玄米甘酒の味と飲み方は?普通のとの違いは?

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少し前までは、甘酒と言えばある程度決まっていましたが、最近のブームで色々な物を見かけるようになりました。

普通の甘酒だけじゃなく、豆乳甘酒やフルーツ甘酒など、飲みやすさを追求した物も販売されています。

 

甘酒はどれを購入しても味が似ているので、飽きないためにも色々なタイプの物にチャレンジしたいですよね。

 

中でも、最近じわじわと注目されてきてるのが玄米甘酒。

玄米も健康に良いと有名な食べ物ですから、甘酒と組み合わさることで、を更にパワーアップしそうな気がしませんか?

 

ここでは気になる玄米甘酒についてまとめてみました。

 

玄米甘酒とは?

甘酒は、作り方から酒粕と麹のものに分けられますが、どちらも白米を使うのが一般的。

米麹の甘酒の甘さは、一緒に加えたお米を分解して作られるので素材そのものが持つ優しい味が特徴です。

 

そのままでも美味しく飲めるので、米麹の甘酒はカロリーが低くダイエットに向いています。

玄米甘酒は、米麹の甘酒を白米の代わりに玄米を加えて作られています。

 

白米の代わりに玄米を使っていること以外何も変わらないので、砂糖とアルコール0の米麹の甘酒の特長はそのまま。

アルコールの心配なくいつでも誰でも飲めるのが嬉しいですよね。

玄米甘酒のメリット

 

そもそも玄米とは、精米する前のお米のこと。

果物や野菜で言うところの、皮がついている状態のことなので、食べにくいものの栄養は白米とは比べ物になりません。

 

玄米そのものだけでビタミン、ミネラル、食物繊維がバランス良く含まれているので、完全栄養食品と呼ばれています。

栄養たっぷりの玄米を白米の代わりに使うことで、甘酒が持つパワーも底上げされます。

 

ですから、食事が不規則で栄養補給のために甘酒を飲む人は、玄米を使ったものの方がよりたくさんの栄養を摂取でき、オススメです。

ダイエットにも玄米甘酒?

甘酒は、栄養補給だけでなくダイエット目的でも注目されています。

ダイエットでは、空腹の壁が立ちはだかりますよね。

 

食事制限しているときに限って、普段何でもない食べ物が異様に美味しそうに見えませんか?

食べ物の誘惑に負けてなし崩しにダイエットを止めた人も多いはず。

 

甘酒は消化に良く、満腹感を得られる血糖値が上がるので、食べすぎが防げます。

低カロリーなのに栄養満点ですから、ダイエット中に良くある栄養不足が原因のとトラブルも回避でき、一石二鳥です。

 

しかし、ダイエットのためなら白米よりも玄米の甘酒の方が効果的。

と言うのも、玄米にも血糖値が上がる効果があるのですが、その上昇は緩やか。

急激な空腹の原因になる血糖値の急上昇がないので、満腹感が持続しやすく、自然と痩せやすいように食生活が改善されます。

 

プチプチとした食感で、噛む回数も増えるので更にダイエット効果アップも狙えます。

>>甘酒ダイエットに最適なタイミングは?飲む時間も考えよう

玄米甘酒の味はどんなの?

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栄養たっぷりの玄米を使うことで、甘酒のパワーが底上げされたのが玄米甘酒です。

ダイエットにも栄養補給にも、通常の甘酒より優れていますが、短所もあります。

 

そもそも、玄米の栄養を捨てて美味しさを追求したのが白米。

甘みがあって歯触りの良いもっちり感は何とも言えません。

 

対して、玄米は

  • 糠を連想させる独特な匂い
  • 中心に芯が残っていようなプチプチとした歯ごたえ
  • 濃厚な甘さ

が特徴で、はっきり言って好みが別れます。

 

誰でも美味しく飲める物ではありません。

甘酒と相性の良い豆乳や牛乳で割っても美味しく飲めない、なんて口コミもあるほどです。

 

栄養が濃縮される分、味わいが濃厚になるのでお湯で割って薄めると飲みやすくなる、と言う人もいました。

もしも手作りされる方は、最初は全て玄米にせず、白米と混ぜて少しずつ慣れていくのも良いと思います。

玄米甘酒の飲み方は?

玄米甘酒の飲み方も、一般的な飲み方と基本的には変わりません。

ただ、玄米を加えることで、甘酒の風味が好くも悪くも濃厚なのが特徴。

 

一口目は良くても、どんどんまったりとした風味に手が進まなくなってしまう人も多いです。

お水やお湯で多少薄めて飲んだ方が最後まで美味しく飲みます。加える水の量は、好みですが、適量は 玄米甘酒:水=2:1 ここから好みで少しずつ水を調整しましょう。

 

温めて飲む場合はお湯を、冷やして飲むならお水を加えると手間が省けます。

それから、ショウガや、レモンなどサッパリするものを足すと、玄米の濃厚さがスッキリして更に飲みやすくなります。

>>生姜をいれると効能や効果はどうなる?

玄米甘酒を飲むポイント

最後に、玄米甘酒の効果をより引き出すためのポイントを確認しましょう。

いくら体に良くても飲み過ぎは厳禁です。1日200mlを上限にします。

 

甘酒の栄養の源である酵素は熱に弱いので、寒くても日でもほんのり温かい60℃までにするようにします。

甘酒は続けることで効果が現れますから、量よりも毎日飲むことを優先させます。

まとめ

いかがでしたか?

玄米はもともとお米にはない特徴的な歯ごたえや、風味を持っています。

ですから、白米の代わりに玄米を使うことで甘酒の味わいもガラリと変わっています。

 

もちろん、玄米の風味が苦手で飲めない人も多いでしょうが、通常の甘酒とはかなり印象が変わるので、甘酒が苦手な人も飲めるかもしれません。

栄養価も白米より高いですし、ぜひチャレンジしてみたいですよね。

 

以上、「玄米甘酒の味と飲み方は?普通のとの違いは?」でした。

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