲み方をしているなら話は別ですが、普通に飲む分には問題ありません。

むくみ対策には飲み過ぎ、飲まなさすぎどちらにも注意して、適量を少しずつ飲むように心がけましょう。

 

夜の水分の摂りすぎは、翌日のむくみを誘発しますから、強いて言うなら眠る前の飲み物は控えた方が良いかもしれません。

参考URL:http://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=mukumi_zenshin

まとめ

いかがでしたか?

甘酒に含まれているビタミンBは、むくみに効果的とされています。

 

しかし、ビタミンB1が豊富な食材はもっと他にあります。

甘酒が特にむくみに有効に働く、と言うわけではありません。

 

栄養バランスを補って、むくみ対策と言う意味で、甘酒を適量飲むなら問題ないですが、特別な効果を期待して大量に飲むのは止めましょう。

 

それよりも、作業の合間のストレッチや、お風呂でのマッサージなど、ちょっとしたタイミングに足を労る方がむくみ対策には有効です。

以上、「甘酒はむくみ取りに効果ある?簡単にできる改善方法とは」でした。

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