甘酒に合うフルーツは?オススメ9個

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栄養満点とわかっていても、美味しくなければなかなか食べられません。

甘酒も、「飲む点滴」なんて呼ばれて注目されていますが、苦手な人は手に取るのを躊躇いがち。

 

とは言え、甘酒ブームに火がついてからは、様々な飲みやすく改良された市販品や、アレンジレシピを見かけます。

 

中でも、フルーツを加えたアレンジはオススメ。

好みのふフルーツと合わせることで、甘酒の風味が隠されてさっぱりと味わえます。

甘酒が苦手な人も試してみる価値がある飲み方です。

 

フルーツを加えるのにオススメの甘酒は?

甘酒は米麹から作られるものと、酒粕から作られるものとの2通りあります。

江戸時代から夏のスタミナドリンクとして親しまれているだけあって、栄養補給が目的ならどちらを選んでも構いません。

フルーツによって、好みの味になる方を選びましょう。

 

ただし、便秘やダイエットを目的に飲む場合は、少し事情が異なります。

 

なぜなら、酒粕から作られる甘酒は、砂糖によって味が調えられるからです。

 

砂糖は、カロリーの塊であると同時に、便秘の原因になる悪玉菌のエサにもなります。

甘酒の砂糖で悪玉菌の栄養補給ができてしまえば、善玉菌の活動が阻害されて腸内環境が悪化します。

便秘だけでなく、体内の毒素が排泄されないことで、肌のコンディションも悪くなるかもしれません。

 

また、果物はお菓子や砂糖そのものよりは低カロリーではあるものの、果糖が含まれている分、やはりカロリーが気になります。

ダイエット中には少しでもカロリー摂取は控えたいですよね。

 

一方、米麹で作られたものも糖分が含まれていますが、甘酒を作るときに一緒に材料で加えるお米を分解して引き出されたもの。

酒粕の甘酒のように別で砂糖を加えるわけではないので、100mlあたり81kcalで済みます。

 

もちろん、悪玉菌の活動を刺激することもありません。

少なくとも、ダイエットや便秘対策のためには、米麹の甘酒を選ぶのがオススメです。

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フルーツ甘酒の作り方

 

フルーツ甘酒は、好みのフルーツと甘酒を撹拌するだけ。

一番簡単なのはミキサーですが、なければブレンダーや擂り鉢でも作れます。

すり鉢を使った作り方

材料
甘酒   100ml
フルーツ ミカン1個、苺5粒など適量
水    好みに合わせて適量
  1. フルーツをすりつぶしやすいようにカット
  2. 甘酒とカットしたフルーツを合わせてできあがり

ミキサーやブレンダーを使った作り方

材料
甘酒    100ml
フルーツ  好みで適量 リンゴ1/2個、バナナ1本 キウイ1個などなど
水     濃く感じた場合適量
  1. フルーツを一口大にカット
  2. 甘酒と①のフルーツと合わせてミキサーやブレンダーで撹拌します
  3. 好みで水やお湯で濃さを調整して完成

参考レシピ:https://cookpad.com/recipe/4514683

 

擂り鉢は、洗い物の面やで、きるだけ静かに作りたいとき、ごく少量の材料を細かくするときには便利です。

 

しかし、手動でフルーツをジュースになるまで細かくするのは、意外と大変。

柔らかくて簡単そうなバナナだって時間もかかります。

 

皮付きのリンゴなんてすり潰す腕にも負担がかかるので、毎日続けるのは負担です。

ですから、てっとり早く調理するには、機械の力を借りましょう。

ジュースにはミキサーを使うイメージが強いですが、少量ならブレンダーでも万遍なく細かくできます。

 

フルーツを一緒にかけることで、甘酒に含まれるお米も細かくなります。

米粒が無くなって触感が滑らかになりますから、甘酒のつぶつぶが苦手な人にも最適です。

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甘酒に合うフルーツは何?

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甘酒は、様々な栄養が豊富に含まれる優れた飲み物ですが、実はビタミンAとCが含まれていません。

アンチエイジング効果と、免疫機能に関わるビタミンAと、抗酸化作用が高く、美肌に欠かせないビタミンCは、美容や健康のためにも、甘酒と一緒に摂取できたら言うことありません。

組み合わせて美味しいだけでなく、甘酒の欠点であるビタミンCとビタミンAを補給できるようなフルーツを選ぶのも良いですね。

苺は、甘酒に含まれていないビタミンCを豊富に含む食品ですから、甘酒の栄養バランスを整える面でも最適なフルーツです。

活性酸素から守り、みずみずしい肌を維持してくれます。

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バナナ

バナナはたっぷりの食物繊維とオリゴ糖で、もともも便秘に効果的なフルーツ。

甘酒と同様に消化吸収が良く、お腹が膨らみやすいことから、甘酒のダイエット効果をアップさせます。

ただし、バナナのねっとりとした甘味が甘酒の甘さを更に強調するので、甘い物が苦手な人にはしつこく感じるかもしれません。

林檎

リンゴに含まれるリンゴポリフェノールは、小腸の脂肪吸収を抑制するので、内蔵脂肪の蓄積を防ぎダイエット効果が期待できます。

爽やかな甘さが特長で、世代を問わず広く愛されているリンゴですが、品種によって甘さや酸味が様々。

品種にこだわって選ぶことで、甘酒の味の変化を楽しめると思います。

キウイ

キウイの特長は、豊富な食物繊維です。食物繊維の量だけなら、他にもありますが、キウイに含まれているのは水溶性食物繊維。

水溶性食物繊維は、腸内でドロドロに溶けて善玉菌の栄養になります。

 

同じく善玉菌のエサになって活動を促すオリゴ糖も含まれているため、相乗効果で腸内環境の改善が期待できます。

また、キウイの爽やかな酸味は、甘酒のこっくり感を和らげてさっぱりと飲みやすくしてくれるので、味の面でも人気の組み合わせです。

味の濃い食品が好まれて、塩分の摂りすぎが広く心配されているのに対して、体内でナトリウム濃度を調整するカリウム不足も懸念されています。

桃は、フルーツの中でもカリウムが豊富。カリウム不足は、美容やダイエットの天敵の、むくみを引き起こします。

夏は特にむくみやすいですから、桃の旬には積極的に加えるように意識したいですね。

梨には、ペントザンやリグニン由来の石細胞と呼ばれるものが含まれています。

通常、石細胞はフルーツの外部からの刺激を守るために、皮にし集中していますが、梨の場合、果肉にまで分布しています。

シャキシャキしたユニークな食感が生まれた要因は、石細胞によるものだったのです。

 

そして、石細胞は体内に入ると食物繊維と似た働きをして、便のかさを増すことから、便秘改善効果が期待できます。

ただし、石細胞の効果は強力なため、過剰摂取は下痢のリスクとなりますから、いくら美味しいからと言っても食べ過ぎには注意しましょう。

ミカン

ミカンは柑橘系と言うことで、ビタミンCが豊富に含まれていることは言わずもがな、他にもβクリプトキサンチンや、ヘスペリジンと呼ばれる抗酸化作用の高い成分があります。

ですから、美容効果にこだわってフルーツ甘酒を作る人には、ぴったりのフルーツです。

皮の白い部分には食物繊維とビタミンPがたっぷりなので、取り除かずそのままジュースにしちゃいましょう。

グレープフルーツ

グレープフルーツは、柑橘系の中でも特にビタミンCが豊富。果実が大きなこともあって、1個食べればその日の分のビタミンCが全て摂取できるほどです。

また、グレープフルーツの爽やかな香りは、ストレス発散にも効果的。

ビタミンCは比較的摂取しやすい栄養ですが、カリウムもたっぷり含まれていますから、カロリーを気にして栄養バランスが崩れやすいダイエット中にはぴったりだと言えます。

まとめ

いかがでしたか?

フルーツ甘酒はインターネットでレシピを検索すると、数え切れないくらい出て来ます。

ここでざっくり紹介しただけでも、9種類のオススメフルーツがありますから、結局どれが良いか悩んでいる人もいるかもしれません。

 

しかし、続けるにはまず楽しむのが大切です。

フルーツ甘酒は、好みのフルーツが組み合わさることで、甘酒の風味が弱まります。

甘酒の味に慣れない初心者の人や、そもそも甘酒が苦手な人のファーストステップにぴったり。

 

「どのフルーツがベストか」なんて難しいことを考えず、色々なフルーツを試して楽しんじゃいましょう。

 

以上、「甘酒に合うフルーツは?オススメ9個」でした。

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