甘酒アルコールなしの作り方!炊飯器や魔法瓶で簡単に

f:id:minori1004kun:20180320195640j:plain

少し前までお正月の飲み物で定着していた甘酒が、美容にも健康にも嬉しいスーパードリンクとして注目されています。

様々な栄養がバランス良く含まれており、「飲む点滴」なんて呼ばれていますから、注目が集まるのも頷けますよね。

 

しかし、お酒と名付けられている以上、アルコールが受け付けられない人は興味があっても口にするのは難しいです。

「アルコールなしの甘酒が良い」と思った人も多いでしょう。

 

実は、甘酒は米麹から作られている物はアルコール0。

身近な物を使って簡単に作れますから、アルコールが飲めない人にもオススメです。

 

アルコールなしの甘酒って?

甘酒は一括りにされていますが、アルコールの有無は原材料によって変わってきます。

アルコールが含まれていないのは、米麹から作られる甘酒です。

 

アルコール0で子供でも妊婦さんでも、誰でも飲めると言うのは、甘酒の中でも、特に米麹から作られた物を言います。

米麹の甘酒は、お米と水を発酵させて作られますが、麹の働きでできあがるまでにデンプンが糖化します。

 

味を調整するために別で甘みを加えなくても、お米そのものの甘さを感じられるので酒粕の甘酒よりも低カロリー。

飲む点滴と呼ばれるほど栄養満点でもありますから、食生活が乱れやすいダイエット中にも大活躍するドリンクです。

甘酒はノンアルコール?

 

市販の甘酒はよく見ると、酒粕、米麹問わずソフトドリンクかノンアルコールと分類されています。

やはり「甘酒はお酒じゃないから大丈夫」と言うのは、本当なのでしょうか?

 

いえ、実は市販の商品区分ではノンアルコールとはアルコール1%未満の状態を指します。

アルコール0を保証しているわけではありません。

 

甘酒の材料でもある酒粕は、日本酒の絞りかすでもあるので、そのままではアルコール8%までになっていることも。

もともとのアルコール度数が高いので、甘酒にしても完全に飛ばないんですね。

米麹、酒粕のどちらの甘酒も商品区分ではソフトドリンクとなっていますが、酒粕の甘酒にはアルコールが含まれています。

 

更に厳密にアルコールを計測するのが難しい手作りの甘酒では、材料の酒粕や作り方によって市販よりアルコールかま高い場合もあります。

アルコールが苦手な人は商品区分に惑わされず、材料を見て甘酒を選びましょう。

米麹の甘酒の作り方

米麹を発酵させて作る甘酒は、時間もかかりますし、温度管理など、色々気をつけるポイントがあり難しそうと思っていませんか?

米麹の甘酒は、確かに酒粕のものと比べると時間はかかります。

 

しかし、どこのご家庭にもある炊飯器や、魔法瓶を使えば難しい温度管理も不要で簡単に作れます。

炊飯器を使った甘酒の作り方

米麹  300g

お米  1合

https://cookpad.com/recipe/1584029

  1. お米を分量外の水を加えてお粥モードで炊きます。
  2. 米麹が乾燥タイプの場合は、お米を炊いてる間にほぐして使いやすくしておきます。
  3. お粥が炊けたら保温を切り、ざっくりかき混ぜてから蓋を開けたままにして70℃くらいまで冷まします
  4. ③に米麹を加えると更に温度が下がり60℃弱に
  5. お粥を冷ましてる間に沸騰させた水を60℃に冷ます(水を加えて調整してもOK)
  6. 炊飯器に⑤のお湯を加え、全体で60℃弱に調整する
  7. 保温を入れて蓋を開けたまま布巾を被せます
  8. ときどきまぜながら5時間ほど経って、甘みが出たらできあがりです

魔法瓶を使った甘酒の作り方

お米  1合

米麹  200g

https://cookpad.com/recipe/4221191

  1. 炊いたお粥を70℃ほどにまで冷ます お粥に麹とお湯600mlを加えます。
  2. 炊飯器の場合と同様に、お湯も熱すぎないように、60℃くらいにします
  3. 水筒に熱湯を入れて温めます
  4. 温まった水筒のお湯を捨てて、③のお粥を入れます
  5. 時々かき混ぜながら7時間発酵させてできあがり

>>甘酒をヨーグルトメーカーで簡単に成功させよう

米麹の甘酒にオススメアレンジ

f:id:minori1004kun:20180320195702j:plain

甘酒は健康にも美容にも嬉しいスーパードリンクですが、風味が独特。

慣れないうちは、 飲みにくさに苦労する人も多いでしょう。

 

甘酒は毎日飲むことで効果を発揮します。美味しくなければ続けられませんから、いかに美味しく飲むかが甘酒生活の成功と失敗の分かれ目になります。

そこで、甘酒と相性の良い食品をまとめてみました。

 

甘酒の風味を弱めたり、気分転換に味を変えたりするのに参考にしてください。

牛乳

甘酒と牛乳を1:1に加えると、牛乳の風味で味が薄まって飲みやすくなるうえ、 甘酒の優しい甘さが牛乳に良く合います。

温めて寝る前に飲むと安眠効果がアップしますから、寒い夜には特にオススメです。

牛乳はどのご家庭にも常備されていることが多いので、特別用意しなくても、気が向いたときにぱぱっとできるのも嬉しいですね。

>>甘酒の牛乳割りの飲み方

豆乳

甘酒ダイエットのためなら、牛乳よりも豆乳のほうがカロリーを抑えられます。

豆乳は大豆独特の味がして苦手な人もいますが、牛乳と同じように甘酒の甘さが加わるので、無調整のものでも十分美味しく飲めます。

ヨーグルト

朝のお供のヨーグルトに、砂糖代わりに加えるのもオススメ。

腸内環境を整えて便秘改善にも効果があるので、老廃物が原因の肌荒れや腹痛にも効果が期待できます。

お好みの果物を加えると、食欲のない朝でも栄養バランスが整えられます。

スムージーに混ぜる

少し前からフレッシュ野菜や果物を使ったスムージーが流行っていますよね。

繊維を除けるジュースと違って、素材の栄養を最大限体に入れられるので、栄養面でもGOOD。

季節の野菜や果物を使うことで出来上がりの味が変わってくるのも魅力ですが、美味しく飲むためには、どうしても果物の割合が多くなり、カロリーが心配です。

 

野菜が多くなると、苦味やエグ味からどうしても飲みにくくなってしまうのですが、甘酒で甘味を加えれば多少野菜の比率を多くしても美味しく飲めます。

食事の代わりにもできるので、プチ断食にも重宝します。

>>甘酒にイチゴを加えて美味しく便秘改善!

まとめ

いかがでしたか?

アルコールなしの米麹の甘酒は発酵させて作るので、温度管理が難しいです。

 

しかし、保温効果が高い炊飯器や魔法瓶を使えば、簡単。

最初の温度を調整すれば、あとは放っておくだけでできあがりです。

できあがったものも、熱処理しなくても冷蔵庫で一週間ほど持ちますから保存性にも優れています。

 

アルコールなしなので誰でもいつでも楽しめますから、飲むだけにとどまらずいろいろな場面で活用しても楽しいですね。

 

以上、「甘酒アルコールなしの作り方!炊飯器や魔法瓶で簡単に」でした。

>>市販の甘酒は手作りとどう違う?